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2022年4月27日発売

晶文社

出版社名ヨミ:ショウブンシャ

吉本隆明全集28 1994-1997

1994-1997
吉本隆明全集
吉本隆明全集
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内容紹介
雑誌編集部の挑発を受けて立って構成された『わが「転向」』、および西伊豆で水難事故に遭った前後の文章などを収める。単行本未収録53篇。月報は辺見庸さん(作家)、道浦母都子さん(歌人)、ハルノ宵子さん(漫画家・作家)が執筆。第29回配本。
目次

「自意識」
府立化学工業学校の思い出
わが「転向」
都市から文明の未来をさぐる
論争腺の話
愛着深い自作品について
まず政局のこと――政治・社会・経済を読む1――
いずれ物書き自身を廃棄処分にする時代が来るだろう
人間は思いがけぬ時間に、思いがけない場所にいたりする
まだのまないコーヒーの話
遥かな米沢ロード
もう一度政局のこと――政治・社会・経済を読む2――
日本における革命の可能性
心に残る友
情況への発言――徒党的発言の批判――[一九九五年五月]
心の理路について                            
大学をよくする方法
上野界隈の半世紀
いじめと童話
敗戦から五十年経った
東京論
不況の診断法――政治・社会・経済を読む3――
猫の部分
阪神大震災のこと
陶器への思い
阪神大震災の影響――政治・社会・経済を読む4――
サリン―オウム事件の残像――政治・社会・経済を読む5――
海辺のパチンコ
まだ不況圏にあり――政治・社会・経済を読む6――
「全共闘おじさんオウム・サリン事件を語る」に応えて
墓地に眠る猫さんへ
池の蓮・エノコロ草・八ツ頭
宗教と政治と社会と――政治・社会・経済を読む7――
プレ・アジア的ということ
二十一世紀への提言
溺体始末記
内省記――溺体事故始末――
いつもの年の晴れの日
私が出会った一冊――夏目漱石『硝子戸の中』――
江東往還
称名ホテルの一夜
ある夏の食事日記(抄)
情況への発言[一九九七年一二月]
直接購読者諸氏へ


ジャズ風のこころのリズム――安原顕『し・つ・こ・くふざけんな!』――
印象に残る映画
映画『全身小説家』を見て
追悼にならない追悼――吉行淳之介――
金杉忠男と中村座の初印象
幸田文について――しろうとの「粋」――
赤瀬川原平の路上観察学
谷川雁の死
どんな行動をしても乗ってくれない現実の表情を映し出したビートたけし――『みんな~やってるか!』――
伊丹十三・岸田秀『哺育器の中の大人――[精神分析講義]』
いじめの時代の子供たちへ――芹沢俊介⇔藤井東〔ファクス書簡〕を読む――
「地を継ぐ」柔和な人――小林平和――
角川春樹句集『檻』
私の野茂英雄論
『一言芳談』について
山口瞳――『現代評論』の頃――
20世紀の名著――私の三冊――
佐美雄短歌の魅力
形而上学的ウイルスの文学――村上龍『ヒュウガ・ウイルス』――
辺見庸『赤い橋の下のぬるい水』
「ハムレット」について
宮田勘吉――別れのことば――
安原顕について
高村光太郎[鑑賞]――「根付の国」「――に」「道程」「秋の祈」「レモン哀歌」「米久の晩餐」「ぼろぼろな駝鳥」「のつぽの奴は黙つてゐる」――
荒川洋治[鑑賞]――「見附のみどりに」――
稲川方人[鑑賞]――「(私は呼びます)」――
大塚英志『「彼女たち」の連合赤軍――サブカルチャーと戦後民主主義』
埴谷雄高さんの死に際会して
三木成夫『ヒトのからだ』に感動したこと
荒木写真とはなにか――荒木経惟論――


筒井康隆『断筆宣言への軌跡』――この本にかこつけて――
松浦理英子『親指Pの修業時代』の読み方。
奥泉光『石の来歴』から『滝』へ。
村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』第1部・第2部
ヘア・ヌードのこと
G・ドゥルーズ/F・ガタリ『千のプラト―』
立花隆『臨死体験』
ビートたけし『顔面麻痺』
宮崎駿『風の谷のナウシカ』1~7巻
麻原彰晃『亡国日本の悲しみ』『日出づる国、災い近し』
瀬名秀明『パラサイト・イヴ』
ヨースタイン・ゴルデル『ソフィーの世界』
村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』第3部
松本人志『遺書』『松本』
藤原伊織『テロリストのパラソル』
山田詠美『アニマル・ロジック』
近藤誠『患者よ、がんと闘うな』
宮崎学『突破者』一橋文哉『闇に消えた怪人』
内田康夫『崇徳伝説殺人事件』
渡辺淳一『失楽園』上・下
神戸タンク山事件
北野武監督『HANA-BI』
カール・セーガン『カール・セーガン 科学と悪霊を語る』

自然と倫理の中の透谷
消費が問いかけるもの

私の好きな文庫本ベスト5
94単行本・ベスト3
「死」を考えるために――この一冊

推薦の言葉[佐藤泰正]
わたしの岡井隆コレクション
『高村光太郎全集』増補版によせて
魂の難所にふれる作家[大原富枝]
島尾伸三『生活 照片雑文★★』
言葉の顔[杉本秀太郎]
普遍文学の先駆[柳田国男]

『背景の記憶』あとがき
『思想の基準をめぐって』あとがき
『情況へ』あとがき
『愛する作家たち』あとがき
『対幻想[平成版]』まえがき
『マルクス――読みかえの方法』あとがき
『わが「転向」』あとがき
『語りの海』あとがき
『日本人は思想したか』終りにひと言
『親鸞復興』まえがき
『親鸞復興』あとがき
『余裕のない日本を考える』あとがき
『定本柳田国男論』改装版に寄せて
『世紀末ニュースを解読する』あとがき
『言葉の沃野へ』文庫版のためのあとがき
『消費のなかの芸――ベストセラーを読む』あとがき
『宗教の最終のすがた』おわりに
『ほんとうの考え・うその考え』序
『ほんとうの考え・うその考え』あとがき
『夜と女と毛沢東』対談を終えて
『増補追悼私記』増補版のためのあとがき
『新・死の位相学』増補新版の刊行に際して
文庫版『わが「転向」』
『試行』第七三、七四号後記

解題
吉本隆明全集既刊訂正・補記
著者略歴
吉本隆明(ヨシモトタカアキ yoshimototakaaki)
吉本隆明(よしもと・たかあき) 1924年、東京・月島生まれ。詩人、文芸批評家、思想家。東京工業大学工学部電気化学科卒業後、工場に勤務しながら詩作や評論活動をつづける。日本の戦後思想に大きな影響を与え「戦後思想界の巨人」と呼ばれる。2012年3月16日逝去。
タイトルヨミ
カナ:ヨシモトタカアキゼンシュウダイニジュウハチカン
ローマ字:yoshimototakaakizenshuudainijuuhachikan

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