近刊検索 デルタ

2018年2月23日発売

ぷねうま舎

出版社名ヨミ:プネウマシャ

生命の倫理と宗教的霊性

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内容紹介
自然環境の破壊が進み、次の世界戦争すら取り沙汰される時代に、「生命の倫理」はその基礎をどこに求めればよいのか。いのちを育む宗教的霊性の息吹をどこに汲めばよいのか。芸術、哲学、宗教の三つの位相にわたってこの問いを探求するべく、七人の著者がスクラムを組んだ。

モーツァルトの音楽、日本の仏教美術、中世の『創世記』写本にいのちの調べを聴き、アシジのフランシスコ、ノリッジのジュリアン、マイスター・エックハルトらの宗教思想に霊性のあらわれを読み、西田幾多郎、ハンス・ヨナスの哲学に隘路を突破するための戦略を学ぶ。
目次
 序 いま、問われる命から〈いのちの宗教的霊性〉へ   
  Ⅰ 〈いのちの霊性〉の芸術                     
 第一章 霊性の道としての音楽              
 第二章 フランスにおける日本仏教美術研究への概観       
 第三章 中世文学作品における「いのち」の表れ      
   Ⅱ 「命の倫理」をひらく
 第四章 悲哀と表現                
 第五章 エックハルトにおけるペルソナ性と非ペルソナ性   
 第六章 ハンス・ヨナスの倫理学における「乳飲み子」の意義  
   Ⅲ 〈いのちの霊性〉と「いのちの宗教哲学」                      海
 第七章 アシジのフランシスコとマイスター・エックハルトにおける「貧しさ」                          
 第八章 神との出会いに養われるいのち            
 第九章 「生命(いのち)」の宗教哲学の可能性〈と〉「いのち」の宗教的霊性   
著者略歴
海老原晴香(エビハラハルカ ebiharaharuka)
白百合女子大学専任講師.
長町裕司(ナガマチユウジ nagamachiyuuji)
上智大学文学部哲学科教授
森 裕子(モリヒロコ morihiroko)
上智大学神学部神学科准教授
タイトルヨミ
カナ:イノチノリンリトシュウキョウテキレイセイ
ローマ字:inochinorinritoshuukyoutekireisei

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