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2019年9月18日発売

芙蓉書房出版

出版社名ヨミ:フヨウショボウシュッパン

パリ2000年の歴史を歩く

花の都を彩った主役たちの人間模様
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内容紹介
シーザー、アントワネット、ナポレオンなどパリを舞台に活躍した人々の史蹟を訪ねるパリ2000年の歴史散歩。シャルリー・エブド襲撃事件、黄色いベスト運動、ノートルダム大聖堂の火災など最近の話題も取材。写真250点収録。
目次
第1章 シーザーからジャンヌ・ダルクまでのパリ
チュイルリー公園のシーザー像/リュテス闘技場とクリュニー大浴場/パリを守る聖女ジュヌヴィエーヴ/パリにつれなかった大帝シャルルマーニュ/中世が息づくパリ/サント・シャペルはパリの宝石/ソルボンヌでザビエルを思う/ノートルダム北塔と周恩来/ジャンヌ・ダルクのメモリアル
第2章 二人の名君が遺したパリのモニュメント
パリ市民が要望したルーヴル宮の復旧/パリ市庁舎とサントゥスタッシュ教会余話/ヴォージュ広場とチュイルリー宮誕生の発端/サン・バルテルミーの虐殺とコリニー記念碑/アンリ4世とポン・ヌフ橋/フィレンツェの面影残すリュクサンブール
第3章 ルイ14四世の時代とその後継者
フロンドの乱で夜逃げの王家/ヴェルサイユ宮造営のきっかけ/サン・ドニ門とサン・マルタン門のちがい/儀式化された宮廷生活/ルイ15世とポンパドゥール夫人の時代
第4章 マリー・アントワネットとフランス革命
ウィーンの女帝の悩み/王妃の村里/首飾り事件という濡れ衣/ルイ16世こそ改革派/ヴェルサイユの球技場の誓い/大革命の本拠地/アンヴァリッドからバスティーユ監獄へ/女性集団がヴェルサイユへ行進/歴史の舞台はチュイルリー宮へ/タンプル塔の王一家/ギロチン待合室
第5章 ナポレオンとパリの不思議な関係
10年間の治世でパリ滞在はわずか955日/「ナポレオンの露払い」ロベスピエールの最期/ナポレオンとジョゼフィーヌの出会い/間一髪だったサン・クルー宮のクーデター/金融と治安の本山を創設する…/ナポレオンの戴冠式とマルメゾン宮/ナポレオン最後の野望
第6章 傍流の世にパリは花ひらく
コンコルド広場とオベリスク余話/ナポレオンの地下墓地/バスティーユ広場のユゴー/ナポレオン3世と皇妃ウージェニー
第7章 パリへ渡ったサムライたち
文久遣欧使節団が泊まったホテル/日本のパリ万博初体験/必見の視察先だったパリ警視庁とサンテ刑務所/パリ万博会場の川上貞奴と夏目漱石/島崎藤村も疎開を余儀なくされた大戦下のパリ
第8章 世紀末のパリの空の下で
パリ防衛に由来するデファンスの地名/パリ・コミューンとペール・ラシェーズ墓地の惨状/マリアンヌという共和国の寓意/サラ・ベルナールとドレフェス事件/マタ・ハリとヴァンセンヌの森とブーローニュの森
第9章 ヒトラー支配下のパリ
尊大なドゴールを許容したチャーチルの直感/ヒトラー、休戦直後のパリへ入る/ドイツ占領軍が陣取ったパリの一流ホテル/ジュ・ド・ポーム美術館とオランジュリー美術館の一コマ/暗黒のパリの地下組織/降伏署名の場はモンパルナス駅
第10章 壮大なパリの再生と分断されるパリ
パッシー墓地に眠るベトナム最後の皇帝/1968年の五月革命/戦後のフランス大統領が立案したパリの大建築物/シャルリー・エブド襲撃事件の現場/ネット時代の黄色いベスト運動/ノートルダム大聖堂の火災
著者略歴
大島 信三(オオシマ シンゾウ ooshima shinzou)
昭和17年、新潟県生まれ。早稲田大学教育学部卒。同39年、産経新聞社に入社。千葉支局を振り出しに新聞と雑誌の両部門で政治や国際問題、文化全般の取材、インタビュー、編集に携わった。『週刊サンケイ』編集長、『新しい住まいの設計』編集長、特集部編集委員、『正論』編集長、編集局編集委員、特別記者を経て平成21年退社。特集部編集委員のときにヨーロッパの都市再開発を取材し、記者としてパリを観察。その後はフランス史やパリ関連の書籍をひもときながらフリージャーナリストとしてパリの街歩きをつづけてきた。著書に『異形国家をつくった男――キム・イルソンの生涯と負の遺産』、『宮尾登美子 遅咲きの人生』、『ダライ・ラマとチベット――1500年の関係史』(いずれも芙蓉書房出版)がある。日本記者クラブ会員。
タイトルヨミ
カナ:パリニセンネンノレキシヲアルク
ローマ字:parinisennennorekishioaruku

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