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2020年11月27日発売

青弓社

音楽で生きる方法

高校生からの音大受験、留学、仕事と将来
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内容紹介
どうすれば音楽で生きていけるのか。大学をどう選び、大学でどう過ごして、留学や仕事にどう向き合えばいいのか。

20人以上の音楽関係者へのインタビューから貴重な経験を取り出して、音大のリサーチ方法から受験の準備、入学後のレッスン、卒業後の留学やキャリアの選択、オーケストラへの就職以外の選択肢、演奏家の心身のケアやストレス対策までを、音楽の道に進むなかで出会う出来事の順に沿って具体的に解説する。

音楽での成功体験をまとめるのではなく、卒業後のキャリア戦略だけを説くのでもなく、人文社会科学の研究者と職業音楽家がコラボして、音楽を続けるなかで向き合う現実や音楽と楽しく歩むためのコツを共有する。

「部活」「オンラインレッスン」「謝礼と契約」など、コラムも充実。
目次
はじめに 相澤真一

第1章 音楽を本格的にやりたくなったら考え始めること 相澤真一
 1 ピアノとヴァイオリンのソリストへの道は特別
 2 どのような先生を、どのようにして探すべきか
 3 どうやってレッスンに通い始めるか
 4 中学・高校時代にレッスンをどうやって受けるか
 5 専門の選択は慎重に
 6 大都市の強み/地方の強み
 7 音楽大学を選ぶ

コラム 部活にどう取り組むか 相澤真一

第2章 How to 音大受験 輪湖里奈
 1 「何も知らない」からのスタート
 2 まずは前例のリサーチ
 3 ほかにもできるリサーチ
 4 リサーチのうえでまず学ぶ礼節
 5 質問の仕方について
 6 志望校選び
 7 先生選びという最難関事項

コラム オンラインレッスン 輪湖里奈

第3章 受験を決めてから知っておきたいこと 輪湖里奈
 1 レッスン費は実際どれくらいかかるの?
 2 音大受験共通技能試験課題
 3 受験までの道のり一年間

コラム 親の関わり方 輪湖里奈

第4章 音大に進学したらどうやって学ぶか 相澤真一
 1 音楽大学に入ってからが大変!
 2 入るのが難しい大学では、目に見える序列と劣等感とに向き合う可能性が
 3 抽象度が高い分野はそもそも習うのが難しい
 4 期待と異なる大学から自分のやりたい活動を見いだしていく
 5 どうやって音大生から音楽家として秀でていくか
 6 レッスンで言われたことを理解する難しさ、を理解する
 7 あなたの目的に合わせて音大を使い倒そう

コラム 大学教員の側からみる音楽大学での座学の授業 相澤真一

第5章 卒業後、どうする? 相澤真一
 1 音楽大学を出たけれど
 2 日本の音楽大学のなかで奏者以外のキャリア像を得ることはなかなか難しい
 3 芸術でお金を稼ぐ手段は、音楽大学ではなかなか習わない
 4 気持ちと身体を整えて次の一歩へのつながりを築く
 5 「卒業」のプロフィールの先を自分でプロデュースする
 6 やはり厳しい道ではあるけれども

コラム 音楽とジェンダー――男女の(アン)バランスを考える 髙橋かおり

第6章 音大後の音大選択――海外留学の理由と事情 髙橋かおり
 1 留学への意識――国か先生か
 2 留学の種類――いつ、どのようにしていくのか
 3 留学への準備――語学・情報・金銭
 4 留学を選択することの意味

コラム 「のだめ」とそれを支えるネットワーク 相澤真一

第7章 演奏家の移動と定住――世界を舞台に生きる工夫 髙橋かおり
 1 海外で外国人として生きる
 2 海外オーケストラに所属する日本人演奏家
 3 移動と定住を繰り返す音楽家

コラム 音楽の仕事を請ける――謝礼と契約 髙橋かおり

第8章 演奏以外に音楽の仕事を広げる――研究・教育・社会貢献 髙橋かおり
 1 演奏以外の道の切り拓き方
 2 演奏で稼ぐだけが音楽を続ける道ではない、ということを肯定する

コラム 期待も評価も人それぞれ 相澤真一

第9章 音大卒業生のその先 輪湖里奈/坂本光太
音楽とともに生きていくために 輪湖里奈
 1 トッププレーヤー至上主義社会の呪いにかかった私たち
 2 例えば本当に音楽家になりたいのか
 3 人生の選択
 4 音楽とともにどう生きるのか
これまでとこれから 坂本光太
 1 大学に入るまで
 2 大学入学から大学院進学まで
 3 留学
 4 帰国、留年、進学
 5 三十代のこれから

コラム 社会学者兼アマチュア音楽家からみる新型コロナウイルス以後の音楽の世界への展望 相澤真一

第10章 演奏家の健康について 坂本光太
 1 さまざまな故障のリスク
 2 いろいろな「身体の使い方」の紹介
 3 心身のケア
 4 ブックガイド(参考資料)

用語集
著者略歴
相澤 真一(アイザワ シンイチ aizawa shinichi)
1979年、長崎県生まれ。上智大学総合人間科学部准教授。専攻は教育社会学、社会調査、比較歴史社会学。共著に『総中流の始まり』『子どもと貧困の戦後史』(ともに青弓社)、『〈高卒当然社会〉の戦後史』(新曜社)、共編著にHigh School for All in East Asia(Routledge)など。
髙橋 かおり(タカハシ カオリ takahashi kaori)
1986年、群馬県生まれ。立教大学社会情報教育研究センター助教。専攻は芸術社会学、質的調査。共著に『グローバル現代社会論』(文眞堂)、論文に「社会と関わる芸術にとっての地域」(「新社会学研究」第3号)など。
坂本 光太(サカモト コウタ sakamoto kouta)
1990年、山梨県生まれ。チューバ奏者、京都女子大学発達教育学部非常勤講師。専攻はチューバ。東京藝術大学、ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンを経て、現在は国立音楽大学大学院音楽研究科博士後期課程に在学。近年の演奏活動に、ソロリサイタル「Gewalt / Geräusch / Globokar」(2020年)、論文に「ヴィンコ・グロボカール《エシャンジュ》(1973/1985)演奏の考察」(「音楽研究」第32号)など。
輪湖 里奈(ワコ リナ wako rina)
1989年、東京都生まれ。演奏家、声楽指導者。専攻は声楽。東京藝術大学、同大学院音楽研究科修士課程独唱専攻でドイツ・リートの研究を経て、ベルリンに留学してベルリン・コーミッシェ・オーパー専属歌手のもとでオペラ歌唱を学ぶ。オペラや、コンサートソリストとして活躍。日本女子大学附属豊明小学校講師を経て、児童音楽教育、受験生指導にも力を注ぐ。https://www.rina-w-music.com。
タイトルヨミ
カナ:オンガクデイキルホウホウ
ローマ字:ongakudeikiruhouhou

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青弓社の既刊から
伊東達也/著
嶋﨑尚子/著 新藤慶/著 木村至聖/著 笠原良太/著 畑山直子/著
相澤真一/著 髙橋かおり/著 坂本光太/著 輪湖里奈/著
もうすぐ発売(1週間以内)
双葉社:十条アラタ 
PHP研究所:田牧大和 
KADOKAWA:サラブレ編集部 
集英社:出水ぽすか 白井カイウ 
フレーベル館:やなせたかし トムス・エンタテインメント 

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