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2019年11月14日発売

株式会社法研

出版社名ヨミ:ホウケン

第二の認知症 レビー小体型認知症がわかる本

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内容紹介
●「レビー小体型認知症」は、アルツハイマー病に次いで患者数が多く、高齢者が発症する認知症の約20%を占めています。レビー小体型では、認知機能の障害のほかに幻視やパーキンソン症状、レム睡眠期の行動障害などがみられることが特徴で、行動障害が現れているときの患者さんの状況を介護者が理解してあげることが大切です。
●本書では、レビー小体型認知症の具体的な症状や治療法を解説するとともに、幻覚症状が起こっている患者さんには世界がどのように見えているのかなどの事例をマンガで示し、患者さんの混乱を理解して、どのように対応してあげればよいのかをくわしく解説します。
目次
第1章 知っておきたいレビー小体型認知症のこと
認知症とはどのような状態なのか
中核症状、周辺症状の2種類がある
レビー小体型認知症と気づくきっかけは?
レビー小体型認知症が疑われる場合
レビー小体型認知症には4つの症状がある
レビー小体型認知症に特有な幻覚症状
幻視以外に出現する視覚認知障害
そのほかに現れるさまざまな症状
症状や状態が変動することを理解する
医師はどう診断しているのか
薬物療法にはどのようなものがある?
治療薬のドネペジルについて知る
レビー小体型認知症での介護の原則 
アルツハイマー型認知症との違い

第2章 事例から考える対応と対策
事例1:自宅内に見知らぬ人間がたくさんいると訴えるAさん
事例2:ネズミが走り回る、見知らぬ人が2階に駆け上がると訴えるBさん
事例3:怖い姿をした人間が見えると訴えるCさん
事例4:電気コードがヘビに見えると訴えるDさん
事例5:長男を自分の父親と認識しているEさん
事例6:調子の良いときと悪いときが目立つFさん
事例7:夜怖い夢を見て大声を出し、手足をバタバタ動かすGさん
事例8:自宅や路上で転倒しやすいHさん
(他全15事例収録)

第3章 家族の疑問や悩みごとに関する Q&A
Q1.服薬管理は、家族が行ったほうがよいのでしょうか?
Q2.ひとり暮らしですが、服薬をどうしたらよいでしょうか?
Q3.自動車の運転をしたがるのですが、どうしたらよいでしょうか?
Q4.訪問販売に騙されて高価なものを買ってしまいます。予防策はありますか?
Q5.デイサービスの利用を嫌がります。どのように勧めたらよいでしょうか?
Q6.医療費が家計の負担になっています。なにかよい手立てはあるのでしょうか?
Q7.成年後見制度について教えてください?
著者略歴
川畑 信也(カワバタ ノブヤ kawabata nobuya)
八千代病院神経内科部長。愛知県認知症疾患医療センター長。昭和大学大学院(生理系生化学専攻)修了後、国立循環器病センター内科脳血管部門、秋田県立脳血管研究センター神経内科を経て、2008年八千代病院神経内科部長、2013年愛知県認知症疾患医療センター長兼任。1996年から認知症の早期診断と介護を目的に「もの忘れ外来」を開設し、現在までに8,000名近い患者さんの診療を行ってきている。2015年から愛知県公安委員会認定医(運転免許臨時適性検査)、2016年4月から愛知県安城市認知症初期集中支援チーム責任者、2018年2月から愛知県の西尾市ならびに知立市の認知症初期集中支援チームのアドバイザー兼務。 所属学会:日本神経学会、日本脳血管・認知症学会、日本脳卒中学会、日本認知症学会、日本神経治療学会、日本神経心理学会など
タイトルヨミ
カナ:ダイニノニンチショウレビーショウタイガタニンチショウガワカルホン
ローマ字:daininoninchishourebiishoutaigataninchishougawakaruhon

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