近刊検索 デルタ

2020年12月11日発売

筑波書房

出版社名ヨミ:ツクバショボウ

いま、改めて見直すイギリスの農政転換・農村政策の展開

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内容紹介
本書は、イギリスの農政転換やEUの農政(CAP)改革に関する調査をした自分の記憶を整理し、改めて、その内容を見直すために、筆者が、イギリスでの現地調査後、その都度、執筆した報告・論文や各種研究会・集会等で行った講演・話題提供の記録に、新基本法に基づく「食料・農業・農村基本計画」に当初から農村振興に関する施策として取り上げられてきた都市農村交流、グリーン・ツーリズムの普及推進について論じた1冊。
目次
はじめに
Ⅰ イギリスにみる食料自給率向上の歩みと農村維持・環境政策の展開
一 食料供給政策の推移
二 EC加盟後のイギリス農業
三 農村維持・農業環境政策の展開
Ⅱ イギリスの農政転換と農場民宿~ファームステイについて~
はじめに
一 イギリスの農政転換
二 イギリスの土地利用規制
三 イギリスのナショナル・トラスト運動
四 イギリスの農場民宿─民宿型と自助(自炊)型
五 中部イングランド地方でのファームステイ
六 なぜ、イギリスで農村滞在旅行がさかんになっているのか
おわりに
Ⅲ 英国における耕地直接補償支払制度の実施状況
はじめに
一 耕地直接補償支払制度の地域基準面積
二 耕地直接補償支払制度の仕組み
三 休耕(Set-aside)のタイプ・規則
四 耕地直接補償支払の申請手続き・審査・支払い
五 耕地直接補償支払制度の実施状況
Ⅳ グリーン・ツーリズム-そのコンセプトと課題-
一 西欧におけるグリーン・ツーリズムの状況
二 日本におけるグリーン・ツーリズムの背景と条件
三 日本型グリーン・ツーリズムの課題の検討
Ⅴ 欧州連合(EU)の農村開発政策─「LEADER」事業について
はじめに
一 EUリーダー事業の背景
二 EUリーダー事業の取組み
三 過疎地域のローカル・アクション・グループ
四 EUリーダー事業の意義と評価
Ⅵ わが国のグリーン・ツーリズム─その現状と課題─
はじめに
一 グリーン・ツーリズム関連政策の推移
二 グリーン・ツーリズムの現状
三 グリーン・ツーリズムの課題
Ⅶ CAP改革下の英国スコットランド農業と農村振興支援対策
はじめに
一 スコットランド農業の現状
二 スコットランド農村振興対策の状況
三 まとめ―スコットランド農業・農村及び農村振興支援対策の特徴(要約)―
Ⅷ 西ヨーロッパのグリーン・ツーリズム そのコンセプトと歴史的背景
一 グリーン・ツーリズムの経過
二 西欧型グリーン・ツーリズムのコンセプト
三 歴史的背景─その一 年次有給休暇制度
四 歴史的背景─その二農村開発政策の体系化
五 日本型グリーン・ツーリズムの課題
あとがき
著者略歴
井上 和衛(イノウエ カズエ inoue kazue)
明治大学名誉教授、博士(経営学) 〔略歴〕 1932年東京都生まれ、東京教育大学農学部卒業 (財)労働科学研究所勤務、同社会科学研究部長、 明治大学農学部教授、同学部長を経て定年退職。   〔主著〕 『農業「近代化」と農民』(労研出版部) 『都市化と農業公害』(労研出版部) 『日本型グリーン・ツーリズム』(共著、都市文化社) 『高度成長期以後の農業・農村(上・下)』
タイトルヨミ
カナ:イマ アラタメテミナオスイギリスノノウセイテンカン ノウソンセイサクノテンカイ
ローマ字:ima aratameteminaosuigirisunonouseitenkan nousonseisakunotenkai

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