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定価:13,200円(12,000円+税)
判型:A5変形
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内容紹介
◆ドイツの主要大学の法学部に関する歴史(大学の形成と法律家達)を上下巻にまとめた労作 ― 現代に至る歴史的伝統に迫る◆
本書は、中世以降のドイツの主要な大学の形成とそれを支えた法律家の役割を歴史的に辿るものである。とりあげるのは、主としてキール大学(1652年創立)、グライフスヴァルト大学(1456年)、マールブルク大学(1527年)、ゲッチンゲン大学(1737年)、ベルリン大学(1810年)、エルランゲン大学(1742年)、ハイデルベルク大学(1386年)等の法学部の詳細な歴史である。
本書は、中世以降のドイツの主要な大学の形成とそれを支えた法律家の役割を歴史的に辿るものである。とりあげるのは、主としてキール大学(1652年創立)、グライフスヴァルト大学(1456年)、マールブルク大学(1527年)、ゲッチンゲン大学(1737年)、ベルリン大学(1810年)、エルランゲン大学(1742年)、ハイデルベルク大学(1386年)等の法学部の詳細な歴史である。
目次
『大学と法律科の歴史―ドイツ法学の形成と現在(上)』
小野秀誠(獨協大学法学部教授) 著
【目 次】
[上 巻]
はじめに
◇第1部 14・15世紀に設立された大学と法学部◇
第1篇 中世のマールブルク大学・講座の特徴
第1章 はじめに――初期の教授と講座
1 序
2 対象となる時期
3 講座制の確立
第2章 中世の大学の特徴
1 講座による順位の昇進
2 大学の法律顧問と大学裁判官
3 学生数の推移
第3章 個別の教授と講座の移動
1 第1期の教授(1527年から1650年の3つの講座)
2 第2期の教授(1653年から1733年の4つの講座)
第4章 新講座の位置づけ(国法学、カトリック教会法、ルター派)
1 国法学の位置づけ
2 教会史とカトリック教会法
3 ルター派の位置づけ
4 伝統と革新
第2篇 近代のマールブルク大学・自然法の時代から
第1章 はじめに
1 序
2 マールブルク大学の設立
第2章 近代以降の大学――自然法とパンデクテンの時代
1 自然法の時代
2 パンデクテン法学の時代
3 人と業績――聴講生の数と教授
4 3代のエンデマン
第3章 学生と教授
1 学部規則
2 学生数
3 教授の数と収入
4 卒業生の数
5 学位の数
6 学部長
第4章 むすび――近時の国家試験の動向
第3篇 現代のマールブルク大学
第1章 現代に関する総論
1 時代的な相違とマールブルク研究
2 教授と大学の概観
第2章 各 論
1 19世紀初頭の法学者
2 19世紀中葉以降の法学者
3 ワイマール共和国とナチスの時代の法学者
4 戦中から戦後の法学者
5 戦後の法学者
6 その他の者
第3章 補遺――ヘッセンの前史と大学
1 神聖ローマ帝国の初期
2 宗教改革の時代
3 ドイツ連邦(1815年)からドイツ統一まで
4 マールブルク大学への影響
第4篇 最古のハイデルベルク大学と大学の起原
第1章 大学の創設とその後の変遷
1 ファルツ選帝侯による設立
2 ファルツからバーデンへ
第2章 初期の講座の特徴
1 3つの期間
2 初期の講座
3 大学の宗旨
4 ドネルス
第3章 第2期以降の講座の特徴
1 講座の移動
2 第2期と第3期
3 テクストール
4 亡命と迫害
第4章 大学の起原と教育の普及
1 学校の起原と教会
2 専門学部の発展
3 諸国の大学の比較
4 17世紀の学校と大学
5 ドイツの学生数の推移
◇第2部 18世紀に設立された大学◇
第1篇 ゲッチンゲン大学とキール学派
第1章 はじめに
1 序
2 ゲッチンゲン大学の概観
第2章 特 徴
1 教授についての特徴
2 学生についての比較
3 プロイセンにおける大学支出
第3章 管理職と主要な法学者
1 理事長
2 学 長
3 大学の法律顧問、大学裁判官、大学委員
4 大学説教師
5 図書館長
6 主要な法学者
第4章 むすび…271
1 キール学派とキール大学の元教授陣
2 キール学派の教授
3 ナチスへの加入の割合
4 戦後の移動
第2篇 エルランゲン大学と大学の宗旨
第1章 はじめに
1 エルランゲン大学とバイロイト侯国
2 大学の宗旨
3 近代以降
第2章 学長、副理事長、副学長
1 学長と副学長
2 理事長や学長と任期
第3章 教授の任命と在職年数
1 教授の任命
2 教授の在職年数
3 教授の宗旨
第4章 主要な教授と業績
1 創設時の教授
2 プロイセン領の時代とナポレオン戦争(フランス革命の前後)
3 バイエルン領の時代
4 ドイツ統一以降
5 ワイマール共和国とナチスの時代
6 戦後の教授
第5章 むすび
1 大学と国際化
2 名誉教授と栄誉
第3篇 大学と宗教、ラントの主導
1 ラントの主導
2 学部ごとの変遷
小野秀誠(獨協大学法学部教授) 著
【目 次】
[上 巻]
はじめに
◇第1部 14・15世紀に設立された大学と法学部◇
第1篇 中世のマールブルク大学・講座の特徴
第1章 はじめに――初期の教授と講座
1 序
2 対象となる時期
3 講座制の確立
第2章 中世の大学の特徴
1 講座による順位の昇進
2 大学の法律顧問と大学裁判官
3 学生数の推移
第3章 個別の教授と講座の移動
1 第1期の教授(1527年から1650年の3つの講座)
2 第2期の教授(1653年から1733年の4つの講座)
第4章 新講座の位置づけ(国法学、カトリック教会法、ルター派)
1 国法学の位置づけ
2 教会史とカトリック教会法
3 ルター派の位置づけ
4 伝統と革新
第2篇 近代のマールブルク大学・自然法の時代から
第1章 はじめに
1 序
2 マールブルク大学の設立
第2章 近代以降の大学――自然法とパンデクテンの時代
1 自然法の時代
2 パンデクテン法学の時代
3 人と業績――聴講生の数と教授
4 3代のエンデマン
第3章 学生と教授
1 学部規則
2 学生数
3 教授の数と収入
4 卒業生の数
5 学位の数
6 学部長
第4章 むすび――近時の国家試験の動向
第3篇 現代のマールブルク大学
第1章 現代に関する総論
1 時代的な相違とマールブルク研究
2 教授と大学の概観
第2章 各 論
1 19世紀初頭の法学者
2 19世紀中葉以降の法学者
3 ワイマール共和国とナチスの時代の法学者
4 戦中から戦後の法学者
5 戦後の法学者
6 その他の者
第3章 補遺――ヘッセンの前史と大学
1 神聖ローマ帝国の初期
2 宗教改革の時代
3 ドイツ連邦(1815年)からドイツ統一まで
4 マールブルク大学への影響
第4篇 最古のハイデルベルク大学と大学の起原
第1章 大学の創設とその後の変遷
1 ファルツ選帝侯による設立
2 ファルツからバーデンへ
第2章 初期の講座の特徴
1 3つの期間
2 初期の講座
3 大学の宗旨
4 ドネルス
第3章 第2期以降の講座の特徴
1 講座の移動
2 第2期と第3期
3 テクストール
4 亡命と迫害
第4章 大学の起原と教育の普及
1 学校の起原と教会
2 専門学部の発展
3 諸国の大学の比較
4 17世紀の学校と大学
5 ドイツの学生数の推移
◇第2部 18世紀に設立された大学◇
第1篇 ゲッチンゲン大学とキール学派
第1章 はじめに
1 序
2 ゲッチンゲン大学の概観
第2章 特 徴
1 教授についての特徴
2 学生についての比較
3 プロイセンにおける大学支出
第3章 管理職と主要な法学者
1 理事長
2 学 長
3 大学の法律顧問、大学裁判官、大学委員
4 大学説教師
5 図書館長
6 主要な法学者
第4章 むすび…271
1 キール学派とキール大学の元教授陣
2 キール学派の教授
3 ナチスへの加入の割合
4 戦後の移動
第2篇 エルランゲン大学と大学の宗旨
第1章 はじめに
1 エルランゲン大学とバイロイト侯国
2 大学の宗旨
3 近代以降
第2章 学長、副理事長、副学長
1 学長と副学長
2 理事長や学長と任期
第3章 教授の任命と在職年数
1 教授の任命
2 教授の在職年数
3 教授の宗旨
第4章 主要な教授と業績
1 創設時の教授
2 プロイセン領の時代とナポレオン戦争(フランス革命の前後)
3 バイエルン領の時代
4 ドイツ統一以降
5 ワイマール共和国とナチスの時代
6 戦後の教授
第5章 むすび
1 大学と国際化
2 名誉教授と栄誉
第3篇 大学と宗教、ラントの主導
1 ラントの主導
2 学部ごとの変遷
著者略歴
小野 秀誠(オノ シュウセイ ono shuusei)
獨協大学法学部教授
タイトルヨミ
カナ:ダイガクトホウリツカノレキシ ジョウ
ローマ字:daigakutohouritsukanorekishi jou
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