近刊検索 デルタ

2020年2月29日発売

共和国

ナショナルな欲望のゆくえ

ソ連後のロシア文学を読み解く
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内容紹介
ゼロ年代のロシア文学とはなんだったのか。ソローキンなど数々の翻訳で知られる著者の初の単著にして、待望の現代ロシア文学論。
ソ連崩壊後のロシアでは、国家の形だけでなく文化や文学も多様化する。本書は90年代ロシアの新しい潮流として影響力を持った《ポストモダニズム》を軸に据え、ゼロ年代にいたる多彩なロシア文学の歩みを「一つの物語」として読む試み。現代思想やチェチェン戦争の影響など、現代ロシア文学をアクチュアルに一望する。

装幀:宗利淳一/装画:田辺耕世
目次
序章 ロシア・ポストモダニズムとは何か
 
第1章 ポストモダン的「空虚」の諸相
 
第2章 現実とノスタルジーの狭間で――「新しいリアリズム」の台頭
 
第3章 ザハール・プリレーピン、あるいはポスト・トゥルース時代の英雄
 
第4章 再定義される社会主義リアリズム――エリザーロフ『図書館大戦争』
 
第5章 交叉する二つの自由――自由の探求から不自由の自由へ
 
第6章 アイロニーの終焉――ポストソ連ロシアにおけるチェチェン戦争表象
 
第7章 身体なき魂の帝国――マムレーエフの創作における「我」の変容
 
第8章 ナショナルな欲望の再(脱)構築――二〇〇〇年代以降のソローキン
 
終章 ロシア文学のゆくえ
  


  参考文献

  あとがき
著者略歴
松下隆志(マツシタ タカシ matsushita takashi)
1984年、大阪に生まれる。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。 訳書に、 ザミャーチン『われら』(光文社古典新訳文庫、2019)、 ウラジーミル・ソローキン『テルリア』(2017)、 同『親衛隊士の日』(2013)、 同『青い脂』(共訳、2012、以上河出書房新社) など多数がある。
タイトルヨミ
カナ:ナショナルナヨクボウノユクエ
ローマ字:nashonarunayokubounoyukue

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共和国の既刊から
ニコ・ベズニエ/著 スーザン・ブロウネル/著 トーマス・F・カーター/著 川島浩平/訳 ほか
アーノルド・ゼイブル/著 菅野賢治/訳
本日のピックアップ
シーエムシー出版:森川敏生 
北大路書房:コーシン・ペイリー・エリソン マット・ワインガスト 小森康永 栗原幸江 ほか
みすず書房:ロラン・バルト 三好郁朗 
技術評論社:リンクアップ著小川ひとみ監修 
コロナ社:電子情報通信学会 益一哉 天川修平 

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