近刊検索 デルタ

2015年2月20日発売

ぷねうま舎

出版社名ヨミ:プネウマシャ

神の後に Ⅰ 〈現代〉の宗教的起源

〈現代〉の宗教的起源
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内容紹介
 【後篇『神の後にⅡ 第三の道』は3月13日発売】

■破局の予感が、いま・そこにある。自然環境、政治経済、宗教文化、そし
 て思想の現在……私たちを取り巻く世界の現在を、思想の言葉で捉え直す。
 一人の宗教思想家が、この危機を壮大な歴史的展望のうちに位置づけ、突破
 のための第三の道を提案する。

■経済のネオリベ、政治のネオコン、世界同時的な右傾化と保守化の背後に
 は何があるのだろうか。ヘーゲルとキルケゴール、ハイデガーとデリダ、複 
 雑性の科学とシステム論……思想史の運動を、一つのヴィジョンをもって捉
 え、次なる未知のステップを描き出す。

■神のない宗教/絶対性のない倫理、〈あれもこれも〉の一元論と〈あれかこ
 れか〉の二元論に代わる、〈あれでもなくこれでもなく〉の関係主義の立場─
 ─地球環境破壊から宗教的右派の問題まで、この現実と量り合うほどの思想
 のリアリティを回復することは可能か。新たな挑戦。
目次
第1章宗教を理論化する        神の後にⅡ 第三の道 目次
 第2章 プロテスタント革命           第5章 真実の喪失
第2章主体性と近代性              第6章 真実の復活
第4章 宗教的な世俗性               第7章 神のない宗教
                   第8章 絶対性のない倫理
著者略歴
マーク・C・テイラー(マーク・C・テイラー maaku・C・teiraa)
1945年, アメリカ・ニュジャージー州生まれ. 2007年より, コロンビア大学宗教学部教授. キルケゴール, ヘーゲル研究の初期の成果は、『キルケゴール仮名著作活動』(1975年), 『自己への旅──ヘーゲルとキルケゴール』(80年)にまとめられている. その後は, 建築, 視覚芸術, メディアと情報テクノロジーなどにも関心を拡げ, 『反形状化──芸術, 建築, 宗教』(92年), 『イマゴロギー──メディア哲学』を執筆, さらにデリダの強い影響のもと, 『さまよう──ポストモダンの非/神学』(邦訳, 岩波書店, 91年), 『ノッツ──デリダ, 荒川修作, マドンナ, 免疫学』(法政大学出版局, 96年)などを刊行, 脱構築神学の旗手と目される.
須藤孝也(ストウタカヤ sutoutakaya)
1974年, 生まれ. 97年, 一橋大学社会学部(社会学専攻)卒業. 2000-02年, 日本学術振興会特別研究員DC2. 2010年, 一橋大学大学院社会学研究科博士課程社会学専攻修了, 『キルケゴールと「キリスト教界」』(創文社, 2014年)によって学位取得. この間, セントオラフ大学キルケゴール・ライブラリー, コペンハーゲン大学主体性研究センター, ロンドン大学ヒースロップ・カレッジなどにて客員研究員を歴任. 2014年より日本学術振興会特別研究員PD. 電気通信大学, 白梅大学非常勤講師.
タイトルヨミ
カナ:カミノアトニ Ⅰ
ローマ字:kaminoatoni Ⅰ

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