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内容紹介
自然・社会・文化の相互関係と動態を生態人類学の立場から解明してきた掛谷誠の著作集。第3巻では、世界のなかのアフリカを考える。国際協力はいかにあるべきか、地域研究はどのような貢献ができるのか。現地に根づいた実証的なフィールドワークと、そこから築き上げた理論に基づいて、アフリカの課題を人類に普遍のものとして問いかける。

*推薦*
アフリカに新たな発展の地平をひらく
地域研究の立役者であった掛谷は、内陸アフリカを「内的フロンティアを抱えた空間」と位置づけ、そこでの人びとの営みが有する未来への潜在力に着目した。地域で育まれ、外部の政治・経済的条件との交渉を通して変性し、活性化される在来性の潜在力 を「アフリカ的発展」の源泉と考える本書は、地域研究と開発実践の統合を試みた貴重な足跡である。
市川光雄(京都大学名誉教授・元日本アフリカ学会会長)
目次
口絵

第I部 アフリカへの視線

第1章 アフリカ研究会のころ
第2章 座談会 霊長類学・生態人類学・人類進化論
――伊谷純一郎のハクスリー記念賞受賞を祝って
第3章 テンベアとサファリ――焼畑農耕民の旅
第4章 川喜田二郎先生の最終講義に寄せて
第5章 「南の生活原理」と「北の生活原理」――南北問題への一視点

第II部 世界の中のアフリカ

第6章 アフリカ
第7章 アフリカにおける地域性の形成をめぐって
第8章 変貌する民族社会と地域研究
第9章 アフリカ疎開林帯における焼畑農耕社会の持続と変容
第10章 フロンティア世界としてのアフリカ――地域間比較に向けての覚え書き
第11章 内陸アフリカの論理――内的フロンティア世界としてのアフリカ
第12章 東南アジアをどう捉えるか――アフリカ世界から

第III部 地域研究と国際協力

第13章 ミオンボ林の農耕民――その生態と社会編成
第14章 「呪い」をめぐる人類史的考察
第15章 アフリカ地域研究の今後
第16章 アフリカ地域研究と国際協力――在来農業と地域発展
第17章 アフリカ的発展とアフリカ型農村開発への視点とアプローチ
第18章 アフリカ型農村開発の諸相――地域研究と開発実践の架橋

解題――生態人類学から農村開発への足跡 伊谷樹一

初出一覧
参考文献
索  引
 固有名詞
 動・植物
 民  族
 事  項

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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