近刊検索 デルタ

2019年9月25日発売

アルファベータブックス

出版社名ヨミ:アルファベータブックス

戦後復興と地域社会

千葉県政と社会運動の展開
このエントリーをはてなブックマークに追加
内容紹介
終戦直後の食糧危機にはじまり、医療、教育、労働、住宅など、生活の多様な分野で向上が叫ばれ改善された戦後復興期。また米軍基地や公営ギャンブル誘致への反対運動や、工業開発では農業・漁業への被害など様々な問題が生じた。このような中、地域社会は政治に対してどう関わったのか。戦後復興期の千葉県政と社会運動のダイナミックな展開を、資料を元に丹念に辿る。
戦後復興期から70年以上経ち一部の政治家による「戦後の総決算」が主張される今、先人たちが築き上げた歴史を今一度思い起して欲しい。
目次
序章 公選知事による戦後復興と地域開発
第1章 官選知事最後の県政と起ち上がる諸階層
  民主政治への模索/食糧危機の中で/廃墟から起ち上がる諸階層
第2章 初代公選知事川口県政と社会矛盾
  憲法制定と冷戦開始の矛盾の中で/デフレ経済の深まり/
  激化する社会矛盾
第3章 冷戦激化の中の柴田「民主」県政と社会運動の諸相
  「民主」県政誕生と「逆コース」の出現/工業化の土台形成/
  農漁業の新動向/社会運動の諸相
第4章 農工両全模索県政と社会運動の高揚
  二期目の柴田県政展開/京葉工業地帯の造成のために/
  工業開発の狭間で/社会運動の高揚
第5章 柴田自民党県政と社会運動の広がり
  柴田自民党県政の展開/京葉工業化政策の推進とその隘路/
  社会運動の広がり
終章 地域開発に果した柴田県政の役割と社会運動の様相
  あとがき/付・県庁首脳部一覧/略年表/索引
著者略歴
池田 宏樹(イケダ ヒロキ ikeda hiroki)
東京都生まれ。千葉大学文理学部卒。千葉県公立高校教員、千葉経済短期大学商経科助教授、千葉経済大学短期大学部教授、定年退職、同大学短期大学部名誉教。利根川文化研究会評議員。 主な著書に『大正・昭和期の地方政治と社会―千葉県政の展開と社会運動の諸相』(彩流社)、『近代房総の社会経済と政治』(彩流社)、『日本の近代化と地域社会―房総の近代―』(国書刊行会)、『近世日本の大地主形成研究』(国書刊行会)、『戦争と地方政治―戦中期の千葉県政』(アルファベータブックス)
タイトルヨミ
カナ:センゴフッコウトチイキシャカイ
ローマ字:sengofukkoutochiikishakai

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

-- 広告 -- AD --

【AD】
今、注目すべき第三書館の本
ザ・殺人術
人の殺し方を本にしていいのか

-- 広告 -- AD --

もうすぐ発売(1週間以内)

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを利用しています。