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定価:5,830円(5,300円+税)
判型:A5
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内容紹介
日本語会話と会話・談話分析の研究が限られているマレーシア語会話において、主に聞き手の反応(あいづち、うなずき)の観点から、質・量的に対照分析を行った書。両会話における聞き手行動の特徴を踏まえた上で、マレーシア人と日本人の日本語接触場面会話の分析及びフォローアップ・インタビューも行い、日本語教育への応用も試みた。日本語の「ね」「さ」と似た機能を持つ談話小辞kanについての歴史言語学的考察も含む。
目次
図表一覧
グロスに用いた略語
トランスクリプト(転写)に用いた記号
第1章 あいづち研究は何をもたらすか
第2章 研究I マレーシア語のスタンス・マーカーkanの意味拡張経路
第3章 研究II マレーシア語・日本語会話における聞き手の反応の対照分析
第4章 研究III マレーシア人日本語学習者と日本人の接触場面会話の分析
第5章 むすびに
グロスに用いた略語
トランスクリプト(転写)に用いた記号
第1章 あいづち研究は何をもたらすか
第2章 研究I マレーシア語のスタンス・マーカーkanの意味拡張経路
第3章 研究II マレーシア語・日本語会話における聞き手の反応の対照分析
第4章 研究III マレーシア人日本語学習者と日本人の接触場面会話の分析
第5章 むすびに
著者略歴
勝田 順子(カツダ ジュンコ katsuda junko)
三重県出身。2015年名古屋大学大学院博士後期課程満期退学。博士(学術)。
大阪大学国際教育交流センター特任講師を経て、現在、志學館大学人間関係学部准教授。専門分野は社会言語学、日本語教育。
〈主要業績〉
「マレーシア人留学生と友人日本人大学生の接触場面における「規範」の違い―「あいづち」の「規範」からの逸脱」『社会言語科学』、 第18巻第1号、2015
「マレーシア語のパーティクルkanの多機能性―文法化の観点から」(堀江薫との共著)、KLS Proceedings 35、2015
「日本語とマレーシア語の対照会話分析―聞き手行動の観点から」『日本語用論学会 第16回大会発表論文集』、第9号 、2014
タイトルヨミ
カナ:キキテハイツアイヅチヲウツノカ
ローマ字:kikitehaitsuaizuchioutsunoka
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