( )
定価:4,180円(3,800円+税)
判型:A5
書店在庫をチェック
内容紹介
古楽運動を牽引したバロック・チェロの巨匠が
初めて語る「音楽」「楽器」「人生」。
A.ビルスマ+渡邊順生による未発表ライヴCD付き!
音楽は「言葉」。
そして、演奏とは「語る」こと。
草創期の古楽運動を牽引したバロック・チェロの巨匠と日本を代表するチェンバロ奏者による対話。
レオンハルト、ブリュッヘンらとの交友、「セルヴェ」ストラディヴァリウスをはじめとする名器・愛器、バッハ《無伴奏チェロ組曲》をめぐる音楽論・演奏論を語り尽くす!
アルテスの古楽本シリーズ「Books〈ウト〉」創刊第2弾!
未発表ライヴCD付き!
A. ビルスマ+渡邊順生「佐々木節夫メモリアルコンサート」
1999年10月15日、日本福音ルーテル東京教会
初めて語る「音楽」「楽器」「人生」。
A.ビルスマ+渡邊順生による未発表ライヴCD付き!
音楽は「言葉」。
そして、演奏とは「語る」こと。
草創期の古楽運動を牽引したバロック・チェロの巨匠と日本を代表するチェンバロ奏者による対話。
レオンハルト、ブリュッヘンらとの交友、「セルヴェ」ストラディヴァリウスをはじめとする名器・愛器、バッハ《無伴奏チェロ組曲》をめぐる音楽論・演奏論を語り尽くす!
アルテスの古楽本シリーズ「Books〈ウト〉」創刊第2弾!
未発表ライヴCD付き!
A. ビルスマ+渡邊順生「佐々木節夫メモリアルコンサート」
1999年10月15日、日本福音ルーテル東京教会
目次
プロローグ(加藤拓未)
第1部 音楽活動、仲間たち、そして人生
シモン・ゴルトベルク
父のこと
ハーグ王立音楽院への入学
恩師レーヴェン・ボームカンプ
ネーデルラント歌劇場管弦楽団
カサルス・コンクール優勝
スランプ
ブリュッヘンとの出会い
音楽家の「キャリア」について
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
古楽へのシフト
テレマン《パリ四重奏曲》の録音
初期の活動──ブリュッヘンとレオンハルト
ヴォルフ・エリクソン
オランダ古楽界のこと
ロンドム・カルテット
フェラ・ベッツとの出会い
ラインベルト・デ・レーウ
マテイス・フェルミューレン
ブダペストのリスト賞
バッハの《無伴奏チェロ組曲》に取りくみ始めた頃
ハルモニア・ムンディでの録音
「セルヴェ」ストラディヴァリウスとの出会い
旅する音楽家
日本人の古楽演奏家とその聴衆
アムステルダム音楽院
チェロのレッスン
弟子たち
鈴木秀美
ラルキブデッリ
音楽文庫
私の病気について
理想の演奏会
ビルスマ・アルバム(写真コーナー)
第2部 チェロ、センツァ・バッソ
チェロについて
所有している楽器
ピッコロ・チェロ
セルヴェ=ストラディヴァリウス
バロックとモダン チェロの構造の変化について
・エンドピン
・ガット弦
・スティール弦
・弓について
・ピッチの上昇
音楽は「物語」
重要な音、重要でない音
「語る」音楽
聴衆とともに演奏する
「線の太い」音楽と「語る」音楽
バッハのセンツァ・バッソ
バッハの無伴奏楽曲とは?
三つの通奏低音手法
アンナ・マクダレーナ・バッハの写本について
第3部 《無伴奏チェロ組曲》の奏法
「ボウイングの原則」一一箇条
バッハの「エトセトラ」と「ゼクヴェンツ」
《無伴奏チェロ組曲》第1番
1)プレリュード
2)アルマンド
3)クーラント
4)サラバンド
5)メヌエット
6)ジーグ
◎フランス様式とイタリア様式のボウイング
《無伴奏チェロ組曲》第2番
1)プレリュード
2)アルマンド
3)クーラント
4)サラバンド
5)メヌエット
6)ジーグ
◎運指法にかんして
《無伴奏チェロ組曲》第3番
1)プレリュード
2)アルマンド
3)クーラント
4)サラバンド
5)ブーレ
6)ジーグ
◎六つの組曲が作曲された順番は?
《無伴奏チェロ組曲》第4番
1)プレリュード
2)アルマンド
3)クーラント
4)サラバンド
5)ブーレ
6)ジーグ
◎ヴィオラ演奏説
《無伴奏チェロ組曲》第5番
1)プレリュード
2)アルマンド
3)クーラント
4)サラバンド
5)ガヴォット
6)ジーグ
◎ヴァイオリンの名手バッハ
《無伴奏チェロ組曲》第6番
1)プレリュード
2)アルマンド
3)クーラント
4)サラバンド
5)ガヴォット
6)ジーグ
第4部 音楽について、そしてボッケリーニ
「文化」と「芸術」の違い
演奏家について──グレン・グールド、パブロ・カサルス
室内楽
ヴィヴァルディの音楽
ベートーヴェン
モーツァルトの協奏交響曲(未完成)の第1楽章
ボッケリーニ
弦楽五重奏曲の録音
作曲家ボッケリーニについて
「ボッケリーニのメヌエット」
ボッケリーニの音楽と時代精神
ボッケリーニの弱音表示
「人を楽しませる」音楽
ハイドン、ベートーヴェンとボッケリーニ
ボッケリーニの「サウンド」
シューベルトへの影響
ボッケリーニの消滅
ビルスマの思い出と彼の芸術(渡邊順生)
ビルスマの思い出
◆ビルスマの演奏
◆佐々木節夫メモリアル・コンサート
ビルスマのレコード
◆アンナー・ビルスマ・コレクション
◆ヴォルフ・エリクソンとダス・アルテ・ヴェルク・シリーズ(テレフンケン)
◆セオンとBASF
◆一九八〇年代の録音
◆ヴィヴァルテと一九九〇年代
◆ベートーヴェンのチェロ・ソナタ
◆バッハの無伴奏チェロ組曲のDVD
付録:CD楽曲データ
第1部 音楽活動、仲間たち、そして人生
シモン・ゴルトベルク
父のこと
ハーグ王立音楽院への入学
恩師レーヴェン・ボームカンプ
ネーデルラント歌劇場管弦楽団
カサルス・コンクール優勝
スランプ
ブリュッヘンとの出会い
音楽家の「キャリア」について
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
古楽へのシフト
テレマン《パリ四重奏曲》の録音
初期の活動──ブリュッヘンとレオンハルト
ヴォルフ・エリクソン
オランダ古楽界のこと
ロンドム・カルテット
フェラ・ベッツとの出会い
ラインベルト・デ・レーウ
マテイス・フェルミューレン
ブダペストのリスト賞
バッハの《無伴奏チェロ組曲》に取りくみ始めた頃
ハルモニア・ムンディでの録音
「セルヴェ」ストラディヴァリウスとの出会い
旅する音楽家
日本人の古楽演奏家とその聴衆
アムステルダム音楽院
チェロのレッスン
弟子たち
鈴木秀美
ラルキブデッリ
音楽文庫
私の病気について
理想の演奏会
ビルスマ・アルバム(写真コーナー)
第2部 チェロ、センツァ・バッソ
チェロについて
所有している楽器
ピッコロ・チェロ
セルヴェ=ストラディヴァリウス
バロックとモダン チェロの構造の変化について
・エンドピン
・ガット弦
・スティール弦
・弓について
・ピッチの上昇
音楽は「物語」
重要な音、重要でない音
「語る」音楽
聴衆とともに演奏する
「線の太い」音楽と「語る」音楽
バッハのセンツァ・バッソ
バッハの無伴奏楽曲とは?
三つの通奏低音手法
アンナ・マクダレーナ・バッハの写本について
第3部 《無伴奏チェロ組曲》の奏法
「ボウイングの原則」一一箇条
バッハの「エトセトラ」と「ゼクヴェンツ」
《無伴奏チェロ組曲》第1番
1)プレリュード
2)アルマンド
3)クーラント
4)サラバンド
5)メヌエット
6)ジーグ
◎フランス様式とイタリア様式のボウイング
《無伴奏チェロ組曲》第2番
1)プレリュード
2)アルマンド
3)クーラント
4)サラバンド
5)メヌエット
6)ジーグ
◎運指法にかんして
《無伴奏チェロ組曲》第3番
1)プレリュード
2)アルマンド
3)クーラント
4)サラバンド
5)ブーレ
6)ジーグ
◎六つの組曲が作曲された順番は?
《無伴奏チェロ組曲》第4番
1)プレリュード
2)アルマンド
3)クーラント
4)サラバンド
5)ブーレ
6)ジーグ
◎ヴィオラ演奏説
《無伴奏チェロ組曲》第5番
1)プレリュード
2)アルマンド
3)クーラント
4)サラバンド
5)ガヴォット
6)ジーグ
◎ヴァイオリンの名手バッハ
《無伴奏チェロ組曲》第6番
1)プレリュード
2)アルマンド
3)クーラント
4)サラバンド
5)ガヴォット
6)ジーグ
第4部 音楽について、そしてボッケリーニ
「文化」と「芸術」の違い
演奏家について──グレン・グールド、パブロ・カサルス
室内楽
ヴィヴァルディの音楽
ベートーヴェン
モーツァルトの協奏交響曲(未完成)の第1楽章
ボッケリーニ
弦楽五重奏曲の録音
作曲家ボッケリーニについて
「ボッケリーニのメヌエット」
ボッケリーニの音楽と時代精神
ボッケリーニの弱音表示
「人を楽しませる」音楽
ハイドン、ベートーヴェンとボッケリーニ
ボッケリーニの「サウンド」
シューベルトへの影響
ボッケリーニの消滅
ビルスマの思い出と彼の芸術(渡邊順生)
ビルスマの思い出
◆ビルスマの演奏
◆佐々木節夫メモリアル・コンサート
ビルスマのレコード
◆アンナー・ビルスマ・コレクション
◆ヴォルフ・エリクソンとダス・アルテ・ヴェルク・シリーズ(テレフンケン)
◆セオンとBASF
◆一九八〇年代の録音
◆ヴィヴァルテと一九九〇年代
◆ベートーヴェンのチェロ・ソナタ
◆バッハの無伴奏チェロ組曲のDVD
付録:CD楽曲データ
著者略歴
アンナー・ビルスマ(アンナー ビルスマ annaa birusuma)
世界の古楽界をリードするオランダのチェロ奏者。1934年、ハーグに生まれる。ハーグ王立音楽院卒。アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団首席チェロ奏者、ハーグ王立音楽院およびアムステルダム音楽院教授を歴任。ハーヴァード大学から博士号を授与される。グスタフ・レオンハルト、フランス・ブリュッヘンらとともに、古楽器演奏の先駆者として、数多くの歴史的名盤を世に送りだす。バロック・チェロ、モダン・チェロによるレパートリーは、幅広くバロック初期から現代音楽にまで及んでおり、世界中の音楽家・音楽ファンから高い評価と尊敬を集めている。著者に、『バッハ──フェンシングの達人(Bach, The Fencing Master)』(1998)、『バッハのセンツァ・バッソ(BACH senza BASSO)』(2012)、『バッハと特権的少数派(Bach and the Happy Few)』(2014)、『落しもの──バッハの《無伴奏チェロ組曲》の最初の3曲のためのノート(Dropping — An Exercise Book for the FirstThree Cello Suites of Johann Sebastian Bach)』(2015)等がある。
渡邊 順生(ワタナベ ヨシオ watanabe yoshio)
1950年、鎌倉市に生まれる。チェンバロ、フォルテピアノ、クラヴィコード奏者および指揮者として活躍。2010年度サントリー音楽賞受賞。一橋大学社会学部卒。アムステルダム音楽院でグスタフ・レオンハルトに師事。1977年、最高栄誉賞付きソリスト・ディプロマを得て卒業、またプリ・デクセランス受賞。フランス・ブリュッヘン、アンナー・ビルスマ、ジョン・エルウィス等、欧米の名演奏家・名歌手等と多数共演。ソニー、コジマ録音、創美企画等から多数のCDをリリース。2006年、崎川晶子との共演による『モーツァルト/フォルテピアノ・デュオ』でレコード・アカデミー賞(器楽曲部門)を受賞。著者に『チェンバロ・フォルテピアノ』(東京書籍)、校訂楽譜に『モーツァルト:幻想曲とソナタ ハ短調』、『モーツァルト:トルコ行進曲付きソナタ』(共に全音楽譜出版社)等がある。
加藤 拓未(カトウ タクミ katou takumi)
1970年、アメリカ合衆国ワシントン州シアトル生まれ。専門はドイツ・バロック音楽史(特に受難曲の歴史)。国立音楽大学大学院修了。明治学院大学大学院博士後期課程修了(博士〔芸術学〕)。NHK-FM「バロックの森」「ベストオブクラシック」に解説者として出演。共著に『バッハ・キーワード事典』(春秋社)など。現在、明治学院歴史資料館研究調査員、合唱団「バッハ・ゲゼルシャフト東京」代表。
タイトルヨミ
カナ:バッハコガクチェロ
ローマ字:bahhakogakuchero
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。
アンナー・ビルスマ 最近の著作
渡邊 順生 最近の著作
もうすぐ発売(1週間以内)
新着:ランダム(5日以内)
※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。