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定価:3,080円(2,800円+税)
判型:A5
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内容紹介
◎「農協改革」、もう一つの選択肢‼
現下の農業問題に対処するために急がれる、農協の組織、事業体制の見直し。これまでの 「農協改革」議論の整理の上に、単なる法人合併ではなく機能合併の視点に立脚した「ネットワーク型」農協の姿を提唱する。互いに連携し、各々が主体性をもって対処する「ネットワーク型」農協は、農協改革の決め手になれるか?!
現下の農業問題に対処するために急がれる、農協の組織、事業体制の見直し。これまでの 「農協改革」議論の整理の上に、単なる法人合併ではなく機能合併の視点に立脚した「ネットワーク型」農協の姿を提唱する。互いに連携し、各々が主体性をもって対処する「ネットワーク型」農協は、農協改革の決め手になれるか?!
目次
第1章 農協をめぐる問題と対応の課題
1 農協の問題、課題をどう捉えるか
2 農業問題の発生と農協の組織・事業体制
3 新たな農業問題の発生
4 農協の今日的課題
第2章 農協の組織,事業体制と地域の持続的発展への貢献
-全国農協アンケート調査の結果分析-
1 全国農協アンケート調査の実施
2 農協が地域活性化のために取り組む事業・活動(設問群Ⅰ)
3 地域活性化のため他の組織と連携・協力の取り組み(設問群Ⅱ)
4 農協の地域運営体制の現状と問題意識(設問群ⅢとⅣ)
5 まとめ
第3章 「農協改革」をめぐる政府と農協系統組織
-「農工改革」では本来的に何が問題か-
1 はじめに
2 農林水産省による「農協改革」の検討と政策措置
3 「規制改革会議」による「農協改革」の検討
4 農協法の一部改正と「農協改革」の制度的枠組み
5 農協系統組織による「農協改革」への対応と今後の課題
6 おわりに
第4章 農協合併の推進と1県1農協のゆくえ
1 はじめに
2 農協合併の推進と大規模・広域化の問題
3 1県1農協の現状と当面する問題と課題
4 おわりに
第5章 「ネットワーク型農協」とモンドラゴン協同組合の示唆
- 農協のあり方に関するもう一つの選択肢-
1 はじめに
2 「ネットワーク型農協」論の検討
3 スペイン・モンドラゴン協同組合
4 モンドラゴン協同組合の特徴とわが国農協への示唆
5 おわりに
第6章 熊本県における農協販売事業の機能合併とその運営
-熊本経済連による農産物販売ネットワークの形成-
1 はじめに
2 熊本県の農業生産と農協販売の近年における動き
3 青果物CCの設立、機能および取り扱い実績
4 加入農協の取り組み事例と青果物CCの意義
5 おわりに
第7章 「ネットワーク型農協」としての地区農協連
-北海道オホーツク農協連合会を事例として-
1 はじめに
2 オホーツク農業とオホーツク農協連の組織、事業体制
3 管内農協の組織・事業概要とオホーツク農協連の果たす機能
4 北海道における農業、農協組織の特質と地区農協連の意義
5 まとめと残された課題
1 農協の問題、課題をどう捉えるか
2 農業問題の発生と農協の組織・事業体制
3 新たな農業問題の発生
4 農協の今日的課題
第2章 農協の組織,事業体制と地域の持続的発展への貢献
-全国農協アンケート調査の結果分析-
1 全国農協アンケート調査の実施
2 農協が地域活性化のために取り組む事業・活動(設問群Ⅰ)
3 地域活性化のため他の組織と連携・協力の取り組み(設問群Ⅱ)
4 農協の地域運営体制の現状と問題意識(設問群ⅢとⅣ)
5 まとめ
第3章 「農協改革」をめぐる政府と農協系統組織
-「農工改革」では本来的に何が問題か-
1 はじめに
2 農林水産省による「農協改革」の検討と政策措置
3 「規制改革会議」による「農協改革」の検討
4 農協法の一部改正と「農協改革」の制度的枠組み
5 農協系統組織による「農協改革」への対応と今後の課題
6 おわりに
第4章 農協合併の推進と1県1農協のゆくえ
1 はじめに
2 農協合併の推進と大規模・広域化の問題
3 1県1農協の現状と当面する問題と課題
4 おわりに
第5章 「ネットワーク型農協」とモンドラゴン協同組合の示唆
- 農協のあり方に関するもう一つの選択肢-
1 はじめに
2 「ネットワーク型農協」論の検討
3 スペイン・モンドラゴン協同組合
4 モンドラゴン協同組合の特徴とわが国農協への示唆
5 おわりに
第6章 熊本県における農協販売事業の機能合併とその運営
-熊本経済連による農産物販売ネットワークの形成-
1 はじめに
2 熊本県の農業生産と農協販売の近年における動き
3 青果物CCの設立、機能および取り扱い実績
4 加入農協の取り組み事例と青果物CCの意義
5 おわりに
第7章 「ネットワーク型農協」としての地区農協連
-北海道オホーツク農協連合会を事例として-
1 はじめに
2 オホーツク農業とオホーツク農協連の組織、事業体制
3 管内農協の組織・事業概要とオホーツク農協連の果たす機能
4 北海道における農業、農協組織の特質と地区農協連の意義
5 まとめと残された課題
著者略歴
両角 和夫(モロズミ カズオ morozumi kazuo)
1947年北海道生まれ。
北海道大学大学院農学研究科修士課程修了。
1972年農林水産省入省。経済局、農業改善局を経て、
1980年農業総合研究所に異動。
1999年東北大学大学院農学研究科教授。
2012~2018年東京農業大学教授。
2013~2020年公益財団法人日本農業研究所客員研究員。
東北大学名誉教授。博士(農学)
タイトルヨミ
カナ:ガッペイカラネットワークヘ
ローマ字:gappeikaranettowaakuhe
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