近刊検索 デルタ

8月8日発売予定

小鳥遊書房

出版社名ヨミ:タカナシショボウ

新版 屍の街 他11編

大田洋子原爆作品集
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内容紹介
「戦後」は続いている。
現在を「戦前・戦中」に変えないため、
一人でも多くの人に読んでもらいたい。
唯一の被爆国である日本で、
1945年8月6日の朝、広島で被曝して以来、
原爆小説を書き続けた大田洋子の作品を通して、
戦争を起こしてはならないことを実感するために。
「今度の敗北こそは、日本をほんとうの平和にするものであってほしい。」
(「屍の街」より)

*本書は2020年8月に刊行された『大田洋子 原爆作品集 屍の街』の新装、解説を更新し「新版」として刊行するものです。上製から並製に変更されています。収録作品は12編のままですが、本文レイアウトの変更により、頁数が圧縮され、本体価格は3,000円となります。
目次
【収録作品】
河原
牢獄の詩
屍の街
過去


どこまで
暴露の時間
ほたる
半人間
残醜点々
ある墜ちた場所

【解説】
「原爆の記憶が今日問いかけるもの――忘却の時代に抗して」(長谷川啓)
著者略歴
大田 洋子(オオタ ヨウコ oota youko)
1903年~ 1963 年。広島生まれ。「人間襤褸」で女流文学賞受賞。「屍の街」「半人間」「夕凪の街と人と」など、多くの被爆の体験を記録した。
長谷川 啓(ハセガワ ケイ hasegawa kei)
女性文学研究者。著者に『佐多稲子論』(オリジン出版センター)、『家父長制と近代女性文学 闇を切り裂く不穏な闘い』(彩流社)。 共監修『[新編]日本女性文学全集 全12 巻』(六花出版)、編集『屍の街 大田洋子原爆作品集』(小鳥遊書房)他。
タイトルヨミ
カナ:シンバン シカバネノマチ ホカジュウイッペン
ローマ字:shinban shikabanenomachi hokajuuippen

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