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2021年8月13日発売

書肆侃侃房

父の時代 ―息子の記憶―

韓国文学の源流シリーズ
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内容紹介
日本植民地時代終焉期に生を享けた金源一。

社会主義運動に奔走し、激動の時代を駆け抜けた父の像をさまざまな人々の証言をもとに綴った自伝的小説。

戦前から戦後にかけて、息子の記憶を通して描く「父の時代」の詳細な記録。



現代の韓流ブームという輝かしい文化の背景には、植民地時代、独立後の混沌とした政局、朝鮮戦争、李承晩政権による保導連盟虐殺事件、民主化運動など、激動と苦難に満ちた歴史があった。この小説は、作者が経験した時代と父についての記憶を、虚構を交えながら語ることを通して、韓国の激変の歴史を淡々とした文体で描いている。読者の方々がこの一冊と出会うことによって、韓国についてさらに深く理解していただける機会となれば幸いである。

(訳者あとがきより)
著者略歴
金源一(キムウォンイル kimuwoniru)
1942年慶尚南道金海市進永邑で生まれ、大邱で成長した。1966年から小説を発表し、『暗闇の魂』『未忘』『鳶』『心の監獄』『夕焼け』『落ち窪の庭の家』『火の祭典』など、韓国文学を代表する多くの作品を書いた。
遠藤淳子(エンドウジュンコ endoujunko)
宮城県仙台市生まれ。東北学院大学文学部英文学科卒業。K-BOOK振興会仙台支局長を経て、現在はフリーランス翻訳家、韓国語講師として活動中。訳書に『나는 오늘 결혼정보회사에 간다』(共訳、월인(worin)、2016年、〈原題:『「婚活」現象の社会学』編著者:山田昌弘、東洋経済新報社、2010年〉)、『旅するこどもの韓国語・ソウル編』(成美堂出版、2019年)がある。
金永昊(キムヨンホ kimuyonho)
韓国生まれ。韓国外国語大学日本語科卒業、金沢大学大学院修了(文学博士)。現在、東北学院大学准教授。専門は日韓比較文学。『諸国百物語』(2013)、『日本霊異記』(2013、共訳)など、日本の古典文学を韓国語に訳し、その魅力を韓国に紹介しながら、韓国の文学作品を日本に紹介する道に進む。
金鉉哲(キムヒョンチョル kimuhyonchoru)
韓国慶尚南道古城生まれ。1996年高麗大学国語国文学科卒業。2003年高麗大学国語国文学科博士課程修了(文学博士)。現在、東北大学高度教養教育・学生支援機構准教授。専攻は舞台芸術(performing art)。特に、日韓近代劇の理論形成過程について研究している。主な著書・論文に『韓国芸能の原理と方法』(共著、ソウル:演劇と人間、2006)、「韓国と日本におけるコンテンツ概念の比較研究」(『韓国学研究』5、高麗大学韓国学研究所、2013)、「日韓の山岳信仰に関する考察」(『智異山南岳祭の伝承と祭りに関する研究』、求礼文化院、2013)、「日本における韓国語教育の現況と課題」(『韓国初等国語教育』59、韓国初等国語教育学会、2015)がある。
タイトルヨミ
カナ:チチノジダイ ムスコノキオク
ローマ字:chichinojidai musukonokioku

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