近刊検索 デルタ

2018年11月2日発売

論創社

出版社名ヨミ:ロンソウシャ

文体のポリティクス

ウォルター・ペイターの闘争とその戦略
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内容紹介
代表作『ルネサンス』刊行後、ペイターは保守派からさまざまな批判を受け、それに呼応するかのように独自の文体観を展開し先鋭化していく。文体とそれに直結する問題をめぐるペイターの闘争とその戦略を明らかにする。
目次
"序 論
第一章 闘争の場——保守派による批判
第二章 大学内部からの戯画と批判
第三章 ペイターの闘争と戦略
第四章 「結語」から『享楽主義者マリウス』へ——文体の戦略
第五章 「家のなかの子」(一八七八)——社会的自己像の修正
第六章 共感、論理、自制——後期ペイターにおける「男性性」の再規定
第七章 文体家の変貌
第八章 「エメラルド・アスウォート」(一八九二)——「非国民」の問い
補遺一 「文体論」再考——闘争の深層
補遺二 「ジョルジョーネ派」の批評言語"
著者略歴
野末紀之(ノズエ ノリユキ nozue noriyuki)
一九五八年生まれ。京都大学文学部英文科卒、同大学院文学研究科英文学専攻修士課程修了。二〇一一年、博士(文学)。岡山大学教養部助手、講師、大阪市立大学講師、助教授などを経て、現在、同大学院文学研究科教授。専門は十九世紀後半のイギリス文化・文学、表象文化論。ペイターのほか、D・G・ロセッティ、アーサー・シモンズ、J・A・シモンズ、ジョージ・ムアにかんする論文がある。
タイトルヨミ
カナ:ブンタイノポリティクス
ローマ字:buntainoporitikusu

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