( )
定価:2,200円(2,000円+税)
判型:四六変形
※地方・小出版流通センター扱い
書店在庫をチェック
内容紹介
短歌をこころから楽しんだ季節の記録
かつてニューウェーブと呼ばれ、暴走と迷走を繰り返した日々を経て、しばらくは短歌に苦しめられてもいましたけれど、四十歳を過ぎた頃、ふたたび蜜月とでも言いましょうか、書くことが楽しくてしかたない季節がやって来ました。(あとがきより)
「ニューウェーブ短歌」を牽引した一人、荻原裕幸による、19年ぶりの第6歌集。
さまざまな境界線が滲み合い、交差する中で
あふれ出すのは不可逆的かつ永遠的な「いま」の抒情だ。
矛盾と異化を含んだ梅の花の心地良い香りに誘われて、
荻原裕幸は今日も現代短歌の〈夢〉をリリカルに完食する。
濱松哲朗
荻原さんの今までの歌集のなかでいちばんいいと思います。
平岡直子
かつてニューウェーブと呼ばれ、暴走と迷走を繰り返した日々を経て、しばらくは短歌に苦しめられてもいましたけれど、四十歳を過ぎた頃、ふたたび蜜月とでも言いましょうか、書くことが楽しくてしかたない季節がやって来ました。(あとがきより)
「ニューウェーブ短歌」を牽引した一人、荻原裕幸による、19年ぶりの第6歌集。
さまざまな境界線が滲み合い、交差する中で
あふれ出すのは不可逆的かつ永遠的な「いま」の抒情だ。
矛盾と異化を含んだ梅の花の心地良い香りに誘われて、
荻原裕幸は今日も現代短歌の〈夢〉をリリカルに完食する。
濱松哲朗
荻原さんの今までの歌集のなかでいちばんいいと思います。
平岡直子
目次
不断淡彩系
誰かが平和園で待つてる
空が晴れても妻が晴れない
桜底彷徨帖
ご機嫌よう瑞穂区
江戸秋雲調
誰でもないひと
蕪と無のブルース
この世から少し外れて
兵隊となるなりゆき
触れると梅だ
遭難のあとさき
四畳半の半の永遠
みづのかたち
あとがき
誰かが平和園で待つてる
空が晴れても妻が晴れない
桜底彷徨帖
ご機嫌よう瑞穂区
江戸秋雲調
誰でもないひと
蕪と無のブルース
この世から少し外れて
兵隊となるなりゆき
触れると梅だ
遭難のあとさき
四畳半の半の永遠
みづのかたち
あとがき
著者略歴
荻原裕幸(オギハラヒロユキ ogiharahiroyuki)
1962年生まれ。名古屋市在住。愛知県立大学卒。90年代のはじめ、朝日新聞に掲載された歌論の反響をきっかけに、ニューウェーブと呼ばれる。第30回短歌研究新人賞受賞。名古屋市芸術奨励賞受賞。歌集出版企画「歌葉」プロデュース、総合誌「短歌ヴァーサス」責任編集、等、フリーな立場を活かした活動を続けている。歌集に『青年霊歌』『甘藍派宣言』『あるまじろん』『世紀末くん!』、未刊歌集『永遠青天症』含む全歌集『デジタル・ビスケット』(沖積舎)がある。「東桜歌会」主宰。同人誌「短歌ホリック」発行人。
タイトルヨミ
カナ:リリカル アンドロイド
ローマ字:ririkaru andoroido
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。
荻原裕幸 最近の著作
もうすぐ発売(1週間以内)
新着:ランダム(5日以内)
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。