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定価:2,420円(2,200円+税)
判型:四六
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内容紹介
なぜ笑ってはいけないのか?
「身障者」と「笑い」はもっとも結びつきにくいテーマです。「身障者を笑ってはいけない」「身障者が人を笑わせることはできない」などは社会的「良識」となって我々の身に染みこんでいます。しかし著者は、そこに根拠はあるのかと問い、笑いをめぐって障害者がいかなる視線のなかにおかれてきたかを主にメディア表象のなかに探ろうとします。従来の身障者像に乗っかって感動を売り物にする「感動ポルノ」が多いなか、新しい可能性を予感させる『バリバラ』(Eテレ)の意欲的試みなどを取り上げて、その企図と思想的意味を解明します。「笑い」という破壊的な力を手がかりに、既存の障害者イメージを瓦解させ、「差別する者─される者」の構図に大転換を迫る意欲的試みといえましょう。
「身障者」と「笑い」はもっとも結びつきにくいテーマです。「身障者を笑ってはいけない」「身障者が人を笑わせることはできない」などは社会的「良識」となって我々の身に染みこんでいます。しかし著者は、そこに根拠はあるのかと問い、笑いをめぐって障害者がいかなる視線のなかにおかれてきたかを主にメディア表象のなかに探ろうとします。従来の身障者像に乗っかって感動を売り物にする「感動ポルノ」が多いなか、新しい可能性を予感させる『バリバラ』(Eテレ)の意欲的試みなどを取り上げて、その企図と思想的意味を解明します。「笑い」という破壊的な力を手がかりに、既存の障害者イメージを瓦解させ、「差別する者─される者」の構図に大転換を迫る意欲的試みといえましょう。
目次
障害者と笑い 目次
はじめに
第一章 笑いの役割
第二章 障害者と笑いの関係
第一節 笑いの対象としての障害者
第二節 障害者と笑いの乖離
第三節 笑いのパフォーマーとしての障害者
第三章 現代社会におけるバラエティ番組の位置
第四章 『バリバラ』における障害者と笑い
第一節 『バリバラ』の企図
第二節 『きらっといきる』から『バリバラ』へ
第三節 「自己改革」という視点
第五章 障害者パフォーマンスと現代的コミュニケーション
第一節 演じる/演じられる身体の虚構性
第二節 「良きオーディエンス」を演じるということ
第三節 「良きコミュニケーション」を想定するということ
おわりに
注
引用・参考文献
事項索引
はじめに
第一章 笑いの役割
第二章 障害者と笑いの関係
第一節 笑いの対象としての障害者
第二節 障害者と笑いの乖離
第三節 笑いのパフォーマーとしての障害者
第三章 現代社会におけるバラエティ番組の位置
第四章 『バリバラ』における障害者と笑い
第一節 『バリバラ』の企図
第二節 『きらっといきる』から『バリバラ』へ
第三節 「自己改革」という視点
第五章 障害者パフォーマンスと現代的コミュニケーション
第一節 演じる/演じられる身体の虚構性
第二節 「良きオーディエンス」を演じるということ
第三節 「良きコミュニケーション」を想定するということ
おわりに
注
引用・参考文献
事項索引
著者略歴
塙 幸枝(バン ユキエ ban yukie)
タイトルヨミ
カナ:ショウガイシャトワライ
ローマ字:shougaishatowarai
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