近刊検索 デルタ

2016年9月2日発売

九州大学出版会

出版社名ヨミ:キュウシュウダイガクシュッパンカイ

ディルタイから教育実践へ

アクティブラーニングの源流
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内容紹介
ディルタイ(1833-1911)は、「あらゆる真の哲学の華と目標は、最も広い意味での教育学、人間の陶冶論である」「現代の批判的な立場での哲学者の最後の言葉は、教育学である。というのも、あらゆる思考は行為のためだからである」と考えていた。その彼の精神科学によれば、人間が何かを学習するというのは、「抵抗経験」を軸にして「生の範疇」を通り抜けていくような仕方で「生の自己分節化」を生じさせることではないかと考えられる。さらに彼の「体験=表現=理解」の解釈学的循環の構造は、アクティブラーニングの成立要件そのものではないかとも考えられる。そのように考えれば、アクティブラーニングの理論と実践は今日において突如として現れたのではなく、理論的にも実践的にも、遅くともディルタイの時代から模索され続けているのはたしかである。これからの教育実践を真に実り豊かなものにしていくためにはディルタイの考え方に基づいたらよいのではないかということから発した本書の旅は、奇しくも同時にアクティブラーニングの一つの源流をたどる旅でもあった。
著者略歴
森 邦昭(モリ クニアキ mori kuniaki)
タイトルヨミ
カナ:ディルタイカラキョウイクジッセンヘ
ローマ字:dirutaikarakyouikujissenhe

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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