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2021年6月19日発売

吉田書店

興亡 電力をめぐる政治と経済

電力をめぐる政治と経済
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内容紹介
待望の復刊! 朝日新聞記者が電力と政治をめぐる攻防を丹念に描いた名著。
1939(昭和14)年から1951(昭和26)年まで国営化されていた電力産業。民営から国家管理に移行したのはなぜか、電力国管は成功したのか、戦後、なぜ民営・分割されねばならなかったのか、九電力体制はいかに確立されたのか――。
〝電力の鬼〟松永安左エ門とは何者か。
1978年初版(産業能率大学出版部)、1984年第2版(白桃書房)刊行の単行本を装いを新たに、掲載写真を一新し人名索引を付して復刊。ダイナミックな筆致が、今よみがえる。
巻末に、御厨貴「大谷健さんと私――20年の清談を振り返って」を収録。
目次
第Ⅰ部 電力国家管理への道

 第1章 革新のイデオロギー
 長崎事件/二つの潮流/日本経済の再編成

 第2章 押し寄せる波
 自由競争/孤立無援/国営論の形成

 第3章 攻防
 近衛と永井/衆議院と貴族院

第Ⅱ部 電力国家管理の実態

 第1章 統制は統制を生む
 晴天の出発/最初の挫折/最後の抵抗/惜別

 第2章 雪と炎
 戦時経済体制/戦争下の日発/生きざまを見よ

 第3章 敗戦
 過剰と不足/石炭と電力/輝ける電産/米占領軍

第Ⅲ部 電気事業再編成

 第1章 三つの道
 社会化案/日発対配電/議して決せず/余人なし

 第2章 紛糾
 松永復活/四対一/政府案決定/ナショナリズム

 第3章 強権
 審議未了/ポツダム政令/故郷忘じ難く

 第4章 激突
 公益事業委員会/小坂対松永/日発解体/新井章治の死

第Ⅳ部 九電力体制の確立

 第1章 追撃
 三%と八%/世論に抗す/電産の崩壊

 第2章 後退と前進
 公益委廃止/電源開発会社/東電と関電/黒部の闘い

 第3章 歴史の教訓
 ある比較/批判的展望

 第4章 よみがえる松永イズム
 行革と電力/地方分権/新しき潮流

書きもらしたことなど
ひとびと/ところどころ/ほん

関連年表

巻末エセー 「大谷健さんと私――20年の清談を振り返って」(御厨貴)
著者略歴
大谷 健(オオタニ ケン ootani ken)
1930年大阪市生まれ。大阪商科大学(現大阪市立大学)卒。 1952年朝日新聞社入社。東京本社、名古屋本社各経済部次長を経て、東京本社編集委員(経済問題担当)。1987年度日本記者クラブ賞受賞。1990年定年退社後も執筆活動を続けた。2014年9月逝去。
タイトルヨミ
カナ:コウボウ
ローマ字:koubou

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吉田書店の既刊から
加藤良三/著 三好範英/編集
松村謙三/著 武田知己/編集
ピエール・ビルンボーム/著 大嶋厚/翻訳

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