近刊検索 デルタ

2023年6月20日発売

遠見書房

出版社名ヨミ:トミショボウ

「かかわり」の心理臨床

催眠臨床・家族療法・ブリーフセラピーにおける関係性
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内容紹介
本書は,アドラー心理学,家族療法,ブリーフセラピー,催眠療法を軸に臨床活動を続ける著者による論文集です。
システムズアプローチ,オートポイエーシス,ナラティヴ・アプローチ,オープンダイアローグなどの理論を日々の臨床現場にいかに活用するのかを模索する論考や,関係性や対話的な「かかわり」をキーワードに学校臨床,夫婦面接,イメージ療法,家族療法,ブリーフセラピーなどの事例を理論と実践を交えながら具体的に解説しています。
臨床家,研究者,ひとりの人間であるセラピストがクライエントと「かかわる」ときに,その「間」にはいったい何が生まれているのでしょうか。人と人が「かかわる」ことはどういうことか問い続ける,心理支援に携わる多くの方に手に取っていただきたい一冊となりました。
目次
はじめに
序章 心理臨床における私の「かかわり」をたどる
第1部  セラピストとしての「かかわり」
第1章 心理療法においてセラピストが「主体的になること」
第2章 スクールカウンセリングにおける「発達障害という状況」への取り組み方
第3章 スクールカウンセラーとして学校臨床現場のニーズを汲み取り,引き出し,応える心理臨床とは?
第4章 《書評》田嶌誠一著『その場で関わる心理臨床─多面的体験支援アプローチ』2016年,遠見書房
第2部 催眠臨床における「かかわり」
第1章 イメージ療法におけるイメージの間主体性
第2章 「関係性」という視点から見た催眠臨床─トランス空間とオートポイエーシス
第3章 「オートポイエーシス」って何?─ある大学教員と大学院生との会話から
第4章 トランス空間を作り,その中で主体的に振る舞う─私が心理臨床をしていく上で大切にしている8つのこと
第3部 心理臨床仲間との「かかわり」
第1章 ブリーフセラピーが心理臨床家の養成に貢献できることは何か─スクールカウンセリングの現場から
第2章 《書評》和田のりあき『がんに負けない心理学─臨床心理士が教える心の応急手当とケアの方法』PHP研究所,2009年.
第3章 「ある本を完成するにいたるまでの物語」と「ナラティヴ・セラピスト高橋規子について」
第4章 高橋規子先生を偲んで
第5章 臨床エッセイ心理臨床機関における受付業務担当の重要性─Oさんへの感謝の気持ちを込めて
第4部 家族療法・ブリーフセラピーでの「かかわり」
第1章 夫婦とセラピストとの「間」の創出と活用
第2章 「システム論」で学校をみるということ
第3章 「円環的思考」について─「問い」から「想像」へ,そして「仮説」へ
第4章 《書評》坂本真佐哉,黒沢幸子編『不登校・ひきこもりに効くブリーフセラピー日本評論社,2016年.
第5部 あるクライエントとの「かかわり」
終章 あるクライエントからの「成績表」
   カウンセリングの20年後
あとがき
著者略歴
八巻 秀(ヤマキシュウ yamakishuu)
タイトルヨミ
カナ:カカワリノシンリリンショウ
ローマ字:kakawarinoshinririnshou

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