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定価:6,380円(5,800円+税)
判型:B5変形
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内容紹介
カイロプラクティックの本質に触れた理論と、最新の実践的なテクニックを解説するビジュアルガイド。440種の手順が分かるフルカラー写真と解剖学的図版と共に、100種類以上のテクニックを余すところなく掲載。
カイロプラクティックは、さまざまな症状、徴候、疾患の原因となる関節機能障害が重症化するのを防ぐ。また、カイロプラクティックは健康を維持するために有効な手段であり、薬や手術の助けを借りずに身体の治療を促し自己治癒力を強化する。早めの施術によって予防効果となり、多くの苦痛を減らすことが可能となる。
優れた師に出会い、優れたテクニックを受け継いだ著者だからこそ、その真髄を大胆に独自の主観で伝えることができた一冊と言える。
カイロプラクティックは、さまざまな症状、徴候、疾患の原因となる関節機能障害が重症化するのを防ぐ。また、カイロプラクティックは健康を維持するために有効な手段であり、薬や手術の助けを借りずに身体の治療を促し自己治癒力を強化する。早めの施術によって予防効果となり、多くの苦痛を減らすことが可能となる。
優れた師に出会い、優れたテクニックを受け継いだ著者だからこそ、その真髄を大胆に独自の主観で伝えることができた一冊と言える。
目次
アメリカ、ドイツ、そして日本/なぜ、カイロプラクティックが有効なのか?/Dr. L・ディーン・キルヒナーによる序文/謝辞
第1部 理論
1 カイロプラクティックの歴史的背景とドイツにおける発展
1.1 カイロプラクティックの歴史
1.2 ドイツにおけるカイロプラクティックの発展
ハイルプラクティカー団体と専門教育/正統医学の団体とその発展
1.3 カイロプラクティックの世界観
現代カイロプラクティック/生物心理社会的な見解/ドイツの学会および協会の立場
2 カイロプラクティックの機能的機序の基礎
2.1 専門用語
サブラクセーション─静的障害─関節機能障害/アジャストメント(矯正)/未治療の脊柱の関節機能障害の諸段階/関節機能障害が神経系に与える影響/代償期と非代償期/位置異常の記述・呼称(リスティング)/身体の面
2.2 発生学
体節形成/硬節/皮節/筋節/ヘッド帯
2.3 神経解剖学
中枢神経系/末梢神経系/髄節と脊髄神経/神経線維の種類/脊髄路/硬膜枝の機能障害/反射弓が刺激されて生じる結果/関節と筋の悪循環/圧迫による脊髄神経の機能障害/髄膜と脊髄硬膜/髄液の流れ/下肢の神経支配/機械的感覚と固有感覚/筋と腱(筋病理学)/靭帯/ストレス反応
3 適応と禁忌
3.1 適応
適応全般/分節別の適応
3.2 禁忌
絶対禁忌/相対禁忌
4 診断
4.1 既往歴
4.2 視診
4.3 触診
4.4 その他の検査
関節可動域(ROM)検査/各種テストと徴候/反射
4.5 X線診断
5 カイロプラクティック治療の総論
5.1 テクニックの基礎
関節の可動域/四肢の治療/手の位置とグリップテクニック
5.2 カイロプラクティック治療の対象となる炎症性疾患および変性疾患
炎症/関節症/脊柱側弯症
5.3 治療の随伴現象および副作用
5.4 治療の頻度
5.5 治療計画と経過観察
5.6 併用療法
寒冷療法/温熱療法
5.7 患者への助言
頸椎のアイソメトリック・エクササイズ/背部伸筋トレーニング/持久力トレーニング
5.8 新生児、乳児、小児、若年者のためのカイロプラクティック
診察/各種のテストと反射/適応/カイロプラクティック治療
第2部 実践
6 脊柱
6.1 はじめに
脊柱の解剖学/臨床的側面/頸椎の病理
6.2 頸椎テクニック
頸椎の回旋/頸椎の側方変位/環椎テクニック/後頭部の側屈/斜頸/舌骨のモビリゼーション
6.3 胸椎テクニック
頸胸椎移行部/胸椎の回旋/胸椎の側屈/胸椎の前方変位/胸椎の後方変位
6.4 腰椎テクニック
腰椎の回旋/腰椎の側屈/腰椎の前方移動(脊椎すべり症)/腰椎の負荷軽減のエクササイズ
7 骨盤
7.1 はじめに
脊柱と骨盤の力学/解剖学的下肢長差
7.2 仙腸関節
仙腸関節テクニック
7.3 仙骨
仙骨テクニック
7.4 恥骨結合/恥骨
恥骨結合テクニック
7.5 尾骨
仙尾関節の捻挫/尾骨テクニック
8 上肢
8.1 手
指関節テクニック/中手骨テクニック/手根骨テクニック/手根管症候群のためのテクニック
8.2 肘
テニス肘のためのテクニック/ゴルフ肘のためのテクニック
8.3 肩
上腕二頭筋腱転位のためのテクニック/回旋筋腱板のテクニック/肩関節脱臼のためのテクニック/肩甲骨テクニック/鎖骨と胸鎖関節テクニック
8.4 肋骨
肋 骨(Th2-Th12)機能障害のためのテクニック
9 頭部と顎関節
9.1 顎関節
顎関節テクニック
9.2 副鼻腔
副鼻腔テクニック
9.3 耳と目
耳のテクニック/眼球のモビリゼーション・テクニック
10 下肢
10.1 はじめに
10.2 足
足のモビリゼーション・テクニック/足趾テクニック
10.3 足関節
距骨下関節テクニック/距腿関節テクニック
10.4 膝関節
10.4.1 脛骨の回旋テクニック/半月板機能障害のためのテクニック/膝蓋骨テクニック
10.5 股関節
一般的な股関節モビリゼーション/股関節の回旋
第3部 付録
略語/図の出典/参照文献/索引
第1部 理論
1 カイロプラクティックの歴史的背景とドイツにおける発展
1.1 カイロプラクティックの歴史
1.2 ドイツにおけるカイロプラクティックの発展
ハイルプラクティカー団体と専門教育/正統医学の団体とその発展
1.3 カイロプラクティックの世界観
現代カイロプラクティック/生物心理社会的な見解/ドイツの学会および協会の立場
2 カイロプラクティックの機能的機序の基礎
2.1 専門用語
サブラクセーション─静的障害─関節機能障害/アジャストメント(矯正)/未治療の脊柱の関節機能障害の諸段階/関節機能障害が神経系に与える影響/代償期と非代償期/位置異常の記述・呼称(リスティング)/身体の面
2.2 発生学
体節形成/硬節/皮節/筋節/ヘッド帯
2.3 神経解剖学
中枢神経系/末梢神経系/髄節と脊髄神経/神経線維の種類/脊髄路/硬膜枝の機能障害/反射弓が刺激されて生じる結果/関節と筋の悪循環/圧迫による脊髄神経の機能障害/髄膜と脊髄硬膜/髄液の流れ/下肢の神経支配/機械的感覚と固有感覚/筋と腱(筋病理学)/靭帯/ストレス反応
3 適応と禁忌
3.1 適応
適応全般/分節別の適応
3.2 禁忌
絶対禁忌/相対禁忌
4 診断
4.1 既往歴
4.2 視診
4.3 触診
4.4 その他の検査
関節可動域(ROM)検査/各種テストと徴候/反射
4.5 X線診断
5 カイロプラクティック治療の総論
5.1 テクニックの基礎
関節の可動域/四肢の治療/手の位置とグリップテクニック
5.2 カイロプラクティック治療の対象となる炎症性疾患および変性疾患
炎症/関節症/脊柱側弯症
5.3 治療の随伴現象および副作用
5.4 治療の頻度
5.5 治療計画と経過観察
5.6 併用療法
寒冷療法/温熱療法
5.7 患者への助言
頸椎のアイソメトリック・エクササイズ/背部伸筋トレーニング/持久力トレーニング
5.8 新生児、乳児、小児、若年者のためのカイロプラクティック
診察/各種のテストと反射/適応/カイロプラクティック治療
第2部 実践
6 脊柱
6.1 はじめに
脊柱の解剖学/臨床的側面/頸椎の病理
6.2 頸椎テクニック
頸椎の回旋/頸椎の側方変位/環椎テクニック/後頭部の側屈/斜頸/舌骨のモビリゼーション
6.3 胸椎テクニック
頸胸椎移行部/胸椎の回旋/胸椎の側屈/胸椎の前方変位/胸椎の後方変位
6.4 腰椎テクニック
腰椎の回旋/腰椎の側屈/腰椎の前方移動(脊椎すべり症)/腰椎の負荷軽減のエクササイズ
7 骨盤
7.1 はじめに
脊柱と骨盤の力学/解剖学的下肢長差
7.2 仙腸関節
仙腸関節テクニック
7.3 仙骨
仙骨テクニック
7.4 恥骨結合/恥骨
恥骨結合テクニック
7.5 尾骨
仙尾関節の捻挫/尾骨テクニック
8 上肢
8.1 手
指関節テクニック/中手骨テクニック/手根骨テクニック/手根管症候群のためのテクニック
8.2 肘
テニス肘のためのテクニック/ゴルフ肘のためのテクニック
8.3 肩
上腕二頭筋腱転位のためのテクニック/回旋筋腱板のテクニック/肩関節脱臼のためのテクニック/肩甲骨テクニック/鎖骨と胸鎖関節テクニック
8.4 肋骨
肋 骨(Th2-Th12)機能障害のためのテクニック
9 頭部と顎関節
9.1 顎関節
顎関節テクニック
9.2 副鼻腔
副鼻腔テクニック
9.3 耳と目
耳のテクニック/眼球のモビリゼーション・テクニック
10 下肢
10.1 はじめに
10.2 足
足のモビリゼーション・テクニック/足趾テクニック
10.3 足関節
距骨下関節テクニック/距腿関節テクニック
10.4 膝関節
10.4.1 脛骨の回旋テクニック/半月板機能障害のためのテクニック/膝蓋骨テクニック
10.5 股関節
一般的な股関節モビリゼーション/股関節の回旋
第3部 付録
略語/図の出典/参照文献/索引
著者略歴
ヘンリク・ジーモン(ヘンリク ジーモン henriku jiimon)
1997年に救急救命士となり、1997年より救急救命士の養成課程(A1-A4)のインストラクター、小児救急のインストラクター、またASBの支部(マインシュピッツェ地方)でインストラクター・リーダーを務める。1998年より赤十字のインストラクターとして州学校ラインラント・プファルツ(マインツ市アム・プルファートゥルム)で指導する。1997年から2002年まで、ヨハネス・グーテンベルク大学マインツで医学を学びつつ、ドイツ海外派遣部隊の技術支援隊(国際緊急援助隊(SEEBA)の医療チーム)の隊員となり、1999年より、コンドル航空の客室乗務員として勤務。
2001年より、L・ディーン・キルヒナーの下でアメリカ・カイロプラクティックを学ぶ。
2004年より、自分の診療所を開きハイルプラクティカーとして診療にあたる。2005年より、カイロプラクティーク・コレーク・ライン・マインで開講されているドイツ・アメリカ・カイロプラクティック・セミナー(DACS)の講師(アメリカ・カイロプラクティック)を務める。2014年より、2013年に退官したL・ディーン・キルヒナーD.C.の後を引き継ぎ、DACSの責任者を務めている。
中川 貴雄(ナカガワ タカオ nakagawa takao)
米国カリフォルニア州のロサンゼルス・カイロプラクティック大学(LACC、現在の南カリフォルニア健康科学大学)卒業。米国公認カイロプラクティック・ドクター(Doctor of Chiropractic D.C.)、柔道整復師、鍼灸師、カリフォルニア州公認鍼灸師、診療放射線技師。米国LACCカイロプラクティック・テクニック教室助教授、明治国際医療大学(元 明治鍼灸大学)保健医療学部教授を経て、現在、宝塚医療大学保健医療学部教授。
日本カイロプラクティック徒手医学会会長、モーション・パルペーション研究会会長、中川カイロプラクティック・オフィス院長(大阪)。
主な著書に『脊柱モーション・パルペーション』『カイロプラクティック・ノート 1、2』『四肢のモーション・パルペーション上巻、下巻』(以上科学新聞社)、『DVD:股関節/膝関節の検査と治療 全3巻』(ジャパンライム)他。主な訳書に、『クリニカル・カイロプラクティック・テクニック』(医道の日本社)、『カイロプラクティック・セラピー』(科学新聞社)など。
吉水 淳子(ヨシミズ ジュンコ yoshimizu junko)
奈良女子大学文学部社会学科哲学専攻を卒業後、大阪府立大学大学院綜合科研究学科文化学専攻を修了。医薬翻訳者として、独語および英語の翻訳を手掛ける。訳書に、『整形外科における理学療法』『エビデンスに基づく高齢者の作業療法』『シュロス法による側弯症治療』(いずれもガイアブックス)など。
タイトルヨミ
カナ:カイロプラクティック テクニックキョウホン
ローマ字:kairopurakutikku tekunikkukyouhon
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中川 貴雄 最近の著作
吉水 淳子 最近の著作
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