近刊検索 デルタ

2018年12月22日発売

めこん

出版社名ヨミ:メコン

タイ語のことわざ・慣用句

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内容紹介
タイでよく使われる120のことわざ・慣用句をイラスト入りでわかりやすく説明。
さらに・・・
①日本語・英語の同じ意味のことわざとの比較
②そのことわざを使ったタイ語の例文の学習
③使われているタイ語の単語一覧
と、タイ語学習にとても役立ちます。

たとえば・・・

「象に乗ってバッタをとる」

小さな物事を処理するために大げさな手段を取ったが、費やした苦労や時間の割には効果が少ない、割に合わないという意味。日本語だ「牛刀をもって鶏を割く」ですね。このように意味が想像できるものもあれば、タイだけに通じるような独特の表現もあります。タイ語学習者必携の1冊です。
目次
目次(タイ語と発音記号が加わります)

1動物(哺乳類)
象     象に乗ってバッタをとる
象を殺して象牙を取る
死んだ象を蓮の葉で隠す
盲人が象をまさぐる
象の真似して糞をする
サトウキビが象の口に入った
虎     虎を描いて牛を脅す
森に虎を放つ
爪を隠した虎
1つの洞窟に2頭の虎は居られない
鹿の顔に虎の心
虎を逃れてワニに遭う
山羊    山羊に乗って追いかける
罪を受けた山羊
牛・水牛  牛の角を押さえて草を食べさせる
皮と角を手にしたまま捕まる
牛を愛するならつないでおく、子を愛するならムチを
牛がいなくなってから牛囲いを作る
胡弓を弾いて水牛に聞かせる
水牛の角を尖らせて闘わせる
豚     豚のしっぽにこびりついた土
豚を渡し猫を渡す
猫     家でご飯を食べ屋根で糞をする
猫がもがいて死んだぐらいの土地
猫にあてつけて魚を焼く 
猫に焼き魚を預ける
猫が居ないとネズミは楽しい
猫を染めて売る
犬     自分のしっぽを持ち上げる
隙を狙って嚙みつく犬
ネズミ   米びつの中に落ちたネズミ
ウサギ   3本の足で立っているウサギ

2鳥・魚・爬虫類・虫
鶏     鶏を放つ
しっぽを切ってお寺に放つ
鶏には蛇の足を見え、蛇には鶏の乳房が見える
鶏の糞を踏むことさえできない
握りこぶしの中にいるひよこ
鳥     双頭の鳥
1発の弾丸で鳥を2羽しとめる
小鳥は身の丈にあった巣作りをする
カラス   腸をたぐりよせてカラスに食べさせる
魚     池を掘って魚を誘う
両手で魚をつかむ
投網の外側にひっかかった魚
キノボリウオは口のせいで死ぬ
蛇、魚、わかるわかる
エビ    藻エビでスズキを釣る
カニ    カニを捕まえて籠に入れる
貝     貝の口、カニの口
カエル   椰子殻の中のカエル
ガマガエル ガマガエルが輿に乗る
クモ・カイコ 糸を引く
シロアリ  シロアリが焚き火に飛び込む
蛇     コブラの喉に手を入れる
ワニ    ワニに泳ぎを教える

3自然
海     大海で針を探す
川     5本の川を引いてくる
運河    川から運河に戻る
田     冠水した田に空芯菜がまばら
水     水を汲んで切り株にかける
潮が満ちたら急いで水を汲め
水は舟に頼り、虎は森に頼る
水が引くと切り株が現れる
水を形にこねる
水を見ずに竹を切って水筒を作る
水に落ちても流れず、火に落ちても燃えない
風     風の元で火を断つ
木     木っ端を使って丸太を動かす
木の実は木から離れては落ちない
雲     雲に隠れる

4身体
顔     顔を地面に埋め込んで逃げる
目     盲目の人が眼鏡を手に入れた
鼻     鼻をひっぱりまわす
口     口が洪水
口は甘く尻はすっぱい
10の口に言われても自分の目で見ることには及ばない
口をあけるとのどちんこが見える
耳     壁に耳あり 門に隙間あり
耳になり目になる
片方の耳で聞き、片方の耳は取っておく
耳で戯れ、目で戯れる
耳は田へ、目は畑へ
手・腕   誰の手を取って匂いを嗅げばいいのか
相手の手を縛って殴る
手は漕がず、足を水につける
肘の下の水を飲む
脚・足   脚を揺らしてトゲを求める
スネの毛は抜けない
足跡を測る
胸     胸元から山を取り出す
腹     石灰を食べれば、お腹がほてる
背     人の背中で稲作をする
尻     尻に火がつく

5食
塩     塩がウジ虫になる
ウコン・石灰 ウコンと石灰
ナムプリックナムプリックを作って川に溶かす
バナナ   バナナをむいて口に入れる
パクチー  表面にふりかけてあるパクチー

6暮らし
舟     同じ舟に乗っている
沈んでも沈み切れない
城     空中にお城を建てる
仏像    仏像の背中に金箔を貼る
蓮の花   コンチャクを蓮の花と見間違える
金     金は熱さを知らない
金を包んでいる雑巾
人     人が多いほど話が多い
姉妹    姉を愛すれば妹が惜しい
ピー    ピーがとりついたり抜けたりする
臼     臼を押して山に登る
斧     サークを割る斧
鉈     手間をかければ美しい鉈ができる
籠     籠に入れて水で洗う
種     種をまけば果実を期待する
スプーン  銀のスプーン金のスプーンをくわえて生まれる
お湯    先にお湯を浴びた
ワイ    会えばワイ(合掌)して裏で舌を出す
発熱    熱を出す前に慌てる
屁・糞   屁よりも糞を握ったほうがまし
ピー・クルイピーとクルイだね
踊り    下手な踊りはピーのせい太鼓のせい
著者略歴
シリラック・シリマーチャン/大滝ミナ子(シリラックシリマーチャンオオタキミナコ shirirakkushirimaachanootakiminako)
シリラック・シリマーチャン バンコク生まれ。チュラーロンコーン大学文学部東洋言語学研究科日本語専攻卒業。2004年、同大学博士前期課程修了。2004年10月より学習院大学に留学。2008年、学習院大学大学院日本語日本文学専攻博士前期課程修了。2012年同大学博士後期課程修了、博士。 著書:『目指せ!タイ語の達人』(TPA Press ) 大滝ミナ子 神奈川県鎌倉市出身。神田外語学院を卒業後、メーカー勤務を経て渡英。1989年、リバプール・サンダウン・カレッジ(現リバプール・シティ・カレッジ)、エブリマン・シアターで1年間、演劇を学び、帰国後は演技訓練で培ったコミュニケーション力を翻訳業と英会話教授法に生かす。タイ語との出会いは、象に魅了され、2009年タイ北部のエレファントキャンプを訪れた時。シリラック・シリマーチャン『目指せ!タイ語の達人』(TPA Press )の日本語の校閲に協力した。
タイトルヨミ
カナ:タイゴノコトワザカンヨウク
ローマ字:taigonokotowazakanyouku

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