近刊検索 デルタ

2008年3月5日発売

東北大学出版会

出版社名ヨミ:トウホクダイガクシュッパンカイ

骨が語る奥州戦国九戸落城

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内容紹介
数千人が籠城した奥州九戸城は天正19年9月2日、豊臣秀次を総大将とする数万人規模の上方軍に包囲され、9月4日には城主九戸政実が投降する。この時城に残る者を助命するという約束は反故にされ、開門と同時に上方軍がいっせいに城内になだれ込み、為すすべもなく逃げまどう籠城者を情け容赦なく殺戮した。それから約400年後の平成7年に、九戸城二ノ丸跡から十数体の惨殺死体が骨となって発見された。これらの人骨こそが戦国の世の酷さを如実に物語っている。
目次
はじめに
第一章 史跡九戸城跡の発掘調査
第二章 九戸城二ノ丸跡出土人骨の同位体分析
第三章 九戸城二ノ丸跡出土人骨
第四章 文献史学的考察
あとがき
著者略歴
百々 幸雄(ドド ユキオ dodo yukio)
東北大学大学院医学系研究科教授 解剖学・形質人類学専攻 1944年生まれ
竹間 芳明(タケマ ホウミン takema houmin)
東京都立荒川工業高等学校教諭 日本中世史専攻 1959年生まれ
関 豊(セキ ユタカ seki yutaka)
二戸市埋蔵文化財センター所長 考古学専攻 1959年生まれ
米田 穣(ヨネダ ミノル yoneda minoru)
東京大学大学院新領域創成科学研究科准教授 先史人類学・年代学専攻 1969年生まれ
タイトルヨミ
カナ:ホネガカタルオウシュウセンゴククノヘラクジョウ
ローマ字:honegakataruoushuusengokukunoherakujou

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