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2020年3月10日発売

法藏館

曇鸞浄土論註の研究

親鸞「凡夫が仏となる」思想の原点
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内容紹介
凡夫が仏と成ることができる道として、往生浄土の仏道を確立した曇鸞。往生浄土の意義を正しく理解するために、浄土教の原点である『浄土論註』を精緻に読み解き、他力往生の根源的意義を明らかにする。

また、香月院深励の『浄土論註講義』をはじめ、江戸時代を代表する宗学者達の講義録を読み解き、曇鸞が、『浄土論』に説かれる唯識瑜伽行派の止観としての往生行を、『無量寿経』に説かれる浄土教的往生論に転換したことを明らかにしている。
目次
まえがき

第一部 曇鸞『浄土論註』の研究
 序 章 往生思想の起原
一、 原初の出世間道
二、 如実智見が低位に置かれる出世間道
三、 不還は生天によって化生となる
四、 浄土に往生する者は化生となる
五、 往生と化生
第一章 『浄土論註』を理解するために
  一、『浄土論』の著者世親
  二、『論註』の著者曇鸞
第二章 『浄土論』の概要
一、 願生偈
二、 論
第三章 曇鸞の還相回向論
一、 解義分の十節
二、 第一節 願偈大意
三、 第二節 起観生信
四、 第三節 観察体相
五、 第四節 浄入願心
六、 第五節 善巧摂化
七、 第六節 障菩提門
八、 第七節 順菩提門
九、 第八節 名義摂対
十、 第九節 願事成就
十一、第十節 利行満足
むすび

第二部 拙著への批評に対する論評
    ――現世往生説の再検討――
 はじめに
 第一章 鍵主良敬博士の反論に答える
   一、親鸞の説く「臨終の往生と住正定聚の往生
の二義
  二、住正定聚の往生は真の往生ではない
   三、往生思想の源流としての出家者の生天思想
     ――鍵主博士の著書に欠如している文献学的基礎
第二章 長谷正當博士の反論に答える
   一、道としての往生
   二、真宗本来の往生の姿
   三、「現世往生説」の様々な誤解
   四、現世往生説の間違いの根源
   五、現世往生説に抵触する親鸞の教説
むすび

あとがき
索引
著者略歴
小谷 信千代(オダニ ノブチヨ odani nobuchiyo)
1944年、兵庫県生まれ。1967年、大谷大学文学部卒業。1975年、京都大学大学院修士課程修了。1998年、大谷大学教授。1999年、大谷大学博士(文学)学位取得。現在、大谷大学名誉教授。主な著書に『法と行の思想としての仏教』(文栄堂)、『倶舎論の原典解明 賢聖品』(共著、法藏館)、『真宗の往生論――親鸞は「現世往生」を説いたか』(法藏館)、『虚妄分別とは何か――唯識説における言葉と世界』(法藏館)、『親鸞の還相回向論』(法藏館)。
タイトルヨミ
カナ:ドンランジョウドロンチュウノケンキュウ
ローマ字:donranjoudoronchuunokenkyuu

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