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2020年6月26日発売

アルテスパブリッシング

新装版 バッハ・古楽・チェロ

アンナー・ビルスマは語る
Booksウト
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内容紹介
音楽は「言葉」。
そして、演奏とは「語る」こと──。

草創期の古楽運動を牽引した
バロック・チェロの巨匠が
日本を代表するチェンバロ奏者と語り合う。
レオンハルト、ブリュッヘンらとの交遊、
「セルヴェ」ストラディヴァリウスなど名器・愛器、
バッハ《無伴奏チェロ組曲》などをめぐる
音楽論・演奏論を語り尽くす!

幼少時代〜古楽創世記・現代までの貴重な写真を多数掲載。

2019年7月25日に逝去したアンナー・ビルスマを偲び、
普及版として再出版!

※本書は2016年にCD付き書籍として刊行された
 『バッハ・チェロ・古楽──アンナー・ビルスマは語る』から書籍を独立させ、
 共著者・渡邊順生による序文を追加し、
 その他加筆・訂正をほどこして再出版するものです。

 旧版の付属CDは2020年3月、コジマ録音から
 『アンナー・ビルスマin東京』と題して発売されました。
 http://www.kojimarokuon.com/disc/ALCD1196.html
目次
新装版への序(渡邊順生)

プロローグ(加藤拓未)

第1部 音楽活動、仲間たち、そして人生
 シモン・ゴルトベルク
 父のこと
 ハーグ王立音楽院への入学
 恩師レーヴェン・ボームカンプ
 ネーデルラント歌劇場管弦楽団
 カサルス・コンクール優勝
 スランプ
 ブリュッヘンとの出会い
 音楽家の「キャリア」について
 アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
 古楽へのシフト
 テレマン《パリ四重奏曲》の録音
 初期の活動──ブリュッヘンとレオンハルト
 ヴォルフ・エリクソン
 オランダ古楽界のこと
 ロンドム・カルテット
 フェラ・ベッツとの出会い
 ラインベルト・デ・レーウ
 マテイス・フェルミューレン
 ブダペストのリスト賞
 バッハの《無伴奏チェロ組曲》に取り組み始めた頃
 ハルモニア・ムンディでの録音
 「セルヴェ」ストラディヴァリウスとの出会い
 旅する音楽家
 日本人の古楽演奏家とその聴衆
 アムステルダム音楽院
 チェロのレッスン
 弟子たち
 鈴木秀美
 ラルキブデッリ
 音楽文庫
 私の病気について
 理想の演奏会

ビルスマのアルバムから

第2部 チェロ、センツァ・バッソ
チェロについて
 所有している楽器
 チェロ・ピッコロ
 「セルヴェ」ストラディヴァリウス
 バロックとモダン──チェロの構造の変化について
  〈エンドピン〉
  〈ガット弦〉
  〈スティール弦〉
  〈弓について〉
  〈楽器本体の変化〉
 音楽は「物語」
 重要な音、重要でない音
 「語る」音楽
 聴衆とともに演奏する
 「線の太い」音楽と「語る」音楽
バッハのセンツァ・バッソ
 バッハの無伴奏楽曲とは?
 3つの通奏低音手法
 アンナ・マクダレーナ・バッハの写本について

第3部 《無伴奏チェロ組曲》の奏法
 「ボウイングの原則」11箇条
 バッハの「エトセトラ」と「ゼクヴェンツ」

《無伴奏チェロ組曲》第1番
 1 プレリュード
 2 アルマンド
 3 クーラント
 4 サラバンド
 5メヌエット
 6 ジーグ
 ◎フランス様式とイタリア様式のボウイング

《無伴奏チェロ組曲》第2番
 1 プレリュード
 2 アルマンド
 3 クーラント
 4 サラバンド
 5 メヌエット
 6 ジーグ
 ◎運指法にかんして

《無伴奏チェロ組曲》第3番
 1 プレリュード
 2 アルマンド
 3 クーラント
 4 サラバンド
 5 ブーレ
 6 ジーグ
 ◎6つの組曲が作曲された順番は?

《無伴奏チェロ組曲》第4番
 1 プレリュード
 2 アルマンド
 3 クーラント
 4 サラバンド
 5 ブーレ
 6 ジーグ
 ◎ヴィオラ演奏説

《無伴奏チェロ組曲》第5番
 1 プレリュード
 2 アルマンド
 3 クーラント
 4 サラバンド
 5 ガヴォット
 6 ジーグ
 ◎ヴァイオリンの名手バッハ

《無伴奏チェロ組曲》第6番
 1 プレリュード
 2 アルマンド
 3 クーラント
 4 サラバンド
 5 ガヴォット
 6 ジーグ

第4部 音楽について、そしてボッケリーニ
 「文化」と「芸術」の違い
 演奏家について──グレン・グールド、パブロ・カサルス
 室内楽
 ヴィヴァルディの音楽
 ベートーヴェン
 モーツァルトの協奏交響曲(未完成)の第1楽章
 ボッケリーニについて
 弦楽五重奏曲の録音
 作曲家ボッケリーニ
 「ボッケリーニのメヌエット」
 ボッケリーニの音楽と時代精神
 ボッケリーニの弱音表示
 「人を楽しませる」音楽
 ハイドン、ベートーヴェンとボッケリーニ
 ボッケリーニの「サウンド」
 シューベルトへの影響
 ボッケリーニの消滅

ビルスマの思い出と彼の芸術(渡邊順生)
 ビルスマの思い出
 ビルスマの演奏
 佐々木節夫メモリアル・コンサート
 ビルスマのレコード
  アンナー・ビルスマ・コレクション
  ヴォルフ・エリクソンとダス・アルテ・ヴェルク・シリーズ(テレフンケン)
  セオンとBASF
  1980年代の録音
  ヴィヴァルテと1990年代
  ベートーヴェンのチェロ・ソナタ
  バッハの《無伴奏チェロ組曲》のDVD
著者略歴
アンナー・ビルスマ(アンナー ビルスマ annaa birusuma)
1934年2月17日、オランダのハーグに生まれる。コンセルトヘボウ管弦楽団のチェロ奏者カレル・ファン・レーウェン゠ボームカンプに師事し、1957年ハーグ王立音楽院を卒業。1959年にはメキシコのパブロ・カザルス国際チェロ・コンクールで第1位に入賞。1962年から68年にかけてアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団で首席奏者を務めるかたわら、バロック音楽にも積極的に取り組み、特にリコーダーのフランス・ブリュッヘン、チェンバロのグスタフ・レオンハルトとのアンサンブルは「黄金のトリオ」の異名を取った。 1970年代に入ると、バロック・チェロによるバッハ《無伴奏チェロ組曲》を世界各地で演奏し、1979年にセオン・レーベルに全曲録音をおこなう。室内楽にも意欲的で、オリジナル楽器によるフレキシブルな編成の弦楽アンサンブル「ラルキブデッリ」を結成して多様な活動を展開するいっぽう、ピアニストで作曲家のラインベルト・デ・レーウらとともに現代音楽のアンサンブルである「ロンドム・クヮルテット」を結成し、メシアンの《世の終わりのための四重奏曲》などで高い評価を得た。バロックから古典・ロマン派を経て、近・現代の音楽にいたるまであらゆる時代のチェロ音楽を手がけたが、そのいずれにおいてもガット弦を張ったチェロを用い、ニュアンス豊かで生き生きとした演奏をおこなった。 1962年に録音活動を開始し、独テレフンケンを皮切りに、ドイツ・ハルモニア・ムンディ、セオン、BASF、フィリップス、EMIなどのレーベルから多数のレコード・CDをリリース。1990年代からはソニー・クラシカルの古楽専門レーベルVIVARTEを中心に数多くの録音を残し、なかでも1992年にストラディヴァリ作の名器「セルヴェ」(モダン仕様)をもちいておこなったバッハの《無伴奏組曲》の再録音は、世界中の弦楽器界に大きな反響を巻き起こした。 著作に『バッハ──フェンシングの達人(Bach — the Fencing Master)』(1998)、『バッハのセンツァ・バッソ(BACH senza BASSO)』(2012)、『バッハと特権的少数派(Bach and the Happy Few)』(2014)、『落としもの──バッハ《無伴奏チェロ組曲》の最初の3曲のための練習帳(Dropping — An Exercise Book for the First Three Cello Suites of Johann Sebastian Bach)』(2015)などがある。 2019年7月25日、アムステルダムで逝去、享年85。
渡邊 順生(ワタナベ ヨシオ watanabe yoshio)
1950年、鎌倉市に生まれる。チェンバロ、フォルテピアノ、クラヴィコード奏者および指揮者として活躍。2010年度サントリー音楽賞受賞。一橋大学社会学部卒。アムステルダム音楽院でグスタフ・レオンハルトに師事。1977年、最高栄誉賞付きソリスト・ディプロマを得て卒業、またプリ・デクセランス受賞。フランス・ブリュッヘン、アンナー・ビルスマ、ジョン・エルウィスら欧米の名演奏家・名歌手たちと多数共演。ソニー、コジマ録音、創美企画などから多数のCDをリリース。2006年、崎川晶子との共演による『モーツァルト/フォルテピアノ・デュオ』でレコード・アカデミー賞(器楽曲部門)を受賞。著書に、『チェンバロ・フォルテピアノ』(東京書籍)、校訂楽譜に『モーツァルト:幻想曲とソナタ ハ短調』、『モーツァルト:トルコ行進曲付きソナタ』(ともに全音楽譜出版社)などがある。
加藤 拓未(カトウ タクミ katou takumi)
1970年、アメリカ合衆国ワシントン州シアトル生まれ。専門はJ.S.バッハを中心とするドイツ宗教音楽史(特に受難曲の歴史)。国立音楽大学大学院修了。明治学院大学大学院博士後期課程修了(博士〔芸術学〕)。NHK-FM「バロックの森」「ベストオブクラシック」に解説者として出演。著作に『バッハ・キーワード事典』(春秋社)など。現在、明治学院大学キリスト教研究所協力研究員、合唱団「バッハ・ゲゼルシャフト東京」代表、NHK-FM「古楽の楽しみ」案内役。
タイトルヨミ
カナ:シンソウバン バッハ コガク チェロ
ローマ字:shinsouban bahha kogaku chero

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アルテスパブリッシングの既刊から
エドウィン・ティノコ/著 楢林麗子/訳 小畑恒夫/日本語版監修
カエターノ・ヴェローゾ/著 国安真奈/訳 中原仁/解説 岸和田仁/解説
日本ワーグナー協会/編
ベルンハルト・ケレス/著 ベッティーナ・メーネ/著 後藤菜穂子/訳 石田麻子/日本語版監修
本日のピックアップ
シーエムシー出版:森川敏生 
北大路書房:コーシン・ペイリー・エリソン マット・ワインガスト 小森康永 栗原幸江 ほか
みすず書房:ロラン・バルト 三好郁朗 
技術評論社:リンクアップ著小川ひとみ監修 
コロナ社:電子情報通信学会 益一哉 天川修平 

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