近刊検索 デルタ

2019年5月16日発売

東北大学出版会

出版社名ヨミ:トウホクダイガクシュッパンカイ

日本医学教育史

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内容紹介
現在、我が国の医学教育は国際的な交流が活発化する中で、国際化の道を歩もうとしている。しかし日本の医学教育には固有の歴史があり、その歩みは欧米の医学教育と同一のものではない。漢方を中心とした江戸時代の医学が、幕末以後に西洋医学に切り替わり体系的な医学教育が始まったことを皮切りに、明治初期の学制・医制から始まりから今日まで、学校制度と医師資格付与制度の整備・改革を繰り返しながら、数多くの医学校が設立・発展して今日の医学教育が作り上げられてきた。本書は我が国の医学教育の130年以上にわたる歴史を、細部を含めて初めて明らかにすることを試みるものである。
目次
はじめに 坂井建雄
第一章 江戸時代の医学教育 海原 亮
第二章 明治期におけるドイツ医学の受容と普及―東京大学医学部外史・補遣 吉良枝郎
第三章 明治初期の公立医学校 坂井建雄
第四章 明治期における私立医学校の教育 志村俊郎
第五章 大学令と大正昭和期の医師養成 天野郁夫
第六章 戦時下における外地の医学校 泉 孝英
第七章 戦後における医学教育制度改革 福島 統
第八章 衛生思想と医学教育 瀧澤利行
第九章 明治期における医学書の動向 島田和幸
第十章 医学教育における医学用語―用語の浸透と統一を中心に 澤井 直
第十一章 戦前期における「医学博士」の社会学的分析 橋本鉱一
あとがき 坂井建雄
著者略歴
坂井 建雄(サカイ タツオ sakai tatsuo)
タイトルヨミ
カナ:ニホンイガクキョウイクシ
ローマ字:nihonigakukyouikushi

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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