近刊検索 デルタ

2020年5月11日発売

木楽舎

出版社名ヨミ:キラクシャ

SHARE the REAL 父と息子の未来承継

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内容紹介
丸井グループ創設者である青井忠治が創業したアトムという会社がある。
アトムが目指すものは100年先の「懐かしい未来」だ。「100年後の社会にも脈々と生き続け、
さらに大きな花を咲かせる種を今の時代に撒きたい」と、令和の幕開けとともに社長に就任した青井茂は言う。
青井忠治が残したDNAは、その息子である2代目・忠四郎から、孫の3代目・茂へ、確実に受け継がれている。

「何をするかより、誰とするか。」
「地方創生から地方覚醒へ」

事業承継やファミリービジネスに悩む2代目・3代目や、
日本のローカルで奮闘している中小企業のオーナー、
新しいことに挑戦しようとしている人へのヒントとなる一冊。

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【プロローグより】
かつて、僕の祖父は丸井をつくった。これまで僕は偉大な祖父や父を持ち、
経済的に恵まれ、何一つ不自由なく育ってきた。「丸井の青井さん」と呼ばれることも多かったし、
生まれ育った環境を人に羨ましがられることもあった。確かに僕は必要以上に与えられ、守られ続けてきた。
それは否定しない。だが、物心ついたときから祖父の業績を背負い、偉大な父と比べられて、
言葉にならないプレッシャーを感じていたのも事実だ。

祖父が日本で初めてクレジットカードを発行したとき、
「そんな商売が成功するわけない」とバカにされることが多々あったという。
果たして当時、祖父の目にはクレジットカードが普及している現在の日本が見えていたの
だろうか。

僕らのアトムは今、“Imagine, 100 years”というスローガンを掲げている。
100年後も残る産業とは何か。100年後に残したい文化とは何か。
常にそれを模索しながら事業を企画し、興している。
そして、100年後の社会にも脈々と生き続け、
さらに大きな花を咲かせる〝種〞を、今の時代に撒きたいと動いている。

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【本文より】
青井茂さんは、僕と富山に新しい「人生」をプレゼントしてくれました。
石川歩(千葉ロッテマリーンズ 投手)

茂さんは「本物の好奇心」を持っている。
それを楽しみながら形にするエネルギーも持っている。
田中元(株式会社電通 クリエーティブ・ディレクター/アートディレクター)

日本のスポーツ界の未来には、
茂さんのようなサポーターが絶対必要だ。
廣瀬俊朗(元ラグビー日本代表キャプテン)

青井さんが日本の美術界にイノベーションを起こし
社会での立ち位置が向上することを望んでいます。
石井亨(ビジュアル・アーティスト)

茂さんの一番凄いところは「気づかい力」だと思います。
言ってみれば…「コミュ力おばけ」(笑)
青井舞彩(青井茂 妻)
目次
プロローグ
1章 ファミリービジネスはほんとうに「強い」のか
2章 天井を突き破れ「コートヤードHIROO」誕生秘話
3章 中野から麹町へ異業種を結ぶ一本の線
4章 既成概念をくつがえす スポーツとアートと人の縁
5章  昭和から平成、令和へ「丸井」が教えてくれたこと
6章 自分と時代に挑み続ける挑戦者 人間・青井茂伝
7章 クリエイティブチーム×青井茂 SHARE THE Real
8章 Imagine, 100 years 一〇〇年後の「懐かしい未来」に向かって
エピローグ
著者略歴
青井茂(アオイシゲル aoishigeru)
慶應義塾大学経済学部卒業。卒業後カリフォルニア州サンタクルーズのO'neill社にて、創業者のジャック・オニールが組成したSea OdysseyProgramに従事。帰国後、デロイト・トーマツ・コンサルティングにて会計業務を基礎とした大企業の分社化や特殊法人の民営化プロジェクト等を担当した。その後、産業再生機構にて企業の再生案件に従事。日本国内の各所にある事業所にて、各企業の従業員と共に働き、そのなかの会話を通じて、再生に向けての課題を顕在化させ、企業の経営陣と共にPDCAを実施した。2011年に株式会社アトム代表取締役副社長、2019年に代表取締役社長に就任。
青井忠四郎( )
タイトルヨミ
カナ:シェアザリアルチチトムスコノミライショウケイ
ローマ字:sheazariaruchichitomusukonomiraishoukei

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