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2020年9月28日発売

アルテスパブリッシング

パヴァロッティとぼく

アシスタント「ティノ」が語るマエストロ最後の日々
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内容紹介
「神様から息子は授からなかったけれど、君はぼくの息子だ」
孤独なオペラ王と若きアシスタントの心あたたまる物語。

「ぼくのために働かないか」
ペルーの5つ星ホテルで働く青年ティノ。
それまでオペラを聴いたこともなかったホテルボーイに声をかけたのは、
世界一のテノール歌手だった──。

何十個ものスーツケースに詰め込んだ
タキシードとアロハシャツと食料と調理器具、
プライベートジェットでめぐる世界ツアー、
熱狂する聴衆と国家元首も参加するガラ・ディナー、
豪邸と別荘、花火まで打ち上げるパーティ、
度重なる手術と再起への飽くなき願望……。

「神に祝福された声」をもつ不世出の歌手ルチアーノ・パヴァロッティ(1935–2007)。
若くから数多くの伝説を生んだオペラの舞台に飽き足らず、
プラシド・ドミンゴ、ホセ・カレーラスとの「三大テノール」公演、
ライザ・ミネリ、ボノ、エリック・クラプトンらポップスターたちとの共演でスタジアムを埋め尽くす聴衆を熱狂させ、
巨大なショービジネスの頂点に君臨した彼は、
晩年、深い孤独、醜聞に飢えたマスメディアの攻撃、そして絶え間ない身体の不調に苦しみながら、
ファンを喜ばせること、ファンに音楽の素晴らしさを伝えることに生命を燃やした。

「ファンこそぼくの人生の一部なんだ。もしいなくなったら心配になるじゃないか」

本書は、パヴァロッティが亡くなるまでの13年間、
もっとも信頼し、そば近くに置いて心を通わせた「最後のアシスタント」による回想録。
潑剌としてみずみずしいユーモアあふれる文体から、素顔のパヴァロッティの人間的魅力が伝わってくる。
目次
 序曲 Ouverture

リハーサル Le prove

 1 出会い
 2 パヴァロッティ以前
 3 パヴァロッティがリマに来た
 4 初めて見るコンサート
 5 旅立ち

第一幕 Atto primo

 6 パヴァロッティのもとへ
 7 熱狂のリオ
 8 アマゾンからニューヨークへ
 9 ニューヨークの日々
 10 ブエノスアイレスでの乾杯
 11 コロンビアの歓迎
 12 ジャマイカの風
 13 METの初日
 14 ロンドンの『仮面舞踏会』
 15 メラーノでダイエット
 16 ロンドンの楽屋で
 17 マイ・ウェイ
 間奏曲 Intermezzo
 18 パヴァロッティの友達
 19 離婚

第二幕 Atto secondo

 20 エリック・クラプトン
 21 東京のペンネ・アラビアータ
 間奏曲 Intermezzo
 22 レディDの死
 23 ピースメッセンジャー
 24 膝の手術
 25 ペーザロでのリハビリ
 26 生き返ったパヴァロッティ
 間奏曲 Intermezzo
 27 同窓生
 28 ぼくの太陽
 29 逃亡者
 30 サプライズ
 31 ラッキーのお返し
 32 母親との別れ
 間奏曲 Intermezzo
 33 METスキャンダル
 34 父親の死
 35 引退発表
 36 モデナの鐘楼
 37 喜びと悲しみと
 38 新しい家族
 39 結婚式のトランプ
 40 パナマ帽
 41 さよならツアー
 42 招かれざる客
 43 七〇歳のバースデイ
 44 トリノ・オリンピック開会式

第三幕 Ultimo atto

 45 最後のヴァカンス
 46 脊椎の手術
 47 希望
 48 冷酷な知らせ
 49 イタリア帰郷
 50 生きることへの熱意
 51 思いがけないお祝い
 52 家族
 53 グラニータ
 54 別れ
 幕 Sipario

 〈パヴァロッティのアシスタントの覚え書き〉
 日本語監修者あとがき
 訳者あとがき
著者略歴
エドウィン・ティノコ(エドウィン ティノコ edowin tinoko)
ペルー・カハマルカ生まれ。ペルーの首都リマの5つ星ホテル「ラス・アメリカス」で客室担当係として働いていた1995年(当時28歳)にルチアーノ・パヴァロッティに出会い、パヴァロッティが亡くなる2007年までの13年間、パーソナル・アシスタントを務める。現在はインターナショナル・オペラ・マネージメント代表。パヴァロッティの没後10年となる2017年に本書Pavarotti ed io ― Vita di Big Luciano ― raccontata dal suo assistente personaleを出版した。
楢林 麗子(ナラバヤシ レイコ narabayashi reiko)
上智大学外国語学部フランス語学科卒。 「三大テノール」をきっかけにオペラに興味を持つ。イタリア・オペラのビデオやDVDを150本以上鑑賞。これまでに聴いたオペラやコンサートは、ミラノをはじめイタリア各地、ニューヨーク、パリなどの海外公演約30回、国内公演約90回。 好きな言葉は「Never too late(なにごとも遅すぎることはない)」。50歳からイタリア語を学び始め、本書が初の翻訳書となる。
小畑 恒夫(オバタ ツネオ obata tsuneo)
1952年大阪生まれ。昭和音楽大学名誉教授。 主な研究分野はオペラ史、イタリア・オペラ歌唱史。著書に『作曲家・人と作品 ヴェルディ』(音楽之友社)、『ヴェルディのプリマ・ドンナたち──ヒロインから知るオペラ全26作品』(水曜社)、訳書にタロッツィ『評伝ヴェルディ』(草思社)、ニコラーオ『ロッシーニ 仮面の男』(音楽之友社)などがある。 現在、日本ヴェルディ協会理事長、『レコード芸術』(音楽之友社)のオペラおよびビデオ・ディスクの新譜月評を担当。
タイトルヨミ
カナ:パヴァロッティトボク
ローマ字:pavarottitoboku

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岸本宏子/著 酒巻和子/著 小畑恒夫/著 石川亮子/著 有田栄/著 河合千明/イラスト
エドウィン・ティノコ/著 楢林麗子/訳 小畑恒夫/日本語版監修
カエターノ・ヴェローゾ/著 国安真奈/訳 中原仁/解説 岸和田仁/解説
もうすぐ発売(1週間以内)
NHK出版:八津弘幸 NHKドラマ制作班 NHK出版 
アリス館:まはら三桃 めばち 
国書刊行会:赤羽正春 
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