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2020年8月27日発売

アルテスパブリッシング

出版社名ヨミ:アルテスパブリッシング

歌と身体のメカニズム

自然で美しい声を求めて
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内容紹介
多くの有力合唱団のヴォイストレーナー、指揮者として活躍する著者が、
自然で無理のない発声とは何かを、人体の構造にもとづいて実証。
美しい声の秘密がいま解き明かされる!

信長貴富さん(作曲家)推薦!
「著者は私が所属していた大学合唱団の恩師。
 当時教わった発声の理論がさらに深化し、
 集大成されてこの本に収められています。
 とかく個人の感覚のみに頼りがちな
 声楽テクニックの普遍的な解がここにあります」

オペラやドイツ・リートの分野で活躍し、
ヴォイストレーナーとして数々の有力合唱団をコンクール金賞に導いた著者が、
長年の研究により確立した理論を1冊に凝縮。

1.発声のメカニズム、トレーニング方法、歌唱への応用法などをきわめて具体的にわかりやすく解説。
2.発声における筋肉の支えを「動的バランス」という視点からとらえ、いかにして声を支え、力の抜けた感覚を得るかを詳述。
3.多数のイラストにより、発声の身体感覚をつかむための簡単な補助運動を図解。

これまでイメージで語られてきた「美しい声のつくり方」が科学的に実証される!
目次
まえがき
本書の使い方

序 発声法のあり方

さまざまな声と発声法
  日常の声
  西洋クラシック音楽の発声
  地声発声
  ポピュラー音楽の発声
発声法の目標
  発声法の追究にあたって
  発声法の目標 その1──声の機能を高める
  発声法の目標 その2──身体に無理のない発声
  発声法の目標 その3──声のとらえ方と空間意識
  発声法の基準としてのベル・カント

Ⅰ 発声のしくみ

姿勢
  発声と身体
  姿勢
喉頭と声
  喉頭
  喉頭の支持構造
  声帯と内喉頭筋
  外喉頭筋のはたらき
  声区
  喉頭のメカニズム
  響きのとらえ方
  喉頭の準備位置
呼吸器官と声
  呼吸筋
  胸声
  頭声
  中声
  呼気圧と喉
  呼吸における対抗運動
歌唱におけるさまざまな対応
  準備と発声
  声区移動
  デュナーミク処理など
  子音・母音の発音
  音色設定

Ⅱ 声のトレーニング

目標とする声
姿勢づくり
呼吸練習
  胸声=「太い息」
  頭声=「細い息」
  「太い息」と「細い息」の交替
  胸郭拡張
発声練習
  発声練習の留意点
  発声の準備
  頭声発声
  胸声発声
  中声発声
  総合練習
  さまざまな練習と留意点
  広い視点から発声に取り組む
簡易な発声練習

Ⅲ 歌唱の実践

発声と歌
  補助運動をおこなうにあたって
  補助運動の基本
日本歌曲──《この道》
  練習にあたって
  基本技術の総合
イタリア歌曲──《Caro mio ben》
ドイツ歌曲──《An die Musik》
  練習にあたって
《魔王》におけるキャラクターづくり
合唱曲──《Ave verum corpus》
  練習にあたって

あとがき
参考文献
著者略歴
石野 健二(イシノ ケンジ ishino kenji)
バリトン歌手、合唱指揮者、ヴォイストレーナー、宇都宮大学名誉教授。 東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院音楽研究科独唱専攻修士課程修了。 栗山文昭、須賀靖和、酒井弘、原田茂生各氏に師事。 バリトンとして数々のオペラに出演、フィガロ、ジェルモン、エスカミーリョ、 シャープレスほかを演じ、また、シューベルト《冬の旅》《白鳥の歌》、ブラームス《4つの厳粛な歌》、 マーラー《さすらう若人のうた》ほかによるリサイタルをおこなう。 ヴォイストレーナーとして多くの合唱団にかかわり、全日本合唱コンクールで金賞受賞の実績をもつ。
タイトルヨミ
カナ:ウタトシンタイノメカニズム
ローマ字:utatoshintainomekanizumu

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