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5月11日発売予定

草思社

予測不能の時代

データが明かす新たな生き方、企業、そして幸せ

定価:1,980円(1,800円+税)

判型:四六

openbd

日次:
167位
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147位

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内容紹介
「幸せな職場」だけが、変化に対応できる。

多数の日本企業が参加した「幸せの計測技術」
「組織を幸せに導く技術」の実証実験の成果がここに。
『データの見えざる手』著者による、待望の新著!

[内容より]
◎変化への対応阻む「ルール」「PDCA」の罠
◎幸せな人が多い企業は1株当たり利益が高い
◎「幸せ」をスマホのアプリで計測する方法
◎データとAIは未来予測には役立たない
◎格差拡大の根源はエントロピー増大則にある
◎未知への対応力を育む知恵、東洋古典『易』

世界は、以前にも増して移ろいやすく、予測不能になった。
企業は「いかに変化に適応するか」という競争にさらされている。
したがって、これからの時代の従業員は、未知の変化に対応するため、
実験と学習を繰り返しつつ仕事のやり方を変えるという、
非常に面倒なことに挑み続ける必要がある。
その「面倒なこと」こそが、いまや最も生産性の高い重要な仕事だからだ。
これを続けるには、従業員は幸せでなければならない。
実際に、幸せな人は「面倒だが重要な仕事」に積極的であり、
幸せな人が多い企業は生産性が高く、1株あたり利益も高いことが示されている。

今後のマネジメントに重要となるのは、孤立やパワハラなどの
「組織の病」を予防するために適切な介入・施策を行い、
組織を幸せな状態に保つことだ。そのための技術も整いはじめている。
いまや、著者らが開発した技術により、スマホのアプリで人々の幸せが測定可能となった。
また、数多くの日本企業が参加する実証実験によって、
組織を幸せに導く技術も確立されようとしているのである――。

『データの見えざる手』でビジネス界に衝撃を与えた著者が、最新研究をもとに、
個人や組織が「予測不能な変化」といかに向き合うべきかを論ずる、瞠目の書。
目次
まえがき

第1章 予測不能な変化に立ち向かう
変化への適応を阻む組織の構造
「ルール」という罠
「計画」という罠
「標準化と横展開」という罠
「内部統制」という罠
生産性向上はなぜ重要なのか
生産性向上はなぜ行き詰まったか
多様性と変化に対応するための4原則
第1の原則:実験と学習
第2の原則:上位目的へのこだわり
第3の原則:自己完結的な機動力
第4の原則:「前向きな人」づくりへの投資
変化に強い組織と弱い組織の違い
4つの原則は個人にもあてはまる

第2章 新たな幸せの姿
変化への対応と幸せと大量のデータ
ポジティブ心理学の誕生と発展
「幸せな人は生産性が高い」という発見
技術が心理研究・人間行動研究を変える
人間行動を計測するウエアラブル端末
スマートフォンは人間理解を前進させる
人間行動センシングで何をしてきたか
幸せとは何か
手段としての幸せは人それぞれで多様
生化学現象としての幸せは人類共通
幸せの調査と行動計測を同時に行った
コミュニケーションの多寡は幸せとは関係ない
幸せな組織の普遍的な4つの特徴「FINE」
つながりに格差や孤立がない(フラット)
短い会話の頻度が高い(インプロバイズド)
会話中の身体運動(ノンバーバル)
発言権の平等性(イコール)
幸せで生産性の高い組織をつくる4条件
幸せで生産的な組織のマネジメント
心理的安全性の確保がマネジメントの基本

第3章 幸せは天下のまわりもの
無意識の身体の運動から「幸せ」がわかる
身体運動データの中にある「幸せの配列」
身体運動の計測だけで幸せが測れる
「よい幸せ」と「悪い幸せ」が区別可能に
幸せは天下のまわりもの
幸せは経済現象か物理現象か
いかに生きるべきか

第4章 幸せとはスキルである
幸せの3つの時間軸
幸せを高める能力「心の資本=HERO」
HEROを育むにはどうすればいいか
心の資本と私
ホープ/エフィカシーはこうして高めた
既に持っているもので始める
「実験と学習」で道を見つけていく
資源と権限は、実績によって獲得する
成功に必要なことは何でもやる
自分の役割は自分で決める
レジリエンス/オプティミズムはこうして高めた
仕事の上位目的にこだわり、手段にこだわらない
大義の威力
困難を最高の学びの機会にする
新たな人との出会いを活用する
最終的に仕事のやり方はどう変わったか
幸せは、新事業創生を可能にする
エフェクチュエーションとコーゼーション
各言語に表れる幸せの多様性
日本のしあわせは「人との交わり」

第5章 変化に向き合うマネジメント
今や人こそが企業の価値の源泉
人的資本のものさしをつくる
組織のレントゲン写真「人的資本マップ」
「ウエルビーイングケア」が可能になる
組織の病としての「孤立」
孤立へのテクノロジーを使った処方箋
組織へのデジタルなクスリ:X施策とY施策
幸せを求める心につけ込むコロナウイルス
幸せなリモートワークのための4箇条
雑談支援のためのデジタルなクスリ

第6章 変化にデータで向き合う
データやAIに関する議論はリセットが必要
データは過去をまねるためのものか?
あまり認識されていない「統計学の限界」
予測不能に対応するためのデータ活用
過去の延長からの乖離を検知し対処する
注目すべきは変化をもたらす「力」の存在
データとAIは行動を支援するもの
データによるガバナンスの3つのレベル
「ルール廃棄ができない組織」からの脱却

第7章 格差の本質
格差は社会の発展に制約を与える
格差の原因は何か
ハイエクとフリードマンの自由主義経済
完全に平等な取引からも格差は生まれる
格差は「エントロピー増大」の帰結である
不平等を拡大させるルールの存在
勝者優遇のルールが格差を拡大させる
因果応報で格差拡大する例:書籍売上
平等は自然には現れず、意識的にしかつくれない
格差回避の本丸、教育
学歴と賢さは必ずしも関係ない
格差とは量子効果である

第8章 予測不能な人生を生きる
幸せとは「状態」ではなく「行為」である
予測不能と向き合う最古の方法『易』
「未知の変化への対応力」は退化してきた
『易』の変化の理論とはどのようなものか
二項対立を俯瞰・統合し突破する能力
変化に立ち向かう力を高める方法
視点の柔軟性が人生を変える
「オプティミズム」訓練のための16個の視点
16個の変化に立ち向かう視点
 受けとめる「0000」
 覚悟する「0100」
 求める「0001」
 立ち向かう「0101」
 始める「1000」
 やってみる「1100」
 交わる「1001」
 踏み出す「1101」
 信頼する「0010」
 教わる「0110」
 心開く「0011」
 感謝する「0111」
 結束する「1010」
 協調する「1110」
 対等になる「1011」
 協創する「1111」

あとがき
日本が世界に誇るべき概念「道」
年齢と創造性
しあわせ憲法

参考文献
著者略歴
矢野 和男(ヤノ カズオ yano kazuo)
矢野 和男(やの・かずお) 株式会社日立製作所フェロー。株式会社ハピネスプラネット代表取締役CEO。1959年山形県酒田市生まれ。1984年早稲田大学物理修士卒。日立製作所入社。91年から92年まで、アリゾナ州立大にてナノデバイスに関する共同研究に従事。1993年単一電子メモリの室温動作に世界で初めて成功し、ナノデバイスの室温動作に道を拓く。2004年から先行してウエアラブル技術とビッグデータ解析を研究。論文被引用件数は4500件、特許出願350件を超える。「ハーバードビジネスレビュー」誌に、開発したウエアラブルセンサが「歴史に残るウエアラブルデバイス」として紹介される。開発した多目的AI「H」は、物流、金融、流通、鉄道などの幅広い分野に適用され、産業分野へのAI活用を牽引した。のべ1000万日を超えるデータを使った企業業績向上の研究と心理学や人工知能からナノテクまでの専門性の広さと深さで知られる。2014年に上梓した著書『データの見えざる手:ウエアラブルセンサが明かす人間・組織・社会の法則』(草思社)が、BookVinegar社の2014年ビジネス書ベスト10に選ばれる。
タイトルヨミ
カナ:ヨソクフノウノジダイ
ローマ字:yosokufunounojidai

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草思社の既刊から
アラン・ブロック/著 鈴木主税/翻訳
エマ・マリス/著 岸由二/翻訳 小宮繁/翻訳
もうすぐ発売(1週間以内)
講談社:堂場瞬一 
幻冬舎:横田慎太郎 
東洋経済新報社:山脇秀樹 
光文社:有馬美季子 
青春出版社:清水建二 

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