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2019年11月27日発売

ベレ出版

出版社名ヨミ:ベレシュッパン

天気予報はどのようにつくられるのか

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内容紹介
私たちの暮らしは、天気の影響を大きく受けます。この先の予定を考える際に、天気予報を必ずチェックする方は多いと思います。また、相次ぐ気象災害や、遠い将来の話ではない地球温暖化も、生命や暮らしに直結する気になるテーマです。
生きていくうえで必要不可欠な存在である天気予報。天気予報はどのようなプロセスを経て、私たちのもとに届くのでしょうか? 気象学や物理学の基礎から、観測や予測技術のことまで、気象庁で活躍した著者が「天気予報のいま」を紹介します。


目次

[第1章] 大気と海洋の姿を知る
[第2章] 大気と海洋の今を知る
[第3章] 気象の特徴と予測技術
[第4章] 数値予報
[第5章] 短期予報
[第6章] アンサンブル予報
[第7章] 地球温暖化の予測
[第8章] 波浪・津波の予測
[第9章] 天気予報の法制度
目次
[第1章] 大気と海洋の姿を知る
1 天気予報の舞台である大気を眺める
大気中の諸現象
地球の大気
大気の区分
偏西風と偏東風
2 波が立ち、ときには津波も起きる海洋を知る
海洋と大気の相互作用
波浪、高潮、潮汐
[第2章] 大気と海洋の今を知る
1 どうして観測が必要なのか
2 気象観測の体系
気象観測の種類
気象観測の技術基準
気象観測データの通報
国内・国際気象観測通信網
3 地上気象観測
気象官署での観測
特別地域気象観測所
アメダス
4 高層気象観測
5 気象レーダー
6 ウィンドプロファイラ
7 雷監視システム
8 気象衛星
静止気象衛星
極軌道気象衛星による観測
9 空気象観測
航空機による気象観測
空港での気象観測
10 洋の観測
水温などの観測
波浪の観測
津波の観測
[第3章] 気象の特徴と予測技術
1 象の時間・空間スケール
2 測技術の種類、特徴
3 水ナウキャスト、降水短時間予報
[第4章] 数値予報
1 象予測のための基本的原理
運動を支配する基礎方程式系
コリオリ力(転向力)
地衡風
2 値予報の手順とアルゴリズム
[第5章] 短期予報
1 予測モデル
2 予報支援資料(ガイダンス)
3 気象情報の種類(記録的短時間大雨情報・大雨注意報・警報など)
[第6章] アンサンブル予報
1 運動の初期値敏感性(カオス)
2 アンサンブル予報の実際
週間予報
1か月・3か月アンサンブル予報
台風進路予報
[第7章] 地球温暖化の予測
1 地球温暖化問題への世界的取り組み
2 温暖化モデルと気象予測モデルとの相違
3 温暖化予測モデルの結果
[第8章] 波浪・津波の予測
1 波浪予報の特徴
2 波浪予報モデルと情報 
3 津波予測の原理、気象予測との違い
4 気象予測と津波予測の計算の相違
5 津波のシミュレーション
6 津波情報、注意報、警報
[第9章] 天気予報の法制度
1 気象庁の概史
2 気象庁の組織(国家行政組織法、国土交通省設置法など)
3 気象庁のサービス(気象業務法など)
4 予報の現業体制
著者略歴
古川 武彦(フルカワ タケヒコ furukawa takehiko)
1940年、滋賀県出身。理学博士(九州大学) 気象研究所主任研究官、気象庁予報課長、札幌管区気象台長などをつとめ、現在は、気象学の普及などを目的とする「気象コンパス」を主宰。 著書に『わかりやすい天気予報の知識と技術』(オーム社)、『図解・気象学入門』(共著、講談社ブルーバックス)、『気象庁物語』(中公新書)など。
タイトルヨミ
カナ:テンキヨホウハドノヨウニツクラレルノカ
ローマ字:tenkiyohouhadonoyounitsukurarerunoka

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