( )
定価:3,300円(3,000円+税)
判型:A5
書店在庫をチェック
内容紹介
大正末期から戦前・戦中に、ジャズが若者を中心に一大センセーションを巻き起こした。その熱狂の理由は何だったのか。多くの史料を渉猟して、自由でモダンな空気を当時の人々にもたらし、多様な文化に多大な影響を与えた受容のインパクトに光を当てる。
目次
序 章 日本人とジャズとの関係
1 これまでの日本ジャズ史とその問題点
2 現在と違う「ジャズ」
3 本書の構成
4 明治・大正期の音楽史――西洋音楽の受容と流行歌
第1章 アメリカからのジャズ流入
1 外国人演芸一座、外国人の音楽会でのジャズ
2 外国喜劇映画とジャズ
第2章 社交ダンスとジャズ
1 社交ダンスの流行とジャズ
2 ダンスミュージックとしてのジャズ
3 ジャズはどう紹介されたか
第3章 楽器からみるジャズ
1 ジャズ楽器の存在
2 東京ジヤヅバンド
第4章 一九二〇年代の娯楽文化とジャズ
1 映画のジャズ
2 日本のショーとジャズ
3 新聞・雑誌小説に見るジャズ
4 ラジオとジャズ
第5章 ジャズの定着――モダンの象徴としてのジャズ
1 落語でのジャズの利用
2 建築・絵画・広告でのジャズの利用
3 「モダン」の象徴――ジャズ
第6章 一九三〇年代の娯楽文化とジャズ
1 一九三〇年代の音楽文化
2 娯楽文化に展開されたジャズ
3 一九三〇年代のラジオでのジャズ事情
第7章 戦時下のジャズ――スイングの隆盛
1 一九三〇年代の映画とジャズ
2 戦時下のレコード事情
3 アトラクションでのジャズ
4 ジャズを締め出すことはできたか
5 ジャズから見える大衆思想
終 章 戦後の展開と日本のジャズ受容
1 ジャズは誰が聴いていたのか――若者の音楽ジャズ
2 なぜ若者の間でジャズが流行したか
3 戦後の展開――ジャズのその後
あとがき
1 これまでの日本ジャズ史とその問題点
2 現在と違う「ジャズ」
3 本書の構成
4 明治・大正期の音楽史――西洋音楽の受容と流行歌
第1章 アメリカからのジャズ流入
1 外国人演芸一座、外国人の音楽会でのジャズ
2 外国喜劇映画とジャズ
第2章 社交ダンスとジャズ
1 社交ダンスの流行とジャズ
2 ダンスミュージックとしてのジャズ
3 ジャズはどう紹介されたか
第3章 楽器からみるジャズ
1 ジャズ楽器の存在
2 東京ジヤヅバンド
第4章 一九二〇年代の娯楽文化とジャズ
1 映画のジャズ
2 日本のショーとジャズ
3 新聞・雑誌小説に見るジャズ
4 ラジオとジャズ
第5章 ジャズの定着――モダンの象徴としてのジャズ
1 落語でのジャズの利用
2 建築・絵画・広告でのジャズの利用
3 「モダン」の象徴――ジャズ
第6章 一九三〇年代の娯楽文化とジャズ
1 一九三〇年代の音楽文化
2 娯楽文化に展開されたジャズ
3 一九三〇年代のラジオでのジャズ事情
第7章 戦時下のジャズ――スイングの隆盛
1 一九三〇年代の映画とジャズ
2 戦時下のレコード事情
3 アトラクションでのジャズ
4 ジャズを締め出すことはできたか
5 ジャズから見える大衆思想
終 章 戦後の展開と日本のジャズ受容
1 ジャズは誰が聴いていたのか――若者の音楽ジャズ
2 なぜ若者の間でジャズが流行したか
3 戦後の展開――ジャズのその後
あとがき
著者略歴
青木 学(アオキ マナブ aoki manabu)
1984年、埼玉県生まれ。2016年、日本大学大学院文学研究科日本史専攻博士後期課程修了。博士(文学)。現在、日本大学文理学部史学科助手。専攻は日本史、文化史、音楽史。論文に「学生新聞にみるジャズの認知について」(「研究紀要」第87号)、「大正期における「ジャズ」事情――なぜ低級と呼ばれたか」(「史叢」第91号)など。
タイトルヨミ
カナ:キンダイニホンノジャズセンセーション
ローマ字:kindainihonnojazusenseeshon
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。
もうすぐ発売(1週間以内)
近刊:ランダム
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。