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2013年2月1日発売

ボイジャー

出版社名ヨミ:ボイジャー

マニフェスト 本の未来

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内容紹介
版メカニズムは「デジタル」により本質的な変貌をとげる!
書籍のデジタル化は「第一段階」にすぎません。デジタルへの移行はフォーマットの問題だけではなく、出版界の抜本的再編成を意味しています。デジタル化が完了した「第二段階」で出版界で何が起こるのか?書籍が全て電子化され、ネットワークに接続され、ユビキタスな存在になると何が起こるのか?
H.マクガイアとB.オレアリを筆頭に、実際のツール開発に携わる総勢29人の執筆者が、「確信」以上の具体性をもって本の未来を語ります。
目次
Part 1 セットアップ:現在のデジタルへのアプローチ
1.コンテナではなく、コンテキスト
2.あらゆる場所への流通
3.「本」の可能性
4.メタデータについて語る時に我々の語ること
5.DRMの投資対効果を考える
6.デジタルワークフロー向けツール
7.デジタル時代の書籍デザイン

Part 2 将来への展望:本が歩む次のステップ
8.本とウェブサイトがひとつになる理由
9.Web文学:ソーシャルWeb出版
10.言葉から本を作る
11.eBookはなぜ書き込み可能になるか
12.読書システムの垣根を越えて:ソーシャルリーディングの今後
13.ユーザー体験、読者体験
14.本と出会ったアプリ
15.形なき本で図書館を作るということ
16.読者の権利章典

Part 3 本でできる実験-最先端プロジェクト-
17.作家たちのコミュニティ
18.アプリとしての本作り、迷った時の処方箋
19.エンゲージメント・エコノミー
20.本はどのように発見される?
21.「リトル・データ」の驚くべき力
22.誇張と倒錯
23.出版再考ーー痛みを感じ、痛みを抑える
24.公共図書館の終わり
25.今は実験のとき
26.忘れられた消費者
27.コントロールできない会話
著者略歴
ヒュー・マクガイア(ヒューマクガイア hyuumakugaia)
出版とインターネットの接点となるツールとコミュニティの開発者。本書が執筆/編集されたPressBooksの創業者でもある。またLibriVox.orgというボランティアにより構築された世界最大のパブリック・ドメインのオーディオ・ブック・ライブラリーの創立者でもある。
ブライアン・オレアリ(ブライアンオレアリ buraianoreari)
出版コンサルタント、マゼランメディアパートナーズ(Magellan Media Partners)社長、ニューヨーク大学(New York University, NYU)出版学部助教授をつとめている。同氏は『タイム』誌を発行するTime Inc.の制作部長、ハモンド社(Hammond Inc.)の共同出版者などの重職を歴任してきた。
クレイグ・モド(クレイグモド kureigumodo)
作家、デザイナー、開発者。本とメディアとストーリーテリングの未来に関心を持ち、東京とニューヨークを拠点に世界各地で活動中。2011年、iPhone版Flipboardアプリのプロダクトデザインを手がける一方で、作家としてMacDowell Colonyライティングフェローに選ばれる。2012年にはIT起業家としての業績を認められTechFellow Awardsを受賞。また出版シンクタンク「PRE/POST」を設立し、紙と電子の本をプロデュース。
秦隆司(ハタタカシ hatatakashi)
1953年東京生まれ。マサチューセッツ大学卒業後、記者、編集者を経てニューヨークで独立。1996年にアメリカ文学専門誌『アメリカン・ブックジャム』創刊。2012年アメリカン・ブックジャムのeBook版、eブックジャムの第1弾、第2弾をボイジャー社より出版。2018年『スロー・トレインに乗っていこう』を電子版として復刊。アメリカの政治ニュースを追うポリティカル・ジャンキーでもある。
宮家あゆみ(ミヤケアユミ miyakeayumi)
ブックジャム・ブックス代表。ニューヨーク在住。ライター・翻訳者・編集者。神奈川県鎌倉市出身。明治学院大学文学部英米文学科卒業後、東京の商社、銀行、複合文化施設での勤務などを経て、1996年に再渡米。アメリカ文学専門誌『アメリカン・ブックジャム』の取材、執筆、編集および制作、販売など出版業務全般に携わる。訳書に『マニフェスト 本の未来』『ブックストア─ニューヨークで最も愛された書店』『チャスとリサ、台所でパンダに会う』『ガール・クック』など。
タイトルヨミ
カナ:マニフェスト ホンノミライ
ローマ字:manifesuto honnomirai

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