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2021年3月26日発売

グランプリ出版

走りの追求 R32スカイラインGT-Rの開発

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内容紹介
1989年に登場したR32スカイラインは、本来のあるべき姿を取り戻すべく「走りの復活」を目指し、様々な新技術を導入して開発された。さらに16年ぶりに登場したGT-Rは注目を集め、レース活動でも活躍を遂げた。本書は、開発主管自身が、スカイラインを生み出したプリンス自動車の頃から、R32開発に至る経緯、実際の開発過程を詳細に解説する。
目次
序 スカイラインにかける想い

第1章 スカイラインに憧れプリンスで学ぶ
1-1. スカイラインの存在が私の人生を決めた
■スカイラインと私 ■プリンス自動車で学んだこと
1-2. プリンス自動車に入社するまで
■育った環境 ■スカイラインとの出会いが決めた私の人生
1-3. 富士精密に入社
■シャシー設計に配属、特訓を受ける ■エンジンマウント設計で涙 ■サスペンション設計の担当に
1-4. 2代目グロリア(S4)の開発
■自動車の振動・騒音対策 ■サスペンションの設計 ■自動車の強度信頼性設計 ■幻のクルマDPSKのストラットサスペンション

第2章 歴代スカイラインの設計と変遷
2-1. 2代目スカイライン(S5)の開発
■小型ファミリーカーで再出発
2-2. スカイラインGTの誕生
■第2回日本グランプリレースでプリンス圧勝 ■本格的なGTをめざしての開発
2-3. 3代目スカイライン(S7・C10)の開発
■プリンス最後の企画 ■日産と合併のニュース ■スカイラインとブルーバードの足回りの共用化
2-4. ニッサン・スカイラインとして登場
■驚異のGT-Rデビュー ■日産の主力車種に
2-5. 4代目C110ケンメリ・スカイライン
■ベストセラーに成長 ■安全・公害対策への対応 
2-6. 5代目C210“ジャパン”
■自動車冬の時代に開発 ■ターボエンジンを搭載するもトヨタの追跡に苦戦
2-7. 6代目R30“ポール・ニューマン”
■走りを取り戻した最後の荻窪開発モデル ■荻窪から厚木のNTCに統合 ■新技術を渇望されたFR

第3章 スカイラインの主管として
3-1. 7代目スカイラインR31の開発
■スカイラインの主管となる ■R31スカイラインの狙い ■R31の印象 ■大反発に驚き、答は企画で決まることを痛感 ■2ドア・クーペの開発を急ぐ
3-2. 日産のペレストロイカ
■社内活性化運動 ■商品市場戦略PMSの検討
3-3. R31スカイラインのマイナーチェンジ
■R31とRBエンジン復権作戦 ■RBエンジン蘇る ■GTS-R誕生

第4章 R32 スカイラインの企画
4-1. プロダクト・マーケティング活動
■スカイラインを取り巻く市場動向と次期型の狙い ■スカイライン販売台数低下の要因分析 ■R32が狙うべき若者市場と重視度
4-2. 新世代スカイラインで復活を期す
■基本的な狙い・企画がすべてを決める ■スカイラインに求められるキーポイント ■仮想RXで検証する ■プロダクト・マーケティング活動の結論

第5章 R32 スカイラインの開発
5-1. 開発基本構想と商品計画
■開発宣言 ■開発基本構想 ■GT-Rの設定 ■R32の商品計画
5-2. 設計・開発に取り組む姿勢
■組織や職位を乗り越えてホンネのクルマづくりをする ■高い目標にチャレンジする
5-3. 特に力を入れたデザイン
■エクステリアのデザイン ■スポーツカー感覚を狙うインテリアデザイン
5-4. ボディ及びパワートレーンの設計
■ボディ ■パワートレーン
5-5. シャシーの設計
■サスペンション ■ステアリング ■ブレーキ ■タイヤ&ホイール ■空調、オーディオ ■認証
5-6. 商品発売展開
■発売事前説明の内容

第6章 R32 GT-Rの開発
6-1. その企画(呼称はGT-X)
■RB24DETT・2WDでスタート ■GT-X(R)の基本構想
6-2. R32GT-Rのエンジン仕様決定の経緯
■エンジンを2.6リッターのRB26に変更 ■2WDから4WDへ ■議論を重ねて決着 ■最新のテクノロジーを投入したRB26エンジン ■RB26は300psをクリア、ATは開発中止 ■RB26の改良と発売時期の延期 ■市販車はデチューンし国内初の280psとなる
6-3. R32GT-Rの車両設計と開発
■電子制御トルクスプリット4WDの採用 ■デザイン ■シャシー ■ボディ

第7章 走りの追求とGT-Rのレース活動
7-1. R32GT-Rの開発とプロジェクト901活動
■901活動の狙い ■R32プロジェクトの901連絡会及びターゲット車の選定 ■目標設定と達成活動 ■ニュルブルクリンクでテスト ■ドイツで最終評価 ■試乗会による評価
7-2. R32GT-Rのレース仕様車とその活動
■GT-Rニスモ ■グループAレース仕様車 ■JTC(全日本ツーリングカー選手権)■N1耐久レース ■GT-Rの主な戦績

終わりに
■マイナーチェンジ ■バブル経済崩壊で苦難の時代へ ■オーテック・バージョン ■車両開発をはなれて

【寄稿】R32スカイライン開発について(渡邉衡三)
【創作】GT-X試乗記(ニュルブルクリンクにて)
 資料 伊藤修令氏 日本自動車殿堂 殿堂入り紹介文
著者略歴
伊藤 修令(イトウ ナガノリ itou naganori)
1937年広島県生まれ。1959年広島大学工学部機械工学科を卒業し、同年4月にプリンス自動車の前身である富士精密工業に入社。櫻井眞一郎の下でシャシー設計を担当。日産と合併後も歴代スカイラインの設計開発に携わる。1973年日産自動車第3シャシー設計課長。1981年からマーチやプレーリーの主管となる。1985年、櫻井眞一郎の後を受けて、R31スカイラインの主管。続いて8代目R32スカイラインを開発し、走りのスカイランを復活させると共に、16年ぶりにスカイラインGT-Rを復活、その生みの親となる。その後オーテック・ジャパンの常務取締役として、1999年まで日産車をベースとした特装車の開発に従事した。2020年日本自動車殿堂入り。現在、岡谷市にある「プリンス&スカイラインミュージアム」の名誉館長。
タイトルヨミ
カナ:ハシリノツイキュウアールサンニースカイラインジーティーアールノカイハツ
ローマ字:hashirinotsuikyuuaarusanniisukairainjiitiiaarunokaihatsu

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