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2019年11月20日発売

京都大学学術出版会

出版社名ヨミ:キョウトダイガクガクジュツシュッパンカイ

プラトン『ティマイオス』註解

西洋古典叢書
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内容紹介
中世において『ティマイオス』の重要性が決定的となったのは、十二世紀半ばまで、同書のラテン語訳こそが西欧で直接に読めるほぼ唯一のプラトン作品だったからである。本書は、そのラテン語訳者カルキディウスが自らの翻訳に5倍余りの分量で付した註解であり、古代末期のプラトン主義の様相を窺わせると同時に、古代の哲学的議論を中世前期へ伝えた数少ない文献の一つとしても貴重である。
目次
書  簡

第一部
序  論
第一章 宇宙の生成について
第二章 魂の誕生について
第三章 調和あるいはハルモニアについて
第四章 数について
第五章 恒星と惑星について
第六章 天について

第二部
第七章 生き物の四つの種族について
第八章 人類の誕生について
第九章 人間の多くは賢いが、賢くない人もいる理由
第十章 視覚について
第十一章 映像について
第十二章 視覚の賛美
第十三章 質料について

解  説
固有名詞索引/事項索引
著者略歴
カルキディウス(カルキディウス karukidiusu)
土屋 睦廣(ツチヤ ムツヒロ tsuchiya mutsuhiro)
日本大学文理学部哲学科准教授 1963年 山梨県生まれ 1993年 早稲田大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学 2018年より現職 主な著訳書 『カルキディウスとその時代』(共著、慶應義塾大学言語文化研究所) 『中世哲学を学ぶ人のために』(共著、世界思想社) 『哲学の歴史2』(共著、中央公論新社) 『危機管理 ─ 新たな疾病との闘い』(共著、文眞堂) 『中世思想原典集成20』(共訳、平凡社) 『セネカ哲学全集3、4』(岩波書店) 『アリストテレス全集13』(共訳、岩波書店)
タイトルヨミ
カナ:プラトンティマイオスチュウカイ
ローマ字:puratontimaiosuchuukai

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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