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2020年10月28日発売

アトリエサード

悪の方程式〜善を疑え!!

トーキングヘッズ叢書
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内容紹介
「善」や「悪」は、時代や環境によってうつろう。
「悪」を安易に定義づけすることは危険だ。

だがこれだけは言えるかもしれない。

「悪」に恐怖するのは、信じている「善」が破壊されるかもしれないからだ。
一方「悪」を意識することは、この世の「善」に対して疑いを差し挟むことだ。

「善」がますます過剰になってきている昨今、
「悪」についてもう一度見つめ直すことが必要かもしれない――

単なる暴力や犯罪行為とは異なる「悪」のあり方について、
さまざまな側面から解題してみました。

特集以外にも、多様な記事が満載、読み応えたっぷりです!

◎主な内容
善悪の彼岸〜夫婦生活編●友成純一
ダークナイト・トリロジーにみる悪の本質●大岡淳
〈アート〉と〈革命〉は常に悪である〜テロ的アートの系譜●石川雷太

悪魔と美意識●釣崎清隆
乱反射する悪魔崇拝(サタニズム)●仁木稔
広まるネクロフィリア的悪の発想●べんいせい
マグダラのマリアが浮き彫りにする悪徳と美徳●志賀信夫

警官を蹴るチャップリン〜映画はなぜ警察を敵視するのか●高槻真樹
映画『ルー・サロメ』『ソドムの市』『神々のたそがれ』を中心に、人間の業について考えた●浦野玲子
キム・ギドク 悪の倫理●浅尾典彦

「黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)」には、悪意がない〜『サイボーグ009』の問題提起●宮野由梨香
悪いヤツはだいたいイケメン〜少女漫画におけるモラルとエロス●馬場紀衣

「毒親」進化論〜フィクションの中の「毒母」たち●梟木
エルヴェ・ギベールの文学と悪●渡邊利道
古川日出男『砂の王』と輻輳する「悪」●岡和田晃
超越性への渇きとしての悪〜磯田光一について●石和義之
この世で一番悪いヤツ〜現代的悪役キャラ作成ガイド●阿澄森羅
僕らはみんな小悪党〜小市民だれもが持つ小さな悪意●日原雄一

凡庸で陳腐なのはどちらかといえば私たちの方だといえばいいのだろうか●本橋牛乳

TH RECOMMENDATION
小川貴一郎「監禁芸術 confinement art」
「東學肌絵図鑑 DRESS CODE」
村田兼一「女神の棲家」出版記念展
鳥居椿×最合のぼる『暗黒メルヘン絵本シリーズIII 青いドレスの女』出版記念原画展
林美登利人形展
山際マリ個展
ヨコハマトリエンナーレ2020●ケロッピー前田
アジアフォーカス・福岡国際映画祭2020●友成純一
アイスマンに会いに行く! ●ケロッピー前田
ほか

TH FLEA MARKET
『天使/L'ANGE』のシテン●加納星也
続 キム・ギヨン〜激しく優しい、死んでもいい肉体関係●友成純一
山野浩一とその時代(13)●岡和田晃
ほか
目次
■まえがき●沙月樹京
■善悪の彼岸〜夫婦生活編●友成純一
■悪の彼方の悪〜ダークナイト・トリロジーにみる悪の本質●大岡淳
■超越性への渇きとしての悪〜磯田光一について●石和義之

■悪魔と美意識●釣崎清隆
■乱反射する悪魔崇拝(サタニズム)●仁木稔
■悪の時代に寄せて〜広まるネクロフィリア的悪の発想●べんいせい
■左利きの悪魔〜「右」と「左」の文化誌●馬場紀衣

■「黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)」には、悪意がない〜『サイボーグ009』の問題提起●宮野由梨香
■悪いヤツはだいたいイケメン〜少女漫画におけるモラルとエロス●馬場紀衣

■〈アート〉と〈革命〉は常に悪である〜テロ的アートの系譜●石川雷太
■警官を蹴るチャップリン〜映画はなぜ警察を敵視するのか●高槻真樹
■人間的な、あまりに人間的な善悪の彼岸〜映画『ルー・サロメ』『ソドムの市』『神々のたそがれ』を中心に、人間の業について考えた●浦野玲子
■キム・ギドク 悪の倫理●浅尾典彦

■凡庸で陳腐なのはどちらかといえば私たちの方だといえばいいのだろうか●本橋牛乳
■僕らはみんな小悪党〜小市民だれもが持つ小さな悪意●日原雄一
■「毒親」進化論〜フィクションの中の「毒母」たち●梟木

■みだらで汚らわしい恥知らずな欲望〜エルヴェ・ギベールの文学と悪●渡邊利道
■古川日出男『砂の王』と輻輳する「悪」●岡和田晃
■この世で一番悪いヤツ〜現代的悪役キャラ作成ガイド●阿澄森羅

■アンゼルム・キーファー、背徳と悪徳の翼●並木誠
■娼婦と聖性〜マグダラのマリアが浮き彫りにする悪徳と美徳●志賀信夫

■三浦悦子の世界〈18〉[兵士の盾]
■こやまけんいち絵本館42●こやまけんいち
■四方山幻影話45●堀江ケニー

■《コミック》 DARK ALICE 35. ノア&レイ●eat
■〈写と真実8〉 嗤い声を高らかに●写真・文=タイナカジュンペイ
■《小説》 ダークサイド通信no.3「優しい悪魔」●最合のぼる
■一コマ漫画●岸田尚

■Review
◎三島由紀夫「金閣寺」●梟木
◎松本清張「無宿人別帳」●待兼音二郎
◎千田大輔「ヒロインは絶望しました」●日原雄一
◎高橋義人「悪魔の神話学」●市川純
◎「Ghost of Tsushima」●徳岡正肇 ほか

■辛しみと優しみ42●人形・文=与偶
■立体画家 はが いちようの世界30〜ペンギン・ギャラリー●はが いちよう

■TH RECOMMENDATION
◎〈ヨコハマトリエンナーレ2020〉レポート〜コロナ禍での国際展開催が問いかけるあらゆる多様性と人間中心主義からの脱却●ケロッピー前田
◎〈アジアフォーカス・福岡国際映画祭2020〉レポート〜コロナ禍の制約下でも、これだけの多彩な映画が集まった!●友成純一
◎小川貴一郎「監禁芸術 confinement art」〜監禁1日目、イヴ・サンローランに蟻を描いた。
◎「東學肌絵図鑑 DRESS CODE」〜東學による一夜限りの「肌絵」250作品が豪華本に!
◎林美登利人形展「Cabinet of Curiosities〜驚異の部屋」〜奇妙で美しいものを集積して生み出した、新たな美
◎村田兼一「女神の棲家」出版記念展〜原始宗教が育んだ女神を、現代の少女たちに投影
◎鳥居椿×最合のぼる『暗黒メルヘン絵本シリーズIII 青いドレスの女』出版記念原画展〜暗黒メルヘン絵本シリーズ第3弾は鳥居椿が登場!
◎赤木美奈白墨彫画展「―邪視―南方熊楠に奉ずる」〜邪眼信仰から生まれた想像力/Mai Aimheart個展/冥麿 個展
◎九鬼匡規個展「あやしの繪姿・肆(し)」〜妖怪や怪異をモチーフにした美人画
◎山際マリ個展「alone again or」〜さまざまな記憶が交錯する「愉快な悪夢」
◎企画公募展「god speed you!」〜不器用、だけど、真摯に作品と向き合い続ける
◎遠山涼音個展「生前葬」〜人形に託した生への思い
◎DANPEN個展―心像―〜欠片が生む余韻
◎岸田尚個展「願いの天使達」〜天使の羽に託した願いと救い
◎なぜ踊らないの――生誕100年記念 萩原葉子展〜文筆にダンスに、多彩な活躍
◎私が出会った表現者たちⅣ おちゃめなアリス 田村セツコ展
◎今貂子舞踏公演「金剛石-Diamond-」〜石の硬さに宿る魔力
◎生熊奈央個展「境界探訪」〜密度の高い線で描かれた魔術的な光景
◎甲秀樹個展「若衆展」〜色香漂わせる和風の少年画
◎shichigoro-shingo企画展「機械ノ音」〜生身の身体と機械との融合/小田隆展「Anatomy」
◎マキエマキ・巡共催「年忘れ艶々熟女まつり」〜あなたは熟女のエロをどう観る?/深瀬綾・目玉堂「成レノ果テ〜眼球二人展〜」
◎5300年前のタトゥーを施されたミイラ、アイスマンに会いに行く!〜イタリア・ボルツァーノの旅●ケロッピー前田
◎陰翳逍遥39〜ヨコハマトリエンナーレ2020、渡辺篤、JAZZ ARTせんがわ2020、オリンピック終息宣言展、
◎ バースト・ジェネレーション:死とセックス展 他●志賀信夫

■TH FLEA MARKET
◎カノウナ・メ〜可能な限り、この眼で探求いたします/第41回 『天使/L'ANGE』のシテン●加納星也
◎バリは映画の宝島〈番外編〉/続 キム・ギヨン〜激しく優しい、死んでもいい肉体関係●友成純一
◎よりぬき[中国語圏]映画日記/香港映画はどこに行く?〜「国家安全維持法」後の香港と映画『追龍』●小林美恵子
◎ダンス評[2020年7月〜10月]/コロナと踊る〜上杉満代、川村浪子、深谷正子、秦野旬子・下田和枝、コンドルズ、笠松泰洋、井田亜彩実、松木詩奈●志賀信夫
◎「コミック・アニメ・ゲーム」×ステージ評/炎炎ノ消防隊、イケメン戦国THE STAGE〜明智光秀編〜●高浩美
◎釣崎清隆×ケロッピー前田〜「鬼畜道場」はグロテスク表現の歴史を探索する●ケロッピー前田
◎「天才は狂気なり」という学説を唱え、犯罪人類学を創始した奇矯な精神病理学者 チェーザレ・ロンブローゾの思想とその系譜〈38〉●村上裕徳
◎山野浩一とその時代(13)/原案・原作・脚本をつとめた『戦え! オスパー』●岡和田晃
◎弦巻稲荷日記/腐女子的ファンたちを狂乱させている中国ドラマ「Guardian鎮魂」●いわためぐみ
◎オペラなどイラストレビュー●三五千波
◎TH特選品レビュー

■表紙=こやまけんいち
著者略歴
アトリエサード(アトリエサード atoriesaado)
タイトルヨミ
カナ:アクノホウテイシキゼンヲウタガエ
ローマ字:akunohouteishikizenoutagae

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アトリエサードの既刊から
アトリエサード/編集
小川貴一郎/著
村田兼一/著
アトリエサード/編集
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NHK出版:八津弘幸 NHKドラマ制作班 NHK出版 
新潮社:松下隆一 
アリス館:まはら三桃 めばち 
集英社:出水ぽすか 白井カイウ 
筑摩書房:恩田陸 

連載記事

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