近刊検索 デルタ

2019年9月26日発売

航思社

出版社名ヨミ:コウシシャ

靖国を問う 遺児集団参拝と強制合祀

遺児集団参拝と強制合祀
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内容紹介
本体価格2200円

なぜ戦争遺児たちは戦後も「少国民」となったのか

いまや社会的な忘却の彼方に追いやられた史実——
敗戦後まもなく国・地方が協力して行った、
戦争遺児たちによる靖国への集団参拝。
当時、どのような政治的意図のもとで、何が行われたのか。
そして参拝後の文集から浮かび上がる遺児の思いとは。

靖国に対する強制合祀の取り消し訴訟や
安倍首相の靖国参拝違憲訴訟に加わるとともに、
かつて遺児集団参拝に参加した当事者が全国各地の史料を渉猟し、
歴史に埋もれかけていた靖国をめぐる「闇」を掘り起こす。
目次
第Ⅰ部 戦争遺児の靖国集団参拝
 第1章 1950年代の靖国神社遺児参拝
 第2章 京都市・京都府の靖国遺児集団参拝
 第3章 大阪府の靖国文集を読む
 第4章 広島・長崎の遺児たちの思い
 第5章 遺児集団参拝と記憶の再生・継承 

第Ⅱ部 靖国強制合祀と戦争体験の継承
 第1章 靖国神社合祀と安倍首相の靖国参拝
 第2章 兵籍簿に見る父親たちの戦争
 第3章 ホロ島戦の記憶
著者略歴
松岡 勲(マツオカ イサオ matsuoka isao)
松岡勲(まつおか・いさお) 1944年生まれ。大阪府高槻市で小学校教員、中学校教員(社会科担当)。定年退職後、立命館大学、関西大学で非常勤講師(教職課程担当)をつとめ、退職。靖国合祀取消訴訟、安倍首相参拝違憲訴訟の原告団に加わる。 論考に「1950年代の靖国神社遺児参拝の実像を探る」(『季刊戦争責任研究』第76号)、「京都市、宇治市・舞鶴市の靖国神社遺児参拝」(『季刊戦争責任研究』第88号」)など。
タイトルヨミ
カナ:ヤスクニヲトウ
ローマ字:yasukuniotou

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