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定価:2,200円(2,000円+税)
判型:A5
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内容紹介
数千人が籠城した奥州九戸城は天正19年9月2日、豊臣秀次を総大将とする数万人規模の上方軍に包囲され、9月4日には城主九戸政実が投降する。この時城に残る者を助命するという約束は反故にされ、開門と同時に上方軍がいっせいに城内になだれ込み、為すすべもなく逃げまどう籠城者を情け容赦なく殺戮した。それから約400年後の平成7年に、九戸城二ノ丸跡から十数体の惨殺死体が骨となって発見された。これらの人骨こそが戦国の世の酷さを如実に物語っている。
目次
はじめに
第一章 史跡九戸城跡の発掘調査
第二章 九戸城二ノ丸跡出土人骨の同位体分析
第三章 九戸城二ノ丸跡出土人骨
第四章 文献史学的考察
あとがき
第一章 史跡九戸城跡の発掘調査
第二章 九戸城二ノ丸跡出土人骨の同位体分析
第三章 九戸城二ノ丸跡出土人骨
第四章 文献史学的考察
あとがき
著者略歴
百々 幸雄(ドド ユキオ dodo yukio)
東北大学大学院医学系研究科教授 解剖学・形質人類学専攻 1944年生まれ
竹間 芳明(タケマ ホウミン takema houmin)
東京都立荒川工業高等学校教諭 日本中世史専攻 1959年生まれ
関 豊(セキ ユタカ seki yutaka)
二戸市埋蔵文化財センター所長 考古学専攻 1959年生まれ
米田 穣(ヨネダ ミノル yoneda minoru)
東京大学大学院新領域創成科学研究科准教授 先史人類学・年代学専攻 1969年生まれ
タイトルヨミ
カナ:ホネガカタルオウシュウセンゴククノヘラクジョウ
ローマ字:honegakataruoushuusengokukunoherakujou
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