近刊検索 デルタ

2021年2月25日発売

アルテスパブリッシング

踊るバロック

舞曲の様式と演奏をめぐって
叢書ビブリオムジカ
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内容紹介
バッハの舞曲はほんとうに踊れるのか?
力動感あふれる演奏の秘密にせまる!
バロック音楽には舞曲の形式による作品が多く、
「バロック音楽を演奏するなら、バロック・ダンスを学ぶべき」と言われる。
しかし、当時の舞曲で踊ることは可能なのか?
たとえば、バッハの舞曲は踊るために作曲されたものなのか──。
本書は17~18世紀の舞踏譜やヴァイオリン奏法書から、
バロック舞曲にどのような身体性が秘められているのかを
明らかにする意欲的研究。
最終章では「ラジオ体操」や「スーパーマリオ」までを視野に入れ、
音楽と身体のかかわりを考察する。
目次
はじめに

第1部 予備的考察

第1章 バッハの舞曲は踊れるのか?
 1 バッハ楽曲で踊る試み
 2 組曲のジャンル論
 3 舞曲の様式化をめぐる議論

第2章 バロック時代の舞踏資料
 1 本書における用語の定義
 2 2つの舞踏譜カタログ
 3 舞踏譜の残存状況
 4 定型的舞踏への着眼

第2部 クーラント研究 第3章 定型的クーラントの研究

第3章 定型的クーラントの研究
 1 クーラントの概要
 2 クーラントに関する既存の様式理解への疑問
 3 定型的クーラントの実態
 4 定型的クーラントにおける舞踏と音楽のかかわり

第4章 振り付けられたクーラントの研究
 1 舞踏譜《ラ・ボカンヌ》の考察
 2 舞踏譜《ラ・ドゥシェス》《ラ・ブルゴーニュ》《ラ・ドンブ》の考察
 3 振付と伴奏舞曲から推測されるクーラントの変遷

第5章 器楽曲としてのクーラント
 1 考察の対象と方法
 2 マレとクープランのクーラント
 3 音価型の頻度の議論と舞踏のリズム像

第3部 メヌエット研究

第6章 ムッファトの説くメヌエットのための運弓法
 1 ムッファトの《フロリレギウム第2集》序文
 2 ムッファトの説く運弓法と舞踏のステップのかかわり
 3 運弓によるフレーズ明瞭化の検証
 4 演奏行為にともなう身体運動としての運弓

第7章 フランスの奏法書におけるメヌエットのための運弓法
 1 フランスのヴァイオリン奏法書の検討
 2 舞踏譜の伴奏舞曲に対する運弓の適用
 3 身振りへの着眼

第4部 踊る身体と演奏する身体

第8章 指標記号としての鳴り響き
 1 2つの新たな発想
 2 既存の音楽的身体論との比較
 3 指標記号としての鳴り響き
 4 議論の拡張

おわりに
主要参考文献と使用資料
初出一覧
索引
著者略歴
赤塚 健太郎(アカツカ ケンタロウ akatsuka kentarou)
1977年生まれ。成城大学大学院文学研究科美学・美術史専攻にて音楽学を学ぶ。2012年、論文『フランス風クーラントの舞踏リズムの研究』にて博士(文学)。現在、成城大学准教授、放送大学客員准教授、慶應義塾大学非常勤講師。主な研究対象はバロック時代の舞曲と、当時の音楽の演奏習慣。
タイトルヨミ
カナ:オドルバロック
ローマ字:odorubarokku

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