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定価:3,960円(3,600円+税)
判型:B5
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内容紹介
富山県にはJR西日本、あいの風とやま鉄道、富山地方鉄道、万葉線、黒部峡谷鉄道、立山黒部貫光の6社の鉄軌道事業者があり、地方としては鉄道網が充実していて、特色ある地域資源や文化のひとつとなっている。各社は魅力的な観光列車を運転しており、それらへの乗車は旅の目的にもなっている。さらには北陸新幹線の開業で、東京からの所要時間が短くなって北陸への関心が高まったり、富山ライトレール(現在は富山地方鉄道に合併)の開業など、富山市が路面電車を活かしたコンパクトなまちづくりを進め、マスコミ等の報道で都市のイメージが向上していることも、近年、富山の鉄軌道が全国から注目を集める理由となっているようだ。
本書は、「鉄軌道王国とやま」の少し前の姿、具体的には1972(昭和47)年から北陸新幹線が開業し、長年親しまれたJR西日本の北陸本線があいの風とやま鉄道に移管される2015(平成27)年まで、約半世紀の富山の鉄道の様子を紹介している。中心となるのは1972(昭和47)~1980(昭和55)年の間で、モータリゼーションの爆発的拡大期にあたり、富山地方鉄道の笹津、射水線や富山軌道線の一部、加越能鉄道加越線などが廃止された。富山の鉄軌道にとって激動の時期でもあった。
いわば「鉄軌道王国とやま」の前史であり、今に生きる昔を紹介しているのが本書である。半世紀に及ぶ富山の鉄道の変遷を懐かしくご覧いただくと共に、富山の鉄軌道の魅力と、路線網が現在も残されている潜在的な価値と活用法について、思いを巡らせていただければと思う。
本書は、「鉄軌道王国とやま」の少し前の姿、具体的には1972(昭和47)年から北陸新幹線が開業し、長年親しまれたJR西日本の北陸本線があいの風とやま鉄道に移管される2015(平成27)年まで、約半世紀の富山の鉄道の様子を紹介している。中心となるのは1972(昭和47)~1980(昭和55)年の間で、モータリゼーションの爆発的拡大期にあたり、富山地方鉄道の笹津、射水線や富山軌道線の一部、加越能鉄道加越線などが廃止された。富山の鉄軌道にとって激動の時期でもあった。
いわば「鉄軌道王国とやま」の前史であり、今に生きる昔を紹介しているのが本書である。半世紀に及ぶ富山の鉄道の変遷を懐かしくご覧いただくと共に、富山の鉄軌道の魅力と、路線網が現在も残されている潜在的な価値と活用法について、思いを巡らせていただければと思う。
著者略歴
服部 重敬(ハットリ シゲノリ hattori shigenori)
タイトルヨミ
カナ:トヤマケンノテツドウ センキュウヒャクロクジュウネンダイカラホクリクシンカンセンカイギョウマデノキロク
ローマ字:toyamakennotetsudou senkyuuhyakurokujuunendaikarahokurikushinkansenkaigyoumadenokiroku
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