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定価:4,180円(3,800円+税)
判型:菊変形
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内容紹介
◆本号より、編者に二宮周平を加え、一層の充実を図る ― 【ジェンダー法学】の専門誌◆
第5号は2つの特集「1 家族」に3論文(高田、佐藤、金)、「2 セクシュアリティ」に5論文(谷口、齋藤、立石、松村、矢野)、新シリーズ「ジェンダー視点の比較家族法」では二宮と金による2論文を収録。「研究ノート」は、浅倉・鈴木による大学のセクハラ判例総覧、「立法・司法の動向」は夫婦別姓訴訟(二宮)。最新テーマで迫る家族法特集。
第5号は2つの特集「1 家族」に3論文(高田、佐藤、金)、「2 セクシュアリティ」に5論文(谷口、齋藤、立石、松村、矢野)、新シリーズ「ジェンダー視点の比較家族法」では二宮と金による2論文を収録。「研究ノート」は、浅倉・鈴木による大学のセクハラ判例総覧、「立法・司法の動向」は夫婦別姓訴訟(二宮)。最新テーマで迫る家族法特集。
目次
『ジェンダー法研究 第5号』
浅倉むつ子・二宮周平 責任編集
【目 次】
◇特集1:家 族◇
◆1 「家族」の法的境界と新しい家族法原理の可能性―英国における家族司法制度改革の分析から〔高田恭子〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 英国社会の変化と家族法改正の概要
Ⅲ 法的家族
Ⅳ 婚姻・ジェンダー・セクシュアリティ
Ⅴ 子ども法の展開
Ⅵ 家族司法制度改革
Ⅶ 家族法に求められる原理と機能
◆2 日本の同性カップルに対する権利保障の現状と課題―アメリカ,オランダの自治体レベルの同性パートナーシップ制度との比較から〔佐藤美和〕
はじめに
Ⅰ 諸外国における自治体レベルの同性パートナーシップ制度の導入過程:オランダとアメリカの事例
Ⅱ 日本のパートナーシップ証明制度の現状とその導入過程
Ⅲ 結びに変えて:国際比較から考える日本の同性カップルに対する権利保障の課題
◆3 韓国における子の氏の決定ルール―ジェンダーの視点からの検討〔金 成恩〕
はじめに
Ⅰ 父姓主義の原則に対する批判と変化
Ⅱ 憲法裁判所の憲法不合致決定
Ⅲ 憲法裁判所の決定に従う法改正
Ⅳ 子の氏の変更時の判断基準
Ⅴ ジェンダーの視点からの検討
おわりに
◇特集2:セクシュアリティ◇
◆4 人権としての性別―ヨーロッパ人権条約の判例が示唆すること〔谷口洋幸〕
はじめに
Ⅰ 性別記載を変更する権利
Ⅱ 性別適合手術をうける権利
Ⅲ 生殖能力は誰のものか
Ⅳ 婚姻は誰が決めるのか
おわりに
◆5 北欧諸国におけるトランスジェンダーの状況―フィンランド及びノルウェーを中心として〔齋藤 実〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ フィンランド,ノルウェー及びスウェーデンについて
Ⅲ 北欧諸国のLGBTの状況について
Ⅳ トランスジェンダーについて
Ⅴ オンブズマンについて
Ⅵ スウェーデンにおけるトランスジェンダーに対する補償制度について
Ⅶ おわりに
◆6 オーストラリアにおける性の多様性に関する近年の動向と考察〔立石直子〕
はじめに
Ⅰ 性別の多様性の公的承認
Ⅱ 同性婚の合法化
Ⅲ 同性カップルの養子縁組をめぐる動向
Ⅳ 若干の考察
◆7 学校現場における性的マイノリティの児童生徒をめぐる課題〔松村歌子〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 性同一性障害に係る対応の経緯
Ⅲ アンケート調査から見る性的指向・性同一性障害者に関する意識
Ⅳ 性的マイノリティの子どもたちが抱える困難と学校での配慮事例
Ⅴ 養護教諭養成機関と養護教諭の性別
Ⅵ これからの教育現場で求められていること―顔の見える関係作り,人間関係の調整機能
◆8 トランスジェンダー受刑者の処遇―特例法と刑事収容施設法〔矢野恵美〕
はじめに
Ⅰ 法的な性別の変更について:法律のあり方の違い
Ⅱ トランスジェンダー受刑者に関する問題:刑務所のあり方の違い
Ⅲ 残された課題
おわりに
◇シリーズ ジェンダー視点の比較家族法(1)◇
◆ジェンダー視点の比較家族法〔二宮周平〕
◆夫のみの嫡出否認権規定を合憲とした2つの裁判―原告の問題提起に応えたか〔二宮周平〕
はじめに
Ⅰ 現行制度の立法趣旨
Ⅱ 問 題 点
Ⅲ 判例・家裁実務による解決の限界
Ⅳ 裁判所の判断の検討
Ⅴ 検討―比較の視点
おわりに
◆韓国憲法裁判所の憲法不合致決定と嫡出否認権・嫡出推定に関する法改正〔金 成恩〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 韓国の嫡出否認制度
Ⅲ 韓国の嫡出推定制度
Ⅳ 終わりに
【研究ノート】
◆大学におけるセクシュアル・ハラスメント判例総覧50件〔浅倉むつ子・鈴木陽子〕
【立法・司法の動向】
◆夫婦別姓訴訟の新しい展開〔二宮周平〕
はじめに
Ⅰ 戸籍上の夫婦別姓訴訟
Ⅱ 第2次選択的夫婦別姓訴訟
Ⅲ 夫婦別姓婚姻関係確認訴訟
おわりに
浅倉むつ子・二宮周平 責任編集
【目 次】
◇特集1:家 族◇
◆1 「家族」の法的境界と新しい家族法原理の可能性―英国における家族司法制度改革の分析から〔高田恭子〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 英国社会の変化と家族法改正の概要
Ⅲ 法的家族
Ⅳ 婚姻・ジェンダー・セクシュアリティ
Ⅴ 子ども法の展開
Ⅵ 家族司法制度改革
Ⅶ 家族法に求められる原理と機能
◆2 日本の同性カップルに対する権利保障の現状と課題―アメリカ,オランダの自治体レベルの同性パートナーシップ制度との比較から〔佐藤美和〕
はじめに
Ⅰ 諸外国における自治体レベルの同性パートナーシップ制度の導入過程:オランダとアメリカの事例
Ⅱ 日本のパートナーシップ証明制度の現状とその導入過程
Ⅲ 結びに変えて:国際比較から考える日本の同性カップルに対する権利保障の課題
◆3 韓国における子の氏の決定ルール―ジェンダーの視点からの検討〔金 成恩〕
はじめに
Ⅰ 父姓主義の原則に対する批判と変化
Ⅱ 憲法裁判所の憲法不合致決定
Ⅲ 憲法裁判所の決定に従う法改正
Ⅳ 子の氏の変更時の判断基準
Ⅴ ジェンダーの視点からの検討
おわりに
◇特集2:セクシュアリティ◇
◆4 人権としての性別―ヨーロッパ人権条約の判例が示唆すること〔谷口洋幸〕
はじめに
Ⅰ 性別記載を変更する権利
Ⅱ 性別適合手術をうける権利
Ⅲ 生殖能力は誰のものか
Ⅳ 婚姻は誰が決めるのか
おわりに
◆5 北欧諸国におけるトランスジェンダーの状況―フィンランド及びノルウェーを中心として〔齋藤 実〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ フィンランド,ノルウェー及びスウェーデンについて
Ⅲ 北欧諸国のLGBTの状況について
Ⅳ トランスジェンダーについて
Ⅴ オンブズマンについて
Ⅵ スウェーデンにおけるトランスジェンダーに対する補償制度について
Ⅶ おわりに
◆6 オーストラリアにおける性の多様性に関する近年の動向と考察〔立石直子〕
はじめに
Ⅰ 性別の多様性の公的承認
Ⅱ 同性婚の合法化
Ⅲ 同性カップルの養子縁組をめぐる動向
Ⅳ 若干の考察
◆7 学校現場における性的マイノリティの児童生徒をめぐる課題〔松村歌子〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 性同一性障害に係る対応の経緯
Ⅲ アンケート調査から見る性的指向・性同一性障害者に関する意識
Ⅳ 性的マイノリティの子どもたちが抱える困難と学校での配慮事例
Ⅴ 養護教諭養成機関と養護教諭の性別
Ⅵ これからの教育現場で求められていること―顔の見える関係作り,人間関係の調整機能
◆8 トランスジェンダー受刑者の処遇―特例法と刑事収容施設法〔矢野恵美〕
はじめに
Ⅰ 法的な性別の変更について:法律のあり方の違い
Ⅱ トランスジェンダー受刑者に関する問題:刑務所のあり方の違い
Ⅲ 残された課題
おわりに
◇シリーズ ジェンダー視点の比較家族法(1)◇
◆ジェンダー視点の比較家族法〔二宮周平〕
◆夫のみの嫡出否認権規定を合憲とした2つの裁判―原告の問題提起に応えたか〔二宮周平〕
はじめに
Ⅰ 現行制度の立法趣旨
Ⅱ 問 題 点
Ⅲ 判例・家裁実務による解決の限界
Ⅳ 裁判所の判断の検討
Ⅴ 検討―比較の視点
おわりに
◆韓国憲法裁判所の憲法不合致決定と嫡出否認権・嫡出推定に関する法改正〔金 成恩〕
Ⅰ はじめに
Ⅱ 韓国の嫡出否認制度
Ⅲ 韓国の嫡出推定制度
Ⅳ 終わりに
【研究ノート】
◆大学におけるセクシュアル・ハラスメント判例総覧50件〔浅倉むつ子・鈴木陽子〕
【立法・司法の動向】
◆夫婦別姓訴訟の新しい展開〔二宮周平〕
はじめに
Ⅰ 戸籍上の夫婦別姓訴訟
Ⅱ 第2次選択的夫婦別姓訴訟
Ⅲ 夫婦別姓婚姻関係確認訴訟
おわりに
著者略歴
浅倉 むつ子(アサクラ ムツコ asakura mutsuko)
二宮 周平(ニノミヤ シュウヘイ ninomiya shuuhei)
タイトルヨミ
カナ:ジェンダーホウケンキュウダイゴゴウ
ローマ字:jendaahoukenkyuudaigogou
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