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2022年7月12日発売

産経新聞大阪本社

聖徳太子 「和のこころ」の真実 

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内容紹介
聖徳太子といえば、誰もが知る歴史上の偉人であるが、あまり知られていないその実像と「和のこころ」の真実。
実は政治家、外交官、宗教家、思想家であり、それどれの立場で卓越した能力を発揮していた。
しかし、その多くが謎に包まれて判然としないことでも明らかだった。伝説と伝承のベールの向こうに見え隠れする実像と魅力。
聖徳太子没後1400年の御遠忌に当たる令和3年から4年、産経新聞(大阪本社)は「和をつなぐ 聖徳太子1400年」と題し隠れた実像に迫った。
本書は、その連載記事と新たな取材を基に、加筆・豊富な写真やデータを駆使して再編集。
本書を手に取っていただければ、聖徳太子を再発見し、日本の精神性の源流を再認識していただけると確信している。
激動の時代を生き抜くヒントは聖徳太子にあり!(和の精神 日本再生の道標)

■本文6部構成
第1部:太子誕生
第2部:日出づる国
第3部:仏教と国造り
第4部:教えを受け継ぐ
第5部:息づく信仰
第6部:伝承と実像
目次
■口絵(カラー)
■序文
■第1部 太子誕生
1.「厩戸」の由来とは… 聖徳太子の謎深く
2.「仏教通じ平和を」若き日の戦陣の誓い
3.初の女帝の有能な甥 馬子さえも一目置く
4.「皇太子」で「摂政」か 天皇補佐し外交主導
5. 推古との関係で考える 「なぜ即位しなかった」 
※太子を歩く 向原寺(奈良県明日香村) 推古天皇即位の豊浦宮跡か

■第2部 日出づる国
1.異様な大国が出現 太子の下した決断
2.「日出づる処の天子」 日中緊張に救国の嘘 
3.十七条憲法誕生と仏教 混乱の世に求めた支柱
4.十七条憲法の理念 令和でも色あせず
5.太子の冠位十二階 日本初の政治改革
6.渡来系を側近に 太子の人材活用術
※太子を歩く 世尊寺(比曽寺跡、奈良県大淀町) 光放つ樟の像の伝来

■第3部 仏教と国造り
1.仏教を天皇が公認 国造りに教え導入
2.外交にらみ斑鳩へ移住 政教一体 太子の理想郷
3.大陸の音楽を取り入れ 芸能生み出した先見性
4.太子の死と一族の悲劇 後世へ信仰の灯ともる
※太子を歩く 法輪寺(奈良県斑鳩町)再建三重塔心と技の結晶 

■第4部 教えを受け継ぐ
1. 謎多き「太子のみてら」再建論争に決着夢 夢の跡
2.追善と顕彰のため再建 国難乗り越え加護願う
3.平安から鎌倉の混迷期 太子の教え信じた最澄
4.慈悲深い「和国の教主」 苦悩する親鸞の支えに
5.四天王寺の建立が原点 宮大工に伝わる心意気
※太子を歩く 法起寺(奈良県斑鳩町)太子が法華経説いた岡本宮

■第5部 息づく信仰
1.母皇后ゆかりの中宮寺 最古の刺繡が導く言葉
2.兵庫・太子町に残る荘園 「投げ石」が語る威光今も
3.大阪庶民と歩んだ信仰 墓に願う現世の御利益
4.「天台宗の祖」縁起定着 近江の地に今も根強く
5.黄門さまも岡倉天心も 美しい像が伝える歴史
※太子を歩く 飽波神社(奈良県安堵町)太子道沿い腰掛け石も

■第6部 伝承と実像
1.霊妙な温泉に感嘆 伊予に伝わる足跡
2.達磨寺に残る飢人伝承 古代日本の国家像体現
3.富士へ飛翔平安を予言 聖人伝説は広く深く
4.戦前戦後の世を見つめ 経済大国歩む日本の顔
5.太子の比類なき生涯 実像は謎に包まれ

●特別インタビュー
●太子とともに
●取材を終えて
●参考文献・出典・ 取材協力
著者略歴
産経新聞取材班(サンケイシンブンシュザイハン sankeishinbunshuzaihan)
タイトルヨミ
カナ:ショウトクタイシ ワノココロノシンジツ
ローマ字:shoutokutaishi wanokokoronoshinjitsu

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