近刊検索 デルタ

2021年3月26日発売

青弓社

出版社名ヨミ:セイキュウシャ

ニッポン男性アイドル史

一九六〇―二〇一〇年代
青弓社ライブラリー
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内容紹介
男性アイドルとして存在感を放つジャニーズを軸に、歌手だけではなく、俳優、バンド、ダンスグループのアイドル的な側面にも光を当てる。成長する魅力で私たちを引き付けてやまない男性アイドルの歴史を戦後の日本社会やメディア文化との関係から描き出す。
目次
序 章 男性アイドルは、どのように変わってきたか
 1 男性アイドルの二大タイプ、「王子様」と「不良」
 2 「普通」を男性アイドルの常識にしたSMAP、そして嵐
 3 テレビが男性アイドルを生んだ
 4 変革期を迎えた男性アイドル

第1章 GSとジャニーズ――一九六〇年代、男性アイドルの幕開け
 1 ビートルズからGSへ――ジャニーズの好敵手登場
 2 「不良」だったGS、「夢」を追ったジャニーズ
 3 「王子様」フォーリーブスとジャニー喜多川の哲学

第2章 「新御三家」の時代――一九七〇年代の本格的な拡大
 1 「新御三家」の登場と『夜のヒットスタジオ』
 2 野口五郎と西城秀樹――対照的だった二人のアイドル
 3 郷ひろみ、そして「新御三家」のアイドル史的意味

第3章 学園ドラマと「ロック御三家」――一九七〇年代の多様化
 1 森田健作と学園ドラマのアイドル化
 2 中村雅俊の登場と〝終わらない青春〟
 3 クイーン、BCRから「ロック御三家」へ
 4 Charと原田真二、それぞれの軌跡
 5 世良公則&ツイスト、そして一九八〇年代へ

第4章 ジャニーズの復活とロックアイドルの人気――一九八〇年代の全盛期
 1 たのきんトリオの誕生――ジャニーズの復活
 2 田原俊彦と近藤真彦――それぞれの軌跡と魅力
 3 野村義男、たのきんトリオのジャニーズ史的意義
 4 チェッカーズと吉川晃司――一九八〇年代ロックアイドルの軌跡
 5 シブがき隊、少年隊、そして光GENJIブーム

第5章 SMAPとダンスアイドルの台頭――一九九〇年代の新たな男性アイドル像
 1 SMAPの登場、そのブレークへの道のり
 2 SMAPはアイドルの定義を変えた
 3 DA PUMP、沖縄から生まれたダンスアイドル
 4 DA PUMPからEXILEへ――新しい「不良」アイドルのかたち

第6章 嵐の登場と「ジャニーズ一強時代」の意味――二〇〇〇年代以降の「国民的アイドル」のかたち
 1 TOKIO、V6、KinKi Kids、ジャニーズの群雄割拠時代へ
 2 「ジャニーズJr.黄金期」の歴史的意味、そして嵐のデビュー
 3 国民的アイドルになった嵐、そのジャニーズ史的意味
 4 NEWS、関ジャニ∞、KAT-TUN、二〇〇〇年代以降のジャニーズ
 5 「ジャニーズ一強時代」が意味するもの――Hey! Say! JUMPから二〇一〇年代へ

第7章 ジャニーズのネット進出、菅田将暉とBTSが示すもの――二〇一〇年代という新たな変革期
 1 ジャニーズのネット進出、新たなジャニーズJr.の時代
 2 新しいソロアイドル、菅田将暉ら若手俳優の台頭
 3 グローバル化のなかの男性アイドル、そしてボーダーレス化へ

終 章 男性アイドルとはどのような存在なのか
 1 男性アイドルが「終わらない」理由
 2 アイドルが社会のフロントランナーになるとき
 3 「普通」の時代を超えて
 4 もうひとつ先の世界へ

あとがき
著者略歴
太田 省一(オオタ ショウイチ oota shouichi)
1960年生まれ。社会学者・文筆家。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。テレビと戦後日本、お笑い、アイドル、ネット動画など、メディアと社会・文化の関係をテーマに執筆活動を続ける。著書に『平成アイドル水滸伝――宮沢りえから欅坂46まで』(双葉社)、『攻めてるテレ東、愛されるテレ東――「番外地」テレビ局の生存戦略』(東京大学出版会)、『テレビ社会ニッポン――自作自演と視聴者』(せりか書房)、『紅白歌合戦と日本人』(筑摩書房)、『中居正広という生き方』『社会は笑う・増補版――ボケとツッコミの人間関係』(ともに青弓社)など多数。
タイトルヨミ
カナ:ニッポンダンセイアイドルシ
ローマ字:nippondanseiaidorushi

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