近刊検索 デルタ

2021年1月15日発売

吉備人出版

出版社名ヨミ:キビトシュッパン

岡山わらべ歌紀行

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内容紹介
〽ねんねこ しゃっしゃりませ
 ねた子のかわいさ 起きて泣く子の
 ねんころろん 面憎さ
 ねんころろん ねんころろん(中国地方の子守唄)

〽あんたがたどこさ 肥後さ
  肥後どこさ 熊本さ(「あんたがたどこさ」哲西の童唄)

遊び、仕事、くらし、自然、言葉、そして戦争……わらべ歌の世界は多岐にわたっている。本書では、岡山県内各地に伝わっているわらべ歌を紹介しながら、歌に込められた思いや世相、他地域との差異などを紹介。そこには、生活の知恵や次世代へ語り継ぎたいメッセージが込められている。
消えて行きつつあるわらべ歌を文字で残そうという試み。
目次
食料難の時代に/ゆったりがよい/ロシア、中国を蔑視/いっちこ たっちこ たいえん/一番はじめは一の宮/赤い風ぐるまは母の悲しみ/子買おう/ヤンマ恋し/青菜切るよにごしごしと/芋飯・赤い飯・五目飯/爺さん婆さん寝とれ/コモコモ出え出え/お嫁さんの頼りは何/もっとゆったりと/手と気持ちを合わせ/牛出え 馬出え/言葉の変化がおもしろい/のりちゃん言うても/郵便さん 早う走れ/クック ピンヒョロ ケンケン/上がり目、下がり目
/お月さん なんぼ/一列らんぱん破裂して/いちじく にんじん/目隠しすれば異界に/ひいふうみいよう/たーから 宝隠し/とんとや/あんたがたどこさ/お母さんは死んだ/曲芸師だった子どもたち/遊びの中で子どもは育つ/六人残してみな殺し/屁も一芸/屁のかっぱの精神を/河童もいないと寂しい/正月様ござった/万灯の勧進/鬼うめ蛇うめ/バッカンサナダ/戦争の民話は、もういらない/小学校には仕事に行った/民謡エッセイを連載して/思い出すのは子どものころ

時を越えて  中桐美和子
『道標』連載に感謝  かわかみよしこ

参考文献
あとがき
著者略歴
立石 憲利(タテイシ ノリトシ tateishi noritoshi)
立石憲利(たていし・のりとし) 1938年岡山県津山市で生まれる。長年にわたり民俗、民話の調査を続けている。採録した民話は約1万話。民話の語りも行い、語り手養成のための「立石おじさんの語りの学校」を各地で開き、岡山県語りのネットワークを結成。現在は28グループ300人。『立石おじさんのおかやま昔ばなし』(第1集~3集)『おかやま伝説紀行』(いずれも吉備人出版)など著書多数。 現在、日本民話の会会長、岡山民俗学会名誉理事長など。久留島武彦文化賞、岡山県文化賞、山陽新聞賞などを受賞。 岡山県総社市在住。
タイトルヨミ
カナ:オカヤマワラベウタキコウ
ローマ字:okayamawarabeutakikou

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