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定価:1,430円(1,300円+税)
判型:四六
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内容紹介
読むとちょっと難しい「梅花の歌」序文をわかりやすく丁寧に解説したハンディな1冊。「令和」の出典とされる「梅花の歌」序の解説,当時の時代背景や東アジアとの関わりや,なぜ「梅花」なのかを中国文学と大宰府の歴史とともに繙いてゆく。中西万葉学の学徒がやさしく語る元号「令和」論。
目次
令和と号す はじめに/「梅花の歌」の序文/「天平」への改元/東アジアを視野にして 憶良の場合/東アジアを視野にして 旅人の場合/天平二年の「梅花の歌」宴の意味/「梅花の歌」序文と「蘭亭序」/なぜ梅花をうたうのだろうか/中国文学に梅詩あり/大宰府という辺塞の文学/「梅花の歌」の序文が語りかけるのは/「促膝」とは何か/むすびにかえて―「令和」に祈る―
著者略歴
東 茂美(ヒガシ シゲミ higashi shigemi)
1953年(昭28),佐賀県伊万里生れ。成城大学大学院博士課程修了。博士(文学)。現在,福岡女学院大学人文学部教授。著書に『大伴坂上郎女』(1994年,笠間書院),『東アジア万葉新風景』(2000年,西日本新聞社),『山上憶良の研究』(2006年,翰林書房),『万葉集の春夏秋冬』(2013年,笠間書院),『鯨鯢と呼ばれた男 菅原道真』(2019年,海鳥社)などがある。講師としても人気を博しており,全国で開催される講演会でも活躍中。
タイトルヨミ
カナ:ゲンゴウレイワトマンヨウシュウ
ローマ字:gengoureiwatomanyoushuu
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