近刊検索 デルタ

2019年12月20日発売

ちとせプレス

出版社名ヨミ:チトセプレス

薬物依存からの「回復」

ダルクにおけるフィールドワークを通じた社会学的研究
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内容紹介
薬物依存者として生きていく
民間リハビリテーション施設「ダルク」におけるフィールドワークを通じて,薬物依存からの「回復」のプロセスとその意味内容を記述し,社会学的に考察。「自分でどうにかして生きていく」ことだけではなく,「何かによって生かされている」ことも可能な社会のあり方とは。
◎補論として,4人のライフストーリーを収録。
目次
序章 本書の問題関心
第1章 ダルクとはいかなる場所なのか?
第2章 薬物使用における〈止める‐プロセス〉の検討
第3章 調査概要
第4章 「回復」に向けた契機としての「スリップ」
第5章 「回復」と「仲間」――ダルクにおける生活を通した「欲求」の解消
第6章 「回復」のプロットとしての「今日一日」
第7章 「回復」における「棚卸し」と「埋め合わせ」
第8章 ダルクベテランスタッフの「回復」
第9章 「回復」を巡るコンフリクト
終章 「回復」を支える社会のあり方
補論 ダルクメンバーのライフストーリー
著者略歴
相良 翔(サガラ ショウ sagara shou)
2018年,中央大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程修了。 現在,埼玉県立大学保健医療福祉学部社会福祉子ども学科助教。 [主要著作] 相良翔,2018,『自分を信じることから「立ち直る」―向き不向きよりも前向きに』セルバ出版. 南保輔・中村英代 ・相良翔編,2018, 『当事者が支援する―薬物依存からの回復 ダルクの日々パート2』春風社. 相良翔,2013,「ダルクにおける薬物依存からの回復に関する社会学的考察―『今日一日』に焦点をおいて」『福祉社会学研究』10: 148-170. 相良翔・伊藤秀樹,2016,「薬物依存からの『回復』と『仲間』―ダルクにおける生活を通した『欲求』の解消」『年報社会学論集』29: 92-103. 相良翔,2017,「更生保護施設在所者の『更生』―『更生』における自己責任の内面化」『ソシオロジ』62(1):115-131.
タイトルヨミ
カナ:ヤクブツリョウホウカラノカイフク
ローマ字:yakubutsuryouhoukaranokaifuku

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