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定価:2,420円(2,200円+税)
判型:四六
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内容紹介
数多くの事件を解決してきたアプルビイ警視総監も遂に退職の年齢となり、現在は妻と一緒に静かな〈第二の人生〉を送っていた。ある日、近隣のアリントン邸から夕食会の誘いを受けたアプルビイは楽しげに出掛けて行くが、余興でイルミネーションの仕掛けに立ち会ったことから奇妙な事件に巻き込まれてしまう。事故死と思われる状況で次々と死体が発見される中、アプルビイは一連の事件の繋がりを見つけ出そうと奮戦し、ついに「ある答え」に辿り着くのだが……。
目次
"アリントン邸の怪事件
訳者あとがき"
訳者あとがき"
著者略歴
マイケル・イネス(マイケル イネス maikeru inesu)
本名ジョン・イネス・マッキントッシ・スチュワート。スコットランド・エディンバラ生まれ。オックスフォード大学を卒業後、リーズ大学で講師と英文学を教え、アドレード大学に赴任後は英文学教授として教鞭を執った。1936年、渡豪中の船上で書き上げたという「学長の死」で作家デビュー。46年にオーストラリアより帰国し、クイーンズ大学やオックスフォード大学で教授職を歴任する。54年刊行の短編集“Appleby Talking”(54)は「クイーンの定員」に選出された。1994年、死去。
井伊順彦(イイ ノブヒコ ii nobuhiko)
早稲田大学大学院博士前期課程(英文学専攻)修了。英文学者。主な訳書に『英国モダニズム短篇集 自分の同類を愛した男』(風濤社、編訳)、『短刀を忍ばせ微笑む者』、『ワシントン・スクエアの謎』(ともに論創社)、『葬儀屋の次の仕事』(論創社、共訳) など。トマス・ハーディ協会、ジョウゼフ・コンラッド協会、バーバラ・ピム協会の各会員。
タイトルヨミ
カナ:アリントンテイノカイジケン
ローマ字:arintonteinokaijiken
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