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定価:6,270円(5,700円+税)
判型:A5
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内容紹介
これまでコーパス言語学研究の主流は「データによって仮説を検証する確認的なアプローチ」であったが、本書は「データによってデータそのものを説明する探索的なアプローチ」、つまりあらゆる規模のコーパスを対象としてデータから構造やパターンを探り出し有意味な洞察や仮説を得るアプローチを提案する。統計学によるコーパス言語学の方法論的展開とは。
目次
序章 探索的コーパス言語学とは何か
第1部 共時的全文コーパスによる探索
第1章 低頻度発生の文章機構(1)
第2章 低頻度発生の文章機構(2)
第3章 文章不偏の無性格語は実在するか
第4章 名詞的表現による文内情報提示の構造
第5章 臨時的な四字漢語の文章内形成
第2部 通時的全文コーパスによる探索
第6章 「デフレから脱却する」-新聞におけるコロケーションの成立と変化
第7章 「不良債権処理」-新聞における語結合の一語化・語彙化
第8章 「ユビキタス」-論文標題における借用の位相
第3部 多様なコーパスによる探索
第9章 多様なコーパスによる日本語研究の可能性
第10章 教科書パラレルコーパスによる歴史叙述の対照
第4部 探索的データ解析による探索
第11章 探索的データ解析による日本語研究
第12章 蛇行箱型図によるS字カーブの発見
第13章 リジット解析による計数データの分析
文献
初出一覧
あとがき
索引
第1部 共時的全文コーパスによる探索
第1章 低頻度発生の文章機構(1)
第2章 低頻度発生の文章機構(2)
第3章 文章不偏の無性格語は実在するか
第4章 名詞的表現による文内情報提示の構造
第5章 臨時的な四字漢語の文章内形成
第2部 通時的全文コーパスによる探索
第6章 「デフレから脱却する」-新聞におけるコロケーションの成立と変化
第7章 「不良債権処理」-新聞における語結合の一語化・語彙化
第8章 「ユビキタス」-論文標題における借用の位相
第3部 多様なコーパスによる探索
第9章 多様なコーパスによる日本語研究の可能性
第10章 教科書パラレルコーパスによる歴史叙述の対照
第4部 探索的データ解析による探索
第11章 探索的データ解析による日本語研究
第12章 蛇行箱型図によるS字カーブの発見
第13章 リジット解析による計数データの分析
文献
初出一覧
あとがき
索引
著者略歴
石井 正彦(イシイ マサヒコ ishii masahiko)
1958年,福島県生まれ。東北大学大学院文学研究科博士後期課程退学。博士(文学)。国立国語研究所研究員,同室長を経て,現在大阪大学大学院文学研究科教授。
主な著書に『現代日本語の複合語形成論』(ひつじ書房,2007),『マルチメディア・コーパス言語学』(大阪大学出版会,2013,共著),『これからの語彙論』(ひつじ書房,2011,共編著),『日本語語彙へのアプローチ』(おうふう,2015,共編著)などがある。
タイトルヨミ
カナ:タンサクテキコーパスゲンゴガク
ローマ字:tansakutekikoopasugengogaku
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