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2021年2月5日発売

ライフサイエンス出版

出版社名ヨミ:ライフサイエンスシュッパン

ドクターうえしまの塩切り奮闘記

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内容紹介
塩を使わない料理なんて,「おいしくなさそう」「悲惨な食生活になりそう」と思っていませんか?ここに,減塩ならぬ食塩無添加(塩切り)生活に挑んでいる一人の医師がいます。本書では,循環器疫学の専門家である上島弘嗣氏が実践する,おいしく,楽しい食塩無添加生活を紹介します。
上島先生は医師であり,また,多くの循環器疾患に関する疫学研究の代表をしています。
「塩切りレクチャー」では,塩分摂取により血圧が上がるメカニズムについてや,高血圧や疫学研究に関する重要な論文をわかりやすく解説しています。また,近年,定期的に週刊誌やインターネット等でみられる「減塩有害説」の間違いについてもエビデンスを踏まえて言及しています。
まずは家庭での食事から,「塩切り」始めてみませんか?
目次
第1章 おいしい! 食塩無添加生活 その1
第2章 外食との闘い
第3章 妻と一緒に食塩無添加生活
第4章 おいしい! 食塩無添加生活 その2
第5章 「減塩有害説に惑わされるな!」
第6章 思い出・出会い
第7章 ドクターうえしまの〝豆知識〟
第8章 ドクターうえしまの〝塩切り〟レシピ

ドクターうえしまの「塩切り」レクチャー(全21編)
・塩分摂取により血圧が上がる仕組み
・24時間蓄尿検査と尿中ナトリウム/カリウム比
・塩分を摂取しないアマゾンの部族高血圧にならない ~ヤノマミ族の人々~
・インターソルト研究(INTERSALT study)
・血圧が低い人は循環器疾患による死亡危険度が低い
・果物・野菜が中心の低脂肪食による降圧効果 〜Kempner食とDASH食〜
・生野菜をたくさん食べる人は血圧が低い(インターマップ研究)
・野菜や果物をたくさん食べる人は循環器疾患になりにくい ~ただし、塩分は抑えめに~
・悪者ではなかった! レニン・アンジオテンシン系の真実
・禁酒すると死亡危険度が上がる!? ~疫学研究における「因果の逆転」~
・舌が塩味を感じる仕組み
・濃いラーメンほどおいしい? ~人はなぜ濃い塩味を好むのか~
・循環器疾患に対する喫煙の影響 ~禁煙すれば危険性は速やかに低下~
・白衣高血圧と仮面高血圧
・塩分摂取量が多い人は太りやすい!? ~塩分摂取量と肥満の関係~
・魚介類の脂質は動脈硬化予防に効果的
・塩分の摂り過ぎを「なかったこと」にはできない!? ~カリウムの降圧効果と塩分摂取量~
・コレステロール摂取量の上限撤廃の問題 ~薬を飲む前に食事を見直そう!~
・私たちのナトリウム摂取源(インターマップ研究)
・食塩抵抗性の人は減塩しても意味がない?
・家庭での塩分摂取量が多いと脳卒中や心臓病が多くなる
著者略歴
上島 弘嗣(ウエシマ ヒロツグ ueshima hirotsugu)
滋賀医科大学名誉教授。 滋賀医科大学アジア疫学研究センター特任教授。 金沢大学医学部卒(1971年)。 医学博士(大阪大学)。 大阪府立成人病センター集団検診第一部、大阪大学医学部(助手)、国立循環器病センター集団検診部(医長)、滋賀医科大学(教授)を経て、2009年より現職。
タイトルヨミ
カナ:ドクターウエシマノエンキリフントウキ
ローマ字:dokutaaueshimanoenkirifuntouki

※近刊検索デルタの書誌情報はopenBDのAPIを使用しています。

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